『カリフォルニア・ドールズ』やっぱ素晴らしい | そーす太郎の映画感想文

そーす太郎の映画感想文

しれっとネタバレしたりするんで気をつけてください。

 

 

 


キネカ大森で「カリフォルニア・ドールズ」と「合衆国最後の日」の2本立てを観てきました~。
この2本立てと言えば、シアターN渋谷を思い出しますね。。シアターNの閉館の二日前に僕ははじめて「カリフォルニア・ドールズ」を観たのですが、もう号泣してしまいましたよ。まぁみんな泣いてましたけどね。で、今回キネカ大森でまたカリフォルニアドールズが観れるということでもう一回”当てに行った”んですが、やはり素晴らしかった。



この映画ってもうグッとくる要素がきっちり散りばめられてるし、なんといってもクライマックスの引力はすさまじいし、観たあとにわりとまじで「生きてて良かった!」「またこいつらに会いたい!」って心底思えるんですよね~。

この3人の不思議な絆というか、チーム感に萌えるし、屈辱からのワンスアゲイン(様々なK.U.F.U.を駆使)、最後は気力の腕っ節で勝つという、この要素もう大好きだし、ちゃんとおっぱい出るし、文句ないじゃないですか!

個人的にこの映画はやっぱり今の日本アイドルの構造に凄く似てると思うんですよね(宇多丸さんもD.O.AKB評で挙げていらっしゃいましが)。しかもD.O.AKB監督の高橋栄樹監督もこんなことをおっしゃっています  ドールズが泥んこのなかでおっぱいベローンで屈辱的な泥試合をさせられたあと、マネージャーにキレて「もう試合なんかせんわっ!ヽ(`Д´)ノ」ってなるんですけど、結局やっぱり戻ってきて、そこからそれをバネにワンスアゲイン!っていうこの場面。運営からの負荷にまけじと頑張る、負荷に負けそうになる、でも辞めない、なぜか?すべてはこの映画の"ラスト"のような、この瞬間のため。これって初期ももクロとかAKBの体質にすごく近いと思いました。 まぁでもD.O.AKBのときにも思ったけど、これちょっとこわい体質でもあると思うのですが。でもやる以上はこの映画のように最後の最後に掴み取って欲しい。今の日本型アイドルの答えはこの映画にあると思う!なので今日本にいるアイドルにはぜひ観て欲しい。BUBKAとかがアイドル集めて上映会とかしてほしいわ。






そしてしかも、僕が人生2回目のカリフォルニアドールズを観た、その日、武道館では小橋建太の引退試合がっ!(´;ω;`)イキタカッタ!




お疲れ様でしたっ!(´д`)
・・・というのもあって、よけいにグッときちゃいましたよ。



おわり。