ヒッチコック
正直あんま観る気なかったけどムービーウォッチメンで当たったので行ってきました。「サイコ」の制作秘話的な作品でしたのでこのタイミングで「サイコ」を見直したのですが、やっぱおもしろいですねぇ。僕のベストヒッチコックは「鳥」なのですが、その次くらいに好きです。 本作の感想ですが、まぁHUTSU~ふつう~でした!そもそもあんまりデカイ展開がないですし、なにがなんでもこの「サイコ」を撮りたいのだというヒッチコックの思いというか、いっちゃえばドラマ性に乏しいなぁという印象でした。妻であるアルマ側のお話が多いのですが、もう少しヒッチコック自身の内面を描いても良かったのでは。。スカーレット・ヨハンソンはここ最近では一番キレイなのでは!ってぐらいゴージャス感あってよかったです。
有名なシャワーシーン。おっぱいは見えませんでした(´・ω・`)もうちょっとサービスしてよ~
そんなに大きな展開やヤマ場はないものの、そんなに退屈しませんでしたし、全体的には楽しんでみましたよ。ちょいちょい出てくる小ネタやトリビア的なものは「あ~これね!」みたいなものや「へ~こんな話し合ったんだ」的な感じで楽しかったです。かる~い気持ちでさらっと見るにはいいかもです。
コズモポリス
クローネンバーグ新作ということで行ってきました。新宿武蔵野館で観たのですが、かなり埋まってました(°д°)ビックリ タイトルや予告からはSF色の強い、いっちゃえばアクションものぐらいに思ってましたけど、予想とは大きく違った映画でしたよ!成功した投資家エリックを演じるロバート・パティンソンがリムジンに乗って、金融パニックが起きているマンハッタンを移動するというもので、行き先は床屋。劇中でエリックは様々な人と会い会話を繰り広げるのですが、その会話の内容がものすごく哲学的な難しくそして延々とナガーイ小難しい会話を繰り広げるという感じでした。正直あんま好きじゃないタイプの映画というかむしろ嫌いなタイプの映画ですが、クローネンバーグの力なのかどこか面白みがあって最後まで見れました。要所要所でセックスとか入れてくれてたのがデカかった!ナニイッテンダ 前半はまぁだるかったです正直。ですが後半、ポール・ジアマッティが出てきてからすごくおもしろくなってきた。というか床屋に行ってからですかね。「非対称」という言葉が後半ものすごく出てくるのですが、ジアマッティはまさにパティンソンの非対称、アシンメトリー。いわばもうひとりの自分?と解釈しましたが。非常にスリリングでそしてポール・ジアマッティがやっぱすげぇいいんですよね。かわいいんですよ(´∀`)マジデ ただラストの解釈というか・・・で、ジアマッティはパティンソンを殺そうとしているわけですが、パティん損はジアマッティを殺そうとしない、むしろ受け入れ態勢というか。(もうひとりの自分だから?) この映画、正直結局なにを言いたいのか結論が、ぶっちゃけまだよわかんないです。ラストのラストも結局。。って感じで。。 武蔵野館けっこう埋まってたんですけど、両サイドは爆睡してまして、エンドロール始まった瞬間半分以上が速攻で出て行ったので、やはり観る人を選ぶのでしょうか。。僕個人的には、おもしろいところもあったけど、あんま好きじゃねぇなってかんじです。でも、一見の価値はありですよ!