『横道世之介』 160分
あらすじ: 長崎県の港町で生まれ育った横道世之介(高良健吾)は、大学に進むために東京へと向かう。周囲の人間を引き付ける魅力を持ち、頼まれたことは何でも引き受けてしまう性格である世之介は、祥子(吉高由里子)から一方的に好かれてしまう。しかし彼は、年上で魅力的な千春(伊藤歩)にぞっこんで……。(シネマトゥデイより)
予告 :
この映画、予告の時点では、まったく観る気がなかったんですよ。むしろ、「はいはい、また無駄に長尺の日本映画ね(。-∀-)ヤレヤレ」と正直ちょっとバカにしてました。Twitterで花くま先生や中井圭さんやア↑コガレ師匠が絶賛していたのと、TL上の評判が賛否の両方とも激烈だったので、時間もできたし観てみるか・・てか160分かよ!!長いな!!(。-∀-)ヤレヤレ と、思いながら渋谷HUMAXシネマに行ったわけです。
でも、観終わった後、涙を拭きながら、こう思ったわけです。
「横道世之介、ナーメテーター!」この曲とともに・・・
『タマフル』でナーメテーターという企画をここ最近やってましたが、こういう時にナーメテーターを使うのか!!と思った次第です。 とにかく、完全にやられましたし、もう完全に僕はこの映画がはっきり好きになってしまいました(*゚▽゚*)
今回書きたいのは、お話の中身じゃなくて、今回のナーメテーターことに関して。正直、今回ほど期待値と、観てからの感激度との差が激しかったことはないかもしれないのです(良い意味で)。 今回で本当に思ったのは、「観てもないのに、その映画をバカにしたりするのはもう絶対にしない!( ̄^ ̄)ドヤッ」ということ。ほんと反省しました。これは「横道世之介」だけの話ではなく。正直観る前から「絶対観ないなこれは。」と決め付けていた、内心めっちゃバカにしてた、そんな映画が、こんな大切な映画になるとは!そして、こんなに心に響くとは! なんというか、映画の内容以前に、ほんとに良い映画体験をした感がすごく残りました。
内容については、まだあんまり触れる気はないのですが、少なくとも、世之介たちと同じ時期にいる僕には、ベタですが一日一日をちゃんと生きようと、この時間はもう二度と戻ってこないのだから、とホント思いました(´-ω-`) 今ここにいることを感謝しなきゃなぁ。とかなんかいろいろ考えてしまいました(。-∀-)ナニイッテンダオレ・・
登場人物の実在感とあるある感そしてア↑コガレ描写がいい感じに混ざり合ってて。キャラクターがちゃんと生きてる感じが。
「お前、童貞?」「ど、ど、童貞じゃねーし!(><)」というこのシーン、これは俺らかよ!(。-∀-)アルアル という感じで、その他にも、俺がいる感というか。実在感。だからこそ、後半、あることを知らされてからの世之介が、登場人物がきらきらと見えて来て、なんか気づいたら泣いてました。よ。
吉高由里子のキャラクターを良しとするか否かで賛否別れたりしそうなのかなぁなんてちょっとおもったりします。が、ぼくはこのハンバーガー屋のシーンでひっさびさに吉高由里子イイな(´∀`)なんて思いました。
あと、どうでもいいですが、なんかいい感じに肉がついてて、なんかえろくなってました吉高さん。脱いでた蛇にピアスのときよりえろかった、むちむちでしたよ!(。-∀-)ヨシタカサ‐ン!!
この映画、賛否がパックリ分かれるタイプの映画ですたぶん。
僕は大好きな映画になりました。
今年、邦画あんまみてないけど、「フラッシュバックメモリーズ3D」か「横道世之介」か、ってかんじです。
おわり。