皆さん、こんばんは!
相談員のTAROです。
今日はそこそこ暖かかったですね♪
暖かくなると、花粉症が気になりますが、皆さんはどうですか?
僕は杉の花粉はそうでもないので、まだ大丈夫といった感じですが…、
スギ花粉の後の桧花粉にやられるんです(゚Д゚;)
今のうちから薬でも飲んでおこうかなぁ~なんてことを考えている今日この頃です。
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さて、今日は1日研修の日!!
新宿にある「あいおいニッセイ同和損保新宿ビル」にて行われた東社協の『生活相談員研修委員会 全体会』に行ってきました。
今回のテーマは…
『地域を支える社会福祉法人~地域のシステムとして機能するために高齢者福祉施設のあり方を考える~』
と題して、午前中に淑徳大学総合福祉学部教授である、結城康博先生。
午後にはスキルアップ研修会や先日の当法人内研修でもご尽力をいただいた、東京家政学院大学の西口守先生のお二人の講師(なんて豪華だ♪)の講演を聞いてきました♪
このお二人に他には、僕も参加したことのある『生活相談員スキルアップ研修会』の各グループの発表が…。
(スキルアップ研修会とは)
「ソーシャルワーク」「スーパービジョン」「ケアマネジメント」「リスクマネジメント」の4グループに別れ、事例の考察や生活相談員に役割について、生活相談員業務指針(東社協発の生活相談員向けの参考書のようなもの)と並行しながら、場面ごとの知識や手順、施設相談員としての基礎を学ぶ研修会で、相方のKouも参加している(今は包括職員だけど…)研修会です。
この4グループの発表もクオリティーの高いものでした(刺激になるなぁー)。
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それでは、結城先生と西口先生の講演のダイジェストです…。
【結城先生・西口先生の講演より】
(ご存知の通り、社会福祉法人は法人税が非課税[例えば、1000万円の収益があった場合、NPO法人や株式会社の場合400程度が税金として扱われ、利益は600万円、一方で社会福祉法人は1000万円まるまるが収益となる]となっていますが…)
◆介護保険事業を回すこと→営利目的の企業でもやっていることであって、社会福祉法人に特化したものではない。
◆実際、『株式会社を特養に参入させた方がよい』という議論が起こっている現状もある。
では、法人税非課税である私たち社会福祉法人に求められている(生き残っていくために必要な)ことって…
それは…
『地域貢献』
地域にはいち早くサービスを利用しなければならない高齢者(制度の狭間に埋もれている日の当たらない高齢者。例えば、施設の入居判定委員会で上がってこない、いわば誰にも気づかれることなく孤独死に至ってしまうような高齢者)が存在しています。
施設の生活相談員はここにスポットをあて、施設内のみならず、周辺地域の高齢者のソーシャルワーク機能を担う存在、いわゆる『地域のコミュニティーワーカー』的な存在になることが求められているとのことでした。
私たち社会福祉法人の元々の使命って、弱者救済であったり、心であると私は思っています。
西口先生が声を大にして言っていたこと…
『あなたは、見捨てられも、見放されも決してしない。』孤独や孤立の中にいる人はこの言葉を最も望んでいるのではないでしょうか?
福祉人として身にしみる言葉でした。
介護保険事業を行っていくことも大事なことですが、私たち社会福祉法人の存在意義を今一度考えさせられる素敵な研修会でした。
ともあれ、結城先生、西口先生、スキルアップ研修会の受講生の皆さん、今日は本当にありがとうございました(^^ゞ