リブログ”抗うつ剤や精神薬への誤解” | 鬱で陽キャでアホなのよ!

鬱で陽キャでアホなのよ!

50代♀のウツ病日記。
パニック・解離性障害(昏迷・健忘・運動障害)・PTSDあり。

子供3人、孫1人ですが
会えません。
彼(奴)は軽い鬱&アルコール依存症
奴とのバカエピソードもアリ!笑        Byほし

少し長くなります!

noaさんのブログをいつも
読ませて貰ってますが

今回の記事も私は同意見です。

抗うつ薬が悪者のように書かれている書物もあるし
ネット上でも間違った認識を
広めている人たちがいる。


実際に奴も薬飲んでても意味ないんじゃないかと
最初は言ってたんです。
薬を増やされるだけだろ?
って。

でも実際は抗うつ薬1錠
抗てんかん薬1錠のまま

調子いいなら
抗うつ薬は半分に割って飲んでいいと言われてました。


それで
奴は、調子が良くなって
治ったと自己判断して
断薬してしまってました。


量も少なく
離脱症状も起きず

順調だったんですが

私はしばらくは先生と相談しながら
減薬して
様子を見たら?と言ってたので

また鬱に落ちるかも・・・
と不安があり


やはり数ヶ月で予想通り
イライラが強まり
顔が痙攣したり・・・
感情の起伏が激しくなってきた。

仕事が忙しいのもあり
朝も起きられなくなって
疲れも取れない状態になりました。

そして、また抗うつ薬を飲み始め

少し楽になってきたらしいです。


治ったと思っても
薬が効いてて調子が良くなってる場合

抗うつ薬の効き目が無くなれば
また鬱に陥るのは
目に見えてます。

また、鬱は
1年の間にも波があって
調子が良い時、落ちる時があるので

調子がいいからって
薬をやめてしまったら
調子が悪い時に更に反動も大きくなります。

薬を飲んでいても
調子が良い時は普通に行動できたりするし
調子が落ちれば動けなくもなるし
意欲低下や様々な症状もキツくなるので
その時その時で
薬を調整しながら様子を見て

断薬するなら一年くらいは
薬を減薬しつつ
様子を見ていく必要があるそうです。

私は抗うつ薬を夜に2錠飲んでて
朝は2日に1回飲んで
次回からは朝の抗うつ薬は
出されなくなる予定です。

地味に減薬していかないと
一度に断薬すれば
離脱症状が強く出たりする人もいるでしょうし
それでまた調子を崩し
再度投薬にもなる。

自己判断での断薬は
再発率が高いらしいです。

奴のように
勝手にやめれば
また不安定になり
また抗うつ薬を飲んで

その繰り返しでは
余計に寛解には至らず
長引く原因にもなる。

やめたいなら
医師ときちんと相談しながら
減薬していって

イライラ時の頓服を処方して貰ったり
漢方薬を処方して貰ったり
対処しつつ
気長に時間をかけて
断薬を目指す方が良いと思います。


お酒を突然やめたら
離脱症状が強く出る。
少しずつ減らしていく方が
離脱症状が出にくくなる。

断酒してのアルコール依存症治療は
イライラの頓服(セルシン等)を
かなり出されます。

それと似た感じに捉えるといいのかな?と・・・

医師は薬を出すだけ!
と言っても
知識があって症状を診ながら
調整してくれてるのに

医学に詳しくもない者が
自己判断で治った、治ってないを
判断もできないし
薬の効果や副作用も知った上で
医師は薬を処方してるので

医師に相談もなく
勝手にやめて
半年くらいしたらまた通院してくる患者が
意外と居るそうです。

奴は勝手に断薬したのは
2度目。

だから、心配してたんです。

数ヶ月調子がいいからって
勝手に断薬してると
またぶり返すよー!
って。

きちんと治ってないから
調子を崩して当たり前なんです。

半年くらい調子が良くても
治ったと思わない事です。

私は冬場によく調子を崩し
落ち込みが酷くなってました。


元気な時には外出したり
遊びに行けるので
鬱とは思われないくらいですが
落ちると気力がなくなり
外にもあまり出られなくなったり
不眠や過眠が酷くなったりもします。

不安定だと
パニック発作や解離性障害も
起きやすくなり
何もやる気が起きなかったり
マイナス思考にも陥る事もあります。


昔に比べ
今は随分と前向きな気持ちになって
希死念慮も消えてますが
体には症状が出るので
背中が痛んだり
頭痛や吐き気、目眩、微熱等も出たり
急に人と会いたくなくなったりもします。

薬に頼るな!
とか
精神薬は飲まない方がいいとか

それは病気じゃない人からの
勝手な押し付けだと思います。

躁鬱や統合失調症も
断薬すれば
悪化を辿る事になるし

勿論、鬱もそうです。

私のように
治りにくい反復性うつ病もあります。

私は断薬を目指してません。
減薬はその時々でしながら
出来るだけ鬱の波を小さくしていき
普通に近い生活が出来る状態を目指していくことです。

軽度のうつ病もあれば
中等度、重度のうつ病もあります。

治る治らないも
人それぞれ。

私は中等度です。


断薬して鬱が治った!なんてのも
たまに見かけますが
初期の軽度の鬱か
一時的な鬱状態で鬱病と診断された人なのかも?

と思ったりもします。

その人の訴え次第で
診断名が変わる事も
程度が変わることも有り得るので。

日常生活が困難な私は
抗うつ薬でなんとか救われてると言えます。

副作用が少ない薬もありますし
薬が合う合わないも
人によって違うので
その辺も医師と相談しつつ
調整していくだけでも
期間はかかります。

そんな簡単に治るなら
20年以上も困難な生活をしてませんよ。

健康で居たいですよ。

鬱を良くしたいなら
とにかく焦らないこと。
無理しないこと。
きちんと通院して薬を飲み
抗うつ薬に抵抗があれば
漢方薬を出してくれます。
効き目は弱いけど、妊娠を望む人なんかは
漢方薬処方に切り替えてもらってたりします。

世間での悪いイメージを
そのまま受け取って
医師の言うことを聞かない患者って
厄介だと思いません?

他の病気なら
ちゃんと薬を飲んで
精神薬は必要だと言われても飲まない。

そういう所に偏見
意識の偏りがあると感じます。


薬について不安なことがあれば
医師に聞くことも大事な事だと思います。

肝臓に負担がかかっていないか調べたければ
血液検査もしてくれます。

脳に直接働きかける抗うつ薬
SSRI、SNRI、NASSAと
どんどん薬の種類も増え
良くなってきてます。

薬だけでなく
勿論、カウンセリングや
認知行動療法、作業療法
マインドフルネスや
アンガーマネジメント

色んな自分に合ったものを
組み合わせて
改善に向かって努力していけばいいんじゃないかな?

また、自分なりの癒しや
趣味を見つける事も大事で

生活の中で苦しさばかりに目を向けず
笑顔になれる事を見つけていけると
いいですよね。

今、希死念慮を抱えている人も

きっと私のように笑える時が来ると
信じていたいです。

私も同じ地獄に居たから
消えたいと日々思っていたから

生きてて良かった!
と思える日がいつか来ると思って
焦らず諦めず

苦しい人は
とにかく心も体も休ませましょう。
脳が正常に働かないんだから
脳を休ませないと!

鬱の苦しみは、なった人にしか
わからないからね。

自分を責めず
自分に優しくあって欲しいと思います。


心の病って言うけど
脳の病だから。


それを知らない人が
気の持ちようで!
なんて言ってても
周りからはそう見えるんだろうね!
知らないからだね!
知識もないだろうからね!

って、サラッとスルーして
気にしないで過ごしたいですね!


私はまだまだ過眠期のままで
日曜日も背中の痛みと
少し過呼吸になりましたが
メンタルはそんなに落ちずに
落ち着いてます。

体は少々しんどいけど
腹筋は欠かさずやってます!

エアプランツも
管理が難しいけど
それも気を紛らわせてくれてるのかな?