こんにちは。

 

ゴールはあるのに、なぜか現実が動かない。
頑張っているのに、同じところをぐるぐる回っている氣がする。

それは、努力や意志の問題ではなく、意識や思考の「使い方」――いわば内側のOSが、今の現実に合った設定のままだからかもしれません。
 

このブログでは、現代氣功とコーチングをベースに、意識・思考・選択を整え、情報空間から現実を動かしていく方法をお伝えしています。

 

心や身体、そして認識が整うと、人生は力づくで変えなくても、自然に動き始めます。

あなたが理想の未来やゴールを「がんばって目指す」のではなく、無理なく選び取れる状態になるための視点と実践を、わかりやすくお届けしていきます。

 

 

 

    

今回は、

【第5シーズン 第4記事】

利他性はなぜ力になるのか

についてです

 

 

 

お品書き

 

  1. 利己と利他は対立するものなのか
  2. なぜ利他的なゴールは強いのか
  3. 統一理論から見る利他性
  4. 不安定性最小化という視点
  5. より大きな自分という感覚
  6. まとめ

 

 

第5シーズン?ってという方はこちらをご覧ください。

 

 

今回は、前回の続きで、「4.不安定性最小化という視点」からになります。

その前に、前回の振り返りをしようと思います。

 

 

 
 
 

 

前回のおさらい

 

ここまで、「利他性はなぜ力になるのか」というテーマで見てきました。

 

私たちは普段、「自分のために生きること」と「誰かのために生きること」を、別々のものとして考えがちです。

ですが前半では、それほど単純な話ではないことを見てきました。

 

まず、利己と利他は対立するものではなく、どこまでを「自分」と認識しているかの違いでもある、ということを見てきました。抽象度が低いと、自分のことしか見えません。

 

しかし、抽象度が上がると、家族や仲間、地域や社会とのつながりも見えるようになります。

すると、自分の利益と周囲の利益が、必ずしも別々ではないことに氣付き始めます。

 

また、利他的なゴールが強い力を持つ理由についても見てきました。

人は、自分一人のためだけよりも、より大きな目的や意味とつながった時に、大きなエネルギーを発揮することがあります。

 

さらに、第3シーズンで扱った「縁起」の考え方ともつながるように、私たちは決して孤立した存在ではなく、さまざまな人や環境との関係性の中で生きていることも見てきました。抽象度が上がるほど、こうしたつながりが見えやすくなります。

そして、全体を活かそうとする視点が、自然と生まれやすくなるのです。

 

では、さらに視点を広げてみるとどうでしょうか。

なぜ利他的な視点は、私たち自身をより安定させ、大きな力を発揮できるようにするのでしょうか。

ここからは、「不安定性最小化」という考え方と、「より大きな自分」という感覚について見ていきましょう。

 

 

4. 不安定性最小化という視点

 

もう少し身近な例で考えてみましょう。

 

自分だけが得をしようとしている時、私たちは無意識のうちに、周囲との比較や競争へ意識が向きやすくなります

すると、

  • 「損をしたくない」
  • 「負けたくない」
  • 「奪われたくない」

という感覚も生まれやすくなります。

もちろん、競争そのものが悪いわけではありません。

ですが、常に警戒し続ける状態は、心にも身体にも大きな負荷をかけます。

 

一方で、

全体が良くなる方向を考え始めると、見える景色が少しずつ変わります。

周囲は競争相手だけではなく、協力できる仲間としても見え始めます

すると、比較や防衛に使っていた意識を、創造やゴール実現へ向けやすくなります

 

利他性とは、自分を犠牲にすることではありません。

より大きな視点から全体を見て、不要な葛藤を減らしていくことでもあるのです。

 

ちなみに、認知科学者の苫米地英人博士は今年、数理モデルを用いた研究の中で、「利他性こそが生命や知性の進化を促す重要な原理である」と論じています。博士によれば、個体単位の利益だけを追求するシステムよりも、より大きなネットワーク全体を活かすシステムの方が、長期的には高い発展可能性を持つと考えられるのです。

 

この見方に立つと、利他性とは単なる道徳ではありません。

抽象度を上げ、より大きなシステムの一部として自分を捉えることで生まれる、認識の変化とも見ることができます。

 

 

5. より大きな自分という感覚

 

手の指は、それぞれ別々に見えます。

ですが、身体全体から見れば、すべて同じ自分の一部です。

 

同じように、抽象度が上がると、私たちは他者とのつながりも見えるようになってきます。

もちろん、自分と他人が完全に同じという意味ではありません。境界はあります。

ですが、境界しか見えていなかった状態から、つながりも見える状態へ変わっていくのです。

 

近年では、生物学や認知科学の分野でも、協力や利他性が進化に果たした役割が改めて注目されています。

生命は競争だけでなく、協力によっても発展してきました。

  • 細胞同士の協力
  • 家族や集団での協力
  • 社会という仕組み

私たちの周りを見ても、完全に孤立した存在だけで成り立っているものはほとんどありません。

もしそうだとすれば、利他性とは単なる道徳ではなく、生命が持つ自然な方向性の一つなのかもしれません。

 

抽象度が上がるほど、「自分」と「他人」の境界は少しずつ柔らかくなっていきます

利他性とは、自分を犠牲にすることではありません。

より大きな自分を大切にすることなのかもしれません。

 

 

6. まとめ

 

今回は、「利他性はなぜ力になるのか」について見てきました。

 

利他性とは、誰かのために我慢することではありません。

抽象度が上がり、より広い視点から世界を見られるようになった結果として、自然に生まれてくる認識の変化とも言えます。

 

そして、その視点は、人生の選択やゴールにも大きな影響を与えます

 

 

次回は、「自分」という境界そのものについて見ていきます。

私たちが当たり前だと思っている「自分」と「他人」の境界は、本当に絶対的なものなのでしょうか。

抽象度という視点から、さらに深く探っていきましょう。

 

 

 

あなたは最近、誰かのために行動したことで、結果的に自分自身も嬉しくなった経験はあるでしょうか。

もし思い当たることがあれば、ぜひコメント欄で教えてください。

その体験の中に、今回お話しした「利他性」のヒントが隠れているかもしれません。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでくださいまして、どうもありがとうございました。
最後までお読みいただいたささやかなお礼として、このページを見ながらあなたの体や心の痛みを思い浮かべると、それが軽減されるようなヒーリングを施しています

 

 

 

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