時間は邪氣がつくる？エントロピーと情報空間の秘密④

こんにちは。

現代氣功（氣幸）を活用し、あなたの心と身体の健康を整え、さらに理想の未来と夢（ゴール）の実現をサポートする氣功師のTakahiroです。

このブログでは、現代氣功、クンダリーニヨガ、コーチング、食に関する情報を通じて、あなたが理想の未来とゴールを実現するための理解を深め、実践的なアプローチをお伝えしています。

今回は、

時間は邪氣がつくる？

エントロピーと情報空間の秘密

についてです

お品書き

今回は前回までの続きで、「8.まとめ」になります。
その前に、前回までの振り返りをしようと思います。

前回までのおさらい

1章では、私たちが普段暮らしている「物理空間」と、思考や感情、イメージが存在する「情報空間」という二つの領域があり、それらが互いに影響し合っていることを示しました。

2章では、物理空間におけるエントロピー（秩序の乱れ）が増大することで、私たちが「時間の流れ」を実感していることを解説しました。氷が溶ける、部屋が散らかる、身体が老いていく――これらはすべて、時間が進んでいる証拠です。

3章では、情報空間におけるエントロピーは逆に「減少」していく性質があることを示しました。経験や思考が抽象化され、情報が整理されていくほど秩序が増し、より高い視点から世界を扱えるようになります。

4章では、その情報空間に「邪氣」という存在があることを取り上げました。邪氣は、情報の本来の機能を錆のように阻害し、秩序ある流れを妨げます。その影響は心身の不調や感情の偏りとして物理空間に現れます。

5章では、邪氣があると情報空間のエントロピー減少が阻害されることを示しました。本来なら抽象化や整理によって秩序が増すはずの情報が、邪氣の付着によって混乱し、効率を下げてしまいます。これは学習、身体、感情などあらゆるレベルに影響を与えます。

6章では、「情報が先、物理が後」という視点から、邪氣が情報を歪めることで、臓器の不調や老化、病気、そして死といった現象が物理空間に現れることを整理しました。もしかすると、物理空間に「時間」という概念をもたらしているものこそ邪氣の働きかもしれない、という問いを提示しました。

7章では、邪氣を「物理空間のガーベージコレクター」として捉えました。情報を機能不全にして整理する役割を果たし、その結果として老化や代謝、朽ちていく現象――つまり「時間的プロセス」が生じます。邪氣は一見すると邪魔者ですが、実は物理空間を物理空間たらしめるための必要悪でもあるのです。

この記事では、「邪氣とエントロピー」というテーマで、私の考えを整理してきました。

物理空間ではエントロピーが増大し、情報空間では逆に秩序が整い、エントロピーが減少していきます。

情報空間に存在する「邪氣」は、この秩序化を妨げ、機能不全を起こし、エントロピーを減少させない方向に働きます。

その結果、情報空間での機能不全が物理空間に写像され、身体や思考の機能不全、さらには老化などといった現象を引き起こします。

このように、邪氣は一見すると厄介な存在ですが、情報と物理の両方の空間で機能不全を生み出し、それらを削除の対象とすることで秩序と変化を管理する、いわば宇宙を動かすガーベージコレクターとして働き、私たちの現実を形づくっているのかもしれません。

もし邪氣が情報空間のエントロピーを増大させることで、物理空間の時間を生み出しているとしたら、逆に邪氣を取り除き減らすことで、情報空間の秩序は回復し、エントロピーは減少する方向に働きます。

情報空間の秩序が整うことで、物理空間でも本来の機能が回復し、あたかも時間が逆行したような変化を感じられることがあります。

たとえば、氣功ヒーリングによって情報空間を整えると、以下のような物理空間での変化が期待できます

また、日常生活で意識的に邪氣の影響を減らすことも、身体や思考の老化を防ぎ、時間の流れを健やかに保つ助けになります。

睡眠で浄化する
- 十分な睡眠をとり、身体にたまったゴミ（邪氣）を取り除き、情報空間を再生する
- 寝る前に「今日の不要な思考や疲れを手放す」と意識する
体に取り込むものを整える
- 食べ物、空気、情報など、良質なものを意識して取り入れる
- ネガティブな情報や不要な雑音は控える
周囲からの影響を受けすぎない
- 他人のネガティブなエネルギーを気にしすぎず、距離感を意識する
- 呼吸や軽い瞑想で、情報空間をクリアに保つ