こんにちは。

 

現代氣功(氣幸)を活用し、あなたの心と身体の健康を整え、さらに理想の未来と夢(ゴール)の実現をサポートする氣功師のTakahiroです。

 

このブログでは、現代氣功、クンダリーニヨガ、コーチング、食に関する情報を通じて、あなたが理想の未来とゴールを実現するための理解を深め、実践的なアプローチをお伝えしています。

 

 

 

 

    

今回は、

時間は邪氣がつくる?

エントロピーと情報空間の秘密

についてです

 

 

 

お品書き

 

  1. 物理空間と情報空間

  2. 物理空間におけるエントロピー

  3. 情報空間とエントロピー

  4. 情報空間と邪氣

  5. 邪氣とエントロピー

  6. 情報が先、物理が後の視点

  7. 邪氣は物理空間のガーベージコレクタ

  8. まとめ

 

 

今回は前回までの続きで、「6.情報が先、物理が後の視点」からになります。
その前に、前回までの振り返りをしようと思います。

 

 

前回までのおさらい

 

まず「情報空間」とは何かをお伝えしてきました。
目には見えないけれど、私たちの思考や感情、身体の働きにまで影響している領域がある。
その情報空間が整えば、自然と意識や身体の調和が取れ、日常がスムーズに回り出すということでした。

ところが、その流れを妨げるものが「邪氣」です。

邪氣があると、情報は正しく処理されず、思考や学びが活かせなかったり、身体に不調が出たり、心がネガティブに傾いたりします

ここまでは、この影響を少し具体的に説明しました。

情報空間は本来、経験や思考を重ねることで秩序が増し、抽象的で高い視点の情報へと整理されていきます。

そうなると、まるで高性能なコンピュータのように、少ない資源で複雑な問題もスムーズに処理できるようになります。

でも邪氣が入り込むと、情報は抽象度を上げられず、処理速度も低下し、関数が正しい答えを出せなくなるような状態になる
つまり、情報空間の「秩序」が壊れ、本来の機能が発揮できなくなるのです。


 

6.情報が先、物理が後の視点

 

氣功の基本は、「情報が先、物理が後」という考え方です。
まず情報空間に情報が存在し、それが物理空間に写像されることで、私たちの現実として現れます

ところが、邪氣が付着すると、情報は本来の機能を十分に果たせなくなります


機能が改変されたり失われたりすることで、情報は正しく働けず、場合によっては情報そのものが破壊されてしまうことすらあるのです。

たとえば、肝臓に関する情報が歪められれば、本来の解毒機能がスムーズに働かなくなり、やがて臓器の不調として現れるかもしれません。
あるいは細胞分裂に関する情報が破壊されれば、その結果として「癌」というかたちで物理空間に写し出されることもあるのです。

情報空間におけるこの「情報の死」は、物理空間では「老化」や「病気」、さらには「死」として現れてきます


つまり、邪氣は本来なら秩序が増し、エントロピーが減少していく流れに逆らい、エントロピーを増やす方向に働きます
その結果として、物理空間に現れるのは、「時間の観測」「老化」「朽ちていく現象」といったものなのです。

もしかすると、物理空間に「時間」という概念をもたらし、この世界を「物質世界たらしめているもの」こそ、邪氣の働きなのかもしれません。

 

 

7. 邪氣は物理空間のガーベージコレクタ

 

情報空間は、抽象度によって複数のレイヤーに分かれています


たとえば、マンションの階層のように考えるとわかりやすいでしょう。

  • 上の階ほど抽象度が高く、概念や全体像を扱います
  • 下の階に行くほど具体的な情報が集まり、最下層には物理空間が位置しています。


さらに、その下層には「矛盾」が潜んでいます。
矛盾とは、情報量が多すぎることで本来の整合性が崩れた状態です。
人でいうと、手が3本ある、頭が2つあるといった状態のようなもので、猫が「ワン」と鳴く情報もここに含まれます。

各レイヤーの情報は、より下位の情報空間のレイヤーに写像され、最終的に物理空間に反映されます。

 

ここで邪氣の働きを考えてみましょう。


邪氣は、情報の本来の機能を阻害し、関数のような情報の働きに「錆」を生じさせます
この「錆」は、情報を機能不全にすることで、下層の情報を代謝させる働きをします


つまり、邪氣は情報空間の「ごみ」を整理する、いわばガーベージコレクターのような役割を果たすのです。

 

物理空間に現れる結果としては、老化、病気、身体の不調、感情の偏り、さらには死のような現象です。

  • 人の身体であれば細胞の老化や臓器の機能低下、心身の不調として現れます。
  • 物理的なモノであれば、車の部品が錆びて朽ちていく様子や、建物の劣化も同じ原理です。

このように、情報空間の秩序と秩序の乱れのやり取りが、下位レイヤーで連鎖的な変化を生みます


その連鎖的変化が、私たちの物理空間で観測される「時間的プロセス」として現れると考えられます。

 

つまり、邪氣による情報空間のお掃除が、老化や代謝、朽ちていく現象といった物理空間での変化を生み出している

その視点から、邪氣は単なる邪魔者ではなく、情報空間と物理空間をつなぎ、秩序を保つために不可欠な存在であり、必要悪としてのガーベージコレクターとして機能しているのです。

 

 

今日も、最後まで、読んでくださいまして、どうもありがとうございました。

 

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