こんにちは。


現代気功(氣幸)で、あなたの心と体を健康に、さらに、夢(ゴール)の実現まで応援する氣幸師のTakahiroです。

このブログでは、現代気功、クンダリーニヨガ、コーチング、食に関して、理解を深めていただけるような情報を発信しています。

 

 

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今回は、

情報空間と不完全性定理
と氣幸ヒーリング
についてです。
 
 
 

お品書き

 

  1. 不完全だから書き換え可能
  2. うそつきのパラドックス
  3. 証明された情報空間の不完全性

 

 

 

1.不完全だから書き換え可能

 

今日は「情報空間の情報が不完全である」というテーマについてお話しします。

 

氣幸の基本的な考え方は、「共感覚による内部表現の書き換え」です。

内部表現を書き換えるには、Rゆらぎ(対象を意識に上げること)が必要です。

 

共感覚とは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感を通じて氣(情報)を感じることを指します。

言い換えれば、五感を使って情報空間の情報をやり取りすることとも言えます。

 

内部表現とは、情報空間に存在するあなた自身の宇宙、つまりあなたが脳内で描いている世界そのものを意味します。

 

情報空間にある情報には常に不完全さが含まれています

不完全さとは、情報が真か偽かの判断がつかない状態のことです。

 

氣幸ヒーリングは、この不完全な情報に対してアプローチ(Rゆらぎ)し、変化を起こす(内部表現を書き換える)プロセスです。


以前に「あなたは毎分毎秒生まれ変わっている」という記事を書きました。

※過去の記事はこちらをご覧ください。

 

最新の物理学によれば、時間には最小単位(プランク時間)があり、時間は連続的ではなく、離散的であるとされています。

 

これは、パラパラ漫画や映画のように、場面ごとのフレームが連続しているように見えるものの、実際には個別の場面が積み重なっているという考え方です。

 

このプランク時間は、5.391×10-44秒です。

したがって、厳密には毎分毎秒ではなく、プランク時間ごとに私たちは生まれ変わっていると言えます。

 

あなたは、前の場面から次の場面へと情報空間でコピーされています。

そして、コピーが不完全であるからこそ、その間に書き換えが可能になるのです。

 

 

2.うそつきのパラドックス

 

では、情報空間の情報の不完全性を、具体例を使って説明します。

「うそつきのパラドックス」は、自己言及することで生じる矛盾を示す古典的なパラドックスです。

 

 

【うそつきのパラドックスの説明】

■「私はうそつきです」と言う人が本当にうそつきなら: 

  • この人は嘘をついているので、この発言自体が嘘ということになります。
  • しかし、もしこの発言が嘘なら、その人は実際にはうそつきではないことになります。


「私はうそつきです」と言う人が本当のことを言っているなら

  • この人は本当のことを言っているので、その人は確かにうそつきです。
  • しかし、うそつきであるならば、この発言も嘘であるはずです。
  • そうなると、この発言が嘘ではないことになります。


このように、「私はうそつきです」という文は、真実であるとも嘘であるとも言えない矛盾に陥ります。

これが「うそつきのパラドックス」です。

このパラドックスは、自己言及や矛盾について考える際の興味深い例としてよく引用されます。

 

このパラドックスは、情報空間に存在する情報の中には、真偽の判断がつかない不完全なものが含まれていることを示しています。

 

 

 

3.証明された情報空間の不完全性

 

この情報空間における不完全性は、クルト・ゲーデルという数学者によって証明されました。

 

【クルト・ゲーデルとは】

クルト・ゲーデルは、20世紀の数学者で、彼の「不完全性定理」は数学や論理の分野に大きな影響を与えました。

 

【情報の不完全性とは?】

「情報の不完全性」とは、すべての情報やルールが完全ではなく、限界があるということです。

私たちが持っている情報やルールは、すべての問題を解決できるわけではなく、知らないことやわからないことが必ずある、という考え方です。

 

 

【ゲーデルの不完全性定理と情報の不完全性】

ゲーデルの不完全性定理は、情報やルールの不完全性を数学の世界で明らかにしました。

彼の定理は、次の2つのポイントに集約されます。

■第一不完全性定理(情報の限界)

 

どんなに詳しい情報や完璧なルールがあっても、その中には「正しいのに証明できない情報」が必ず存在する、ということです。

例えば、百科事典のように多くの情報を持っていても、その中には「説明できない事実」が必ずあるということです。

第二不完全性定理(自分を証明できない情報)

 

ある情報システムが「絶対に正しい」と自分自身で証明することはできない、ということです。

例えば、ある百科事典が「この百科事典のすべての情報は正しい」と主張しても、その主張をその百科事典自身で証明することはできません。

正しいかどうかを確認するには、外部の情報や視点が必要です。

 

 

【情報の不完全性と私たちの世界】
この定理は、あなたの情報の世界にも深く関係しています。

例えば、インターネット上の情報もそうです。

 

どんなに多くの情報を集めても、その中には「説明できないこと」や「正しいかどうか確認できないこと」が存在します。

これは、あなたが知っている情報が常に不完全であり、完全に理解することができないことを意味しています。

【ゲーデルの不完全性定理のまとめ】
ゲーデルの不完全性定理は、情報やルールには限界があり、どんなに詳しくても、必ずわからないことや証明できないことがあるということを示しています。

これは、あなたがどんなに情報を集めても、その情報がすべてをカバーすることは不可能であることを教えてくれる定理です。

このように、ゲーデルの不完全性定理は、情報の不完全性を示す重要な考え方であり、あなたが持っている情報や知識には必ず限界があるということを理解するためのものです。

 

つまり、情報空間の情報には、必ず不完全なものが含まれているということです。

そして、その不完全性を利用して、氣幸師は書き換えを行っています。

 

 

今日も、最後まで、読んでくださいまして、どうもありがとうございました。

最後まで、読んでくださったお礼として、このページを見ながら、あなたの体や心の痛みを思い浮かべれば、それが軽減するようにしておきますね