おはようございます、タレミです
この記事を書くのに思い出してこんなに泣い
たのは久しぶりです
今でも鮮明に覚えていたんだなと思いました
入院中の父に怒り
当時恵比寿に住んでいました
父が恵比寿の病院で母が青山の病院
それぞれに入院しました
仕事は少し時間を延ばし17時まで
終わると急いで自宅に戻り自転車で母の病院
に向かいました
途中にある坂道が長くて始めの打ちは、登れな
くて途中から自転車を押して歩きました
それもいつしか乗ったまま登れるほど筋力がつ
いてましたが
母の病院が終わると今度は恵比寿の父の病院
へ向かいます
こんな生活をしていたある日
いつものように母の病院を後にして携帯の電源を
入れるとすぐにコール音
父からの電話でした
「なんで、そんなに遅いんじゃ」
と第一声が怒鳴り声
私のしんどさにも気づいてないでと苛立ち
「私だって急いでるし、両方の病院に行ってるじゃん」
とケンカ腰になっていたら
ただ、爪切りを持ってきて欲しいだけ
怒り任せに自転車を漕いで家に戻り爪切りを持って
父の病院へ
着くとさっきの怒鳴りは何だったのか?と思うほど
普通で私の怒りはどこへ向けたら良いのやら
今思えば、体調が悪くなり寂しくなったのと自分の
死期が近いからだと思います
程なくして父は、自宅療法となって私も普通に仕事を
していました
帰ってから父が車で母の病院に一緒に行くようになり
父と一緒に面会
だけど母は、父が分からず
「誰や?」
といつも言ってる状態で何だか可哀想でした