2024年3月ケー君が入院して早くも3ヶ月目に突入し、CARE療法と呼ばれる抗がん剤投薬を2クール行った結果、入院当初8,000ng/mlあったAFPは30ng/ml(正常範囲は7.0ng/ml)まで下がっていました。

 

副作用は変わらず辛い時間ですが、治療経過は良好で問題無いとのこと。

 

「このまま下がり続けてくれ!」と願う矢先にトラブルは起きました。

 

 

 CRPの数値が下がらない!

久々にPICCが取れて喜ぶケー君

 

AFPが順調に下がっている一方で、毎週の血液検査でCRPの数値が上昇傾向が続いていたのです。

    

CRPとは、体内で炎症や組織の損傷があると増加する数値です。

 

入院生活で怪我をすることは考えにくいので、おそらく ”どこからか” 細菌が入り込んで炎症を起こしている可能性が高く、一時的に抗がん剤治療が中止になりました。

 

  細菌感染の原因はPICCカテーテル

血液中の細菌を培養した結果、普段どこにでもいる菌で、健康体の人なら問題無いようですが、抗がん剤治療をしているため免疫が低下し感染したようです。

 

気になる感染経路ですが・・・ PICCでした!

 

これまで癌と戦うために、ケー君の身体に留置していた命綱のようなPICCから感染するとは・・・

 

とりあえずは、ケー君の心臓近くまで入っているPICCカテーテルを処置室で抜き取ってもらい、抗生剤を点滴で投薬して炎症数値が下がるのを待つことになりました。