司法書士法人トラスト 代表社員 関です。
司法書士業務は、よく「差別化」できないと言われます。
例えば弁護士さんと比較してみましょう
ある事件がありまして、弁護士さんに訴訟を依頼したいと考えています。
弁護士さんにも得意不得意、力量の違いがあると思われますので、同じ事件でも誰に依頼するかによって次のように結果が変わってくるかもしれません。(極端な事例かもしれませんが)
A弁護士 200万円回収
B弁護士 100万円回収
C弁護士 敗訴
しかし、司法書士の主要業務である売買による「所有権移転登記」、仮にA所有の不動産をBが購入の場合
どの司法書士に依頼しても
A⇒B となる必要があります
凄腕司法書士?がA⇒Cとしたら大問題になります
結果が同じということは、値段での勝負になりがちということも否定できません。
ただ世の中全て価格が安ければいいという事ではありません。
住宅を購入する場合も値段だけで決めるのではなく、「高くても立派な家に住みたい」
とか、洋服を買う場合にも「高くても立派な洋服を身に付けたい」ということも多いでしょう。
高級車や高級時計も同じです。
しかし司法書士の場合、高くても「立派な登記」とか安くて「貧相な登記」とかはなく、結果が同じ登記なのです。
このように弁護士さんや住宅、洋服と比較しても差別化しにくいことは確かなのかもしれません。
しかし、差別化が全くできないのでしょうか。
保険会社の営業を見てみましょう。
同じ会社であれば全く同じ商品を取り扱っているはずですが、売れる営業マンと売れない営業マンがいるはずです。
住宅会社の営業も同じです。同じ会社であれば同じ商品を売っているはずですが、売れる営業マンと売れない営業マンがいるはずです。
司法書士の登記も十分差別化が図れるのではないでしょうか。
