よい会社とは
従業員の方は、「よい会社」に勤務したいと思うでしょうし、
経営者は自身の会社を「よい会社」にしたいと思うのは当然だと思います。
ただし、この基準は、立場や人によって違うことになります。
従業員からすると
・ミスをしても怒られない、優しく指導してくれる
・給与、福利厚生等の待遇がいい
・残業が少ない
・会社の雰囲気がいい
こんな感じでしょうか
経営者である私の立場からは、
・会社が常に成長し、将来のビジョンが見える
・会社とともに従業員も成長することができる(他社からもスカウトされるような実力をつけることができる)
・同業他社より好待遇を与えることができる
経営者の中でも、もしかすると私のような考えは少数派かもしれません。
私の事務所は、15年前に「金なし・コネなし」で起業し、地方都市でありながら二十数名の事務所に成長しました(現在も人が足りず、人材を募集しております)。
私の器では、残念ながら、とても上記のような「優しい指導」では、「好待遇」も「二十数名の成長」も無理です。
当事務所は、バックマージンやネット銀行等による集客は一切なく、ほぼ紹介、口コミによるものです。他社と比較して優れた部分がなく紹介いただけるはずがありません。他社より優れた対応をするには、時には厳しく指導することもあります。
この方針に共感いただける人には、司法書士、土地家屋調査士、行政書士等の有資格者であれば独立しても集客に困らない実力をつけることができるでしょうし、他の従業員の方も他社で好待遇でスカウトされるくらいの実力をつけることができると自負しております。
繰り返しますが、「よい会社」の基準は、立場・人によって違います。
必ずあなたの思う「よい会社」は存在します。
会社側社員側双方が不幸にならないよう、くれぐれも価値観・方向性の違う会社を選ばないように、自分の思う「よい会社」を探してください。
司法書士法人トラスト