12/6(金) 鏑木清方特別公開 | そんな感じ。 since March 28, 2005

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日常生活の中で、ふと感じたこと。

関心したこと。

その時の感性のおもむくままに気ままに書き留めています。

2019年12月06日(金) 曇

 

今日は15時から時間休暇。

東京国立近代美術館に行ってきました。

 

前回、行ったときは「丸の内シャトル」で日経ビル前で下車して、国立近代美術館までテクテク歩いたのですが、結構、歩いた記憶があるので、今日は地下鉄で行くことにしました。 → 2017年12月22日(金)

ちょうど2年前にMOMATに行ったのだけど、何を見に行ったのか思い出せない・・・。

と、ブログをチェック。 

あ~、熊谷守一展を見に行ったのでした。 → 12/22(金) 熊谷守一展

メモ書程度でもブログを書いておくと、思い出せそうで、思い出せないモヤモヤ感から解放されます。

 

15:37

 

今日の目的は「鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開」。

 

 

テレ東の「新美の巨人たち」で、鏑木清方の「築地明石町」、「新富町」、「浜町河岸」の三部作をMOMATで高値で購入したと聞いて、はせ参じたのでした。

私は何を勘違いしたのか、購入価格を44億円だっと思っていて、日本画で、しかも100年経つか経たないかの画がそんな高値で取引されるんだっ!

西美”わたしたちのユディト”の約7億4千万円より全然、高くね!?

と、勇み込んでやってきたのですが、実際は5億4千万でした。

(それでも十分、高価だけど。)

 

 

44億円5億4千万円効果か、入場券売り場に行列ができておりました。

みなさん、鏑木清方特別公開展のチケットをお求めで、「窓展」をムシししていらっしゃるのが哀しい・・・。

 

 

かくいう私も鏑木清方先生の特別公開チケットを求めました。

入館料800円也。

 

 

左から、「浜町河岸」、「築地明石町」、「新富町」。

 

 

「築地明石町」の30代後半とおぼしき婦人のツンとすました、そして憂いのある表情が魅力的でした。

いままでの日本画ではあまり見られなかった表情。

 

 

↑「築地明石町」のモデルの若かりし時のお姿だそうですが、女優の土屋太鳳さんそっくりで吃驚!

 

 

「新富町」のこの方も趣のある美女でした。

傘の表現も素晴らしい。

 

重文の「三遊亭円朝像 (1930年)」も展示されていました。
弟子の伊東深水が描いた「清方先生寿像(1951年)」もすごい力作でした。

 

週末で疲れていたので、常設展はサラッと見て、終わり。

木の枠に白い石ころを並べただけの作品があって、「なめとんのかっ!?」と思ったけど、解説を読んで、“文脈”を推し量ろうという気力すら湧かない。

でも、帰ってからも、妙に「あれは何だったんだ?」と気になっているのだから、見事に作者の術中に嵌っているのだろうか。

 

 

帰りは前回は九段下まで歩いたけど、今日は竹橋から東西線に乗って、九段下で半蔵門線に乗り換え。

東西線は乗り換えにいちいち改札を出なければならないのが面倒くさい。

改札を出ても、料金は取られないけど。

九段下駅は、乗り換えし易いように、改良工事の最中でした。

 

MOMATは東西線への乗り換えが面倒で、都心でありながら、さりげに交通の便が良くない。

館内に「ラー・エ・ミクニ」はあるけど、気軽に入れるカフェがない。

「なめとんのかっ!?」としか思えない現代アートが展示されている。

てな理由で、行くのは2年に1度ペース。

 

 

MOMATにカフェがなかったので、地元の日高屋で、

生ビール 290円&皮付きポテト 210円。

合計 500円、ワンコイン。

 

日高屋の中華なお皿に盛ったポテトとケチャップがアートに見える。