8/17(土) 円山応挙から近代京都画壇へ @芸大美術館 | そんな感じ。 since March 28, 2005

そんな感じ。 since March 28, 2005

日常生活の中で、ふと感じたこと。

関心したこと。

その時の感性のおもむくままに気ままに書き留めています。

2019年08月17日(土) 晴

【東京】 最高気温: 35.5℃ / 最低気温: 27.3℃

 

20190817_1350

 

炎天下の下、芸大美術館にやって来ました。

 

20190817_1350

 

せっかく来たので高村光雲先生の胸像をパチリ。

上野公園の西郷隆盛像は光雲先生作だよね。

 

 

今日は「円山応挙から近代京都画壇へ」を見に来ました。

 

明治維新以降、京都画壇の主流派となった円山・四条派。
円山派の祖である円山応挙の写生画は、精密な筆致が爆発的な人気を博し、応挙のもとには多くの門下生が集まり、円山派という一流派を形成しました。
四条派の祖である呉春は、初め与謝蕪村に学び、蕪村没後は応挙の画風を学んだことで、応挙の写生画に蕪村の瀟洒な情趣を加味した画風を確立し、呉春の住まいが四条にあったため四条派と呼ばれました。
今回の特別展では、応挙、呉春から戦前までの円山・四条派の系譜を追ったものです。

ワタシ的には、応挙の弟子の長沢芦雪の作品を見ることができて楽しめました。

 

都路華香 雪中鷲図 明治34年(1901年) 個人蔵

 

四条派 幸野楳嶺(こうの ばいれい 1844年~1895)の高弟4名を楳嶺四天王といい、菊池芳文、谷口香嶠、竹内栖鳳、都路華香の名があげられるそうですが、都路華香の「雪中鷲図」が超素晴らしかったです。
雪すさむ中、眼光鋭い鷲の体温、息遣いが感じられ、ずっと見つめていると自分の有り様を「それで良いのか?」と問われているような厳しさを感じました。
もう一度見たいけど前期(9月1日(日)迄)のみの展示なんですね・・・

 

大乗寺の障壁画の数々を見ることもできて、猛暑の中でも、行って良かったなと思える特別展でした。

大乗寺って、兵庫県香美町にあるんですね。

今回地図を見て、兵庫県って、瀬戸内海と日本海に面しているって初めて知ったわ・・・。

香美町は日本海に面しています。

関東から行くには京都経由かな。

 

20190817_1602

 

芸大の”セレクトショップ”前にあったお抹茶の屋台!?

 

 

炉の中にモンベルのアウトドアグッズが設置されているのが斬新でした(笑)。

 

20190817_1609

 

16時を過ぎて、陽が傾いたので、歩くのも少し楽になりました。

さて、これから「みはし上野本店」に向かいます。