1/10(木) クリニック ~AGEs~ | そんな感じ。 since March 28, 2005

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日常生活の中で、ふと感じたこと。

関心したこと。

その時の感性のおもむくままに気ままに書き留めています。

2019年01月10日(木) 

 

去年4月の健康診断でHbA1cが5.7%と基準値から外れていた。

 

→ 2018年05月30日(水) 健康診断の結果

 

『ヘモグロビンA1c(HbA1c)・・・血管の中でヘモグロビンがブドウ糖と結合したもの。

「糖化ヘモグロビン」とも呼ばれる。

赤血球の中にあるタンパクのヘモグロビンは、体中を巡って酸素を供給しながら、徐々にブドウ糖と結合していく。
余っている糖が多いほどヘモグロビンA1cが増える。
HbA1cの値が高いという事は、血液中のブドウ糖が多いという。(→高血糖)
6.5以上の数値になると糖尿病が疑われる。』

 

HbA1cの値を下げるには、糖質の多い食品を減らす必要があります。

晩ご飯の後の至福の柿の種タイムは完全にアウト。

今年に入ってからは柿の種には手を出していません。

 

今日は終末糖化産物(AGEs)の検査を受けにクリニックに行ってきました。

 

終末糖化産物(AGEs)とメイラード反応

 

還元糖によるタンパク質等の非酵素的な糖化反応(メイラード反応)の結果生じる最終産物を総じて、終末糖化産物(Advanced Glycation End products:AGEsと呼びます。
「糖化反応」とは体内で不要な糖とタンパク質が結びついて「AGEs(糖化最終生成物)」という老化物質を生成してしまう作用です。
老化物質AGEsは体内で分解されにくく、これが血管に留まれば動脈硬化の原因に、肌に蓄積されればしわやたるみに、骨に溜まれば骨粗しょう症の原因になってしまいます。
糖化を引き起こす代表的な糖は「ブドウ糖」と「果糖」です。
ブドウ糖の元は砂糖と炭水化物です。

 

メイラード反応といえば、カステラを焼いていた時に初めて知ったことばですが、常温で、しかも体内でも進むとは知らなかったわ!

 

→ 2006年02月22日(水) カステラの化学~メイラード反応~

 

AGEsの増加はタンパク質変化を引き起こし、糖尿病、高血圧症、がん、腎疾患、骨粗しょう症、神経疾患など、加齢と関係性のある様々な疾患の誘発につながります。

また、AGEsは一生涯にわたり蓄積されますが、糖尿病疾患、腎疾患、心疾患などにより、その生成はさらに促進されてしまいます。

糖化反応は、血糖値の急激な上昇の繰り返しや慢性的高血糖状態、そして、糖とタンパク質との接触時間が長いほど進行します。

つまり、加齢や糖尿病などはもちろん、不規則な食生活、甘い物、油もの、酸化物の摂とすぎによっても必要以上に糖化が進み、AGEs値は上昇してしまいます。

 

クリニックへ

 

HbA1cが基準値を超えていて、甘い物を摂リ過ぎの私はAGEs値もヤバいことになってそう・・・ということでネットでAGEs測定を実施しているクリニックを予約。

やってきたクリニックはモロ美容クリニックで、AGEs測定はアンチエイジング分野みたい。

受付を済ませて、医師の問診。

 

「糖化というのは、言うなれば体のこげつきで加齢とともに増加するものですね~。

毎月10日(とうか)は糖化検査の日~ということで、今日は通常料金5,000円が3,000円になります。」

 

という説明に「なるほど~」と激しく納得して、検査を受けました。

検査は測定器に腕を乗せるだけで、結果はすぐに出ます。

測定結果は年齢なりの平均値という、可もなし、不可もなしという結果でした。

 

 

初診料 3,000円(税別)もかかります。

ついでに血液検査も受けましたが、結果は後日郵送。

 

赤坂TBSのイルミネーション。