2016年03月07日(月) 曇→一時晴
夫に言わせると、今回旅行に一緒に行ったS氏と私は似ているらしい。
まるで兄妹ではあるまいかと思うほど、そっくりなのだと言う。
「どこが似ているの? まったく似てないと思うけど。」と言ったら、
「行動がそっくりだ。 “絶対元を取ってやる”という精神性が一緒なんだ。」って、え~~~、そんなこと絶対ないけど~~~。
と大いに反発したら、「君達はわざわざ早起きして、朝風呂に入っただろ? そんな元を取ってやる!という意気込みに溢れた行動が一緒なんだ。」
って、大いに心外な気もするけど、さっきもS氏と「真田丸、面白いよね!」という話題で盛り上がり、夫とY氏が醒めた目で見ていたかも。
さて、本日の予定は、まず鳥取砂丘に行って、その後、足立美術館に行くというもの。
鳥取砂丘までは距離があるので、私は8時には出発したかったのだけど、Y氏が「もっとゆっくりしたい。」と
言うので9時出発。
そして、「壽城に寄りたい。」と言ったのは確かに私ですよ。
でも、そこに40分も滞在することになるとは夢にも思ってもいなかったわけで・・・。
「お菓子の壽城」
米子城をモデルに築城されたとかで、目を引く建物です。
昨日、ホテルに来る途中で見かけて、是非とも寄ってみたくなったのです。
立派な外見に加えて、「お菓子の壽城」というくらいだから老舗のお菓子屋さんが高級な和菓子を売っているのだろうと思って楽しみにしておりました。
が、入ってみてあぜ~ん!
お城の中には海産物からお菓子、鬼太郎ショップまで、さまざまな土産物屋さんがズラ~っと並んでいたのでした。
大型バス用の駐車場が完備した土産物屋だったわけで・・・。
団体旅行でもあるまいに、一々土産物屋に吸い寄せられる私達って・・・。
夫に、「君が是非、来たい! 絶対、来たい!って騒いだんだからなっ!」とイヤミ言われました・・・。
入った瞬間、もう充分だと出ようとしたけど、Y氏もS氏もまたまた買い物している・・・。
私も仕方なく店内をブラブラしていたら、コーヒーを片手に持ったS氏と何度かすれ違った。
さすがに時間を持て余した私と夫とY氏が駐車場に戻って来たのに、S氏は依然、戻ってこない。
Y氏曰く、「Sはヨーグルト買って、コーヒー買って、トイレに行ってると思うよ。
朝から出ない、出ないって大騒ぎしてたからさ。」
う~ん、これは長引きそうだ。
10分以上待って痺れを切らした夫がS氏にメールを入れた。
『帰るぞ。』
しばらくしてS氏が漸く登場。
出発時間を1時間遅らせて、壽城で40分費やし、漸く鳥取砂丘に向けて出発。
海沿いの道には風力発電の風車が並ぶ。
今日の運転手はS氏。 助手席はY氏。
S氏は道の駅があれば、必ず入る。
そして、トイレ休憩&お土産屋で買い物。
「コーヒー飲むとトイレが近くなるよね。」とS氏。
Y氏は海産物を買い、夫は山芋を物色している。
一つの道の駅に30分近く滞在・・・。
鳥取砂丘は遠い。
再び車を走らせていたS氏がまた道の駅を見つけた。
「お~、はわいだ、はわい! ここに入って写真撮ったら、良い記念になるよね。」
夫はゲンナリした表情を見せたが、私はS氏の言葉に即座に反応していた。
「そうね! 鳥取のはわいに来るチャンスなんて、なかなかないから是非、写真を撮りましょう~☆」
ええ、たしかに、ここで道の駅 羽合に寄るのに大賛成して、ノリノリだったのは私ですよ。
それは認めますよ。
でも、写真を撮ったらすぐに出発するものと思っておりました。
まさか、ここでもトイレに寄って、買い物のフルコースになるとは夢にも思っていませんでした!
日本のハワイのイメージキャラクター「ゆりりん」
S氏は道の駅「はわい」で撮った写真を自慢気に妻にLINEしていたようだが、何故か夫のLINEに「はわい」の写真が送られてきていた。
「ホント、君たちは似た者同志だっ!」と夫は言うけど、いやぁ~、私は間違いLINEはしないわ。
確かに友だちに「はわい」の写真も自慢気にLINEしまくったのは事実だけど・・・。
そして、鳥取砂丘はまだまだ先だ・・・。