花と鳥の万華鏡 ~竹内栖鳳と西村五雲~ | そんな感じ。 since March 28, 2005

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日常生活の中で、ふと感じたこと。

関心したこと。

その時の感性のおもむくままに気ままに書き留めています。

2015年02月15日(日) 晴れ


竹内栖鳳(1864~1942年)の作品は今回の特別展で初めて見たけど、とても好きになりました。

ゆる~いタッチと動物達の伸び伸びとした表情に和みます。

江戸(元治)、明治、大正、昭和と四つの時代を生きた画家なんですね~。


※作品の写真は美術館の許可を得て撮影させて頂いております。


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「みみづく」 竹内栖鳳 


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「鴨雛(かもひな)」  竹内栖鳳  昭和12年頃 73歳頃


ダレたカモがたまらんわ☆


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「風かおる」  竹内 栖鳳  昭和12年 73歳


五月の風を感じる。 笹の葉の色も五月。


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「犬」  西村 五雲(1877~1938)

京都に生まれる。

岸竹堂、竹内栖鳳(せいほう)に師事。

動物画を得意とし、写生重視の描写と洒脱性を兼ね備えた画風を完成させた。


タイトルを見るまで犬だとは分かりませんでしたよ。

ナマコ? うなぎ?なんて思ったくらいで。

それにしても赤塚不二夫よりも、はるか昔にウナギイヌの原型を描いていた画家がいたとは!!!

飼っていた犬なのかな?

飼い主でなければ、犬がこんなにウナギに見える瞬間を描けないと思う。

因みに、ウチで飼っていたバ吉は「つちのこ」に見える瞬間がありました。


花鳥画や動物画ってやっぱり楽しいですね。

特別展のレポを書いていても、とても楽しかったです。

また、見に行きます!


【花と鳥の万華鏡展の記事】


@山種美術館 

会期: 2015年2月11日(水・祝)~4月12日(日)


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