2013年03月04日(月) 曇り
去る2月9日(土)の午前中に映画テッド(R+15)を見て、午後は会田誠展の「R18+」の作品を見ましたが、
合計「R+33」のパワーはすさまじかったようで、感受性豊かな(?)私は大いに影響を受けたようです。
翌日、NHKのニュースを題材に、過激な下ネタをかましたら、夫に怒鳴られました。
「いい加減にしろっ! あの日からオマエの口から出る言葉はすべて下ネタだ。
いいか、全部だぞ、 全部! 気をつけろ!」
いやぁ~、それはヤバいですね。
このままボケたらエロばばぁだ。
老人ホームの嫌われ者になっちゃうわ。
でも、思い付いたら口にしないと気が済まないのよね、下ネタって。
あれから半月あまり。 「R+33」の影響は徐々に薄まりつつありますが、
そのような状況をご勘案のうえ、後述の下ネタにつきましては、
ご容赦いただきますよう、心よりお願い申し上げます。 taratara拝
それでは、今日も若曦の世界に浸ってまいりましょう。
十爺のお誕生会の日。
遅れてくる13爺と皇太子を控えの間で待つ皇子達。
回廊の向かいにいる若曦を見つけた四爺。
表情ひとつ変えず、若曦をジ~~っと見つめています。(恐い・・・)
そこに現れた八爺。
四爺の視線の先にいる若曦に気づき、そして自分もじっとり若曦を見つめます。
「若曦年表 」をチェックすると(笑)、この時、若曦13歳、四爺26歳、八爺23歳。
現代の感覚でいえば二人ともロリコンオヤジ。
しかも、20代とはいえ子持ち妻帯者。(おまけに妾宅あり←それも複数。)
それでも生活感を一切感じさせず、宮廷ラブロマンを展開するところが流石皇子さま。
穏やかに並んで若曦を見つめる二人ですが、腹のなかにはイチモツあり、
これから若曦だけでなく、皇位を巡って権謀術策を繰り広げていくんですよね。
まさに、腹にイチモツ、股間にイチモツ。 (←すみません、本当にすみません!
ゴロもいいので書かずにはいられなかったの~~~。)
さて、皇太子も到着し、誕生日の宴が始まります。
皇太子が十爺に持参した誕生日プレゼントは、ミャンマーからの朝貢品の「玉如意」。
「玉如意」は吉祥を表す装飾品で、精巧な細工をあしらって、
友好関係を表す贈り物として明、清代に作られたそうです。
しかし、朝貢品の持ち出しは厳罰なので、皇子一同、顔がひきつる。
(お気楽者の十爺を除く)
皇帝にバレたら大変なことになるので、四爺が皇太子の余興ということで、事を収めます。
四爺、冷静に、抜け目なく、皇太子をフォローしています。
若曦は折鶴を飾って、十爺のお祝い。
正室の妹、明玉とのケンカに十爺を巻き込んだから、お礼の気持ちかな。
そして、この後、若曦は、またちょっかいを出してきた明玉と大乱闘。
若曦は武術の素養もあるみたい。
でも、最後は、明玉も若曦も勢い余って池に落ちて、大騒ぎに。
池から救い出された明玉に手を貸そうとした若欄をはねつけた明玉を叱りつける八爺。
正室の妹より、愛しの若欄が大事。
頼みの義兄にまで叱責されて、泣きじゃくる明玉。
周りもとりなしようがなく、呆然としていると・・・
闭嘴 还哭
ケンカの相手、若曦が「だまれ! まだ泣くか!」と明玉を叱りつける。
一同、唖然。
その様を見て、四爺、思わず苦笑い。
おっ、鉄面皮の四爺、初めての笑顔(?)
ここで皇太子が、
「命知らずの13皇子に妹がいたとはなぁ~」とジョークをかまし、場を和ませる。
しょうもない皇太子なんですが、こういったところは如才ない。
翌日、若曦の“武勇伝”は紫禁城にまで轟く。
八爺の書斎に呼ばれて立たされる若曦。
八爺の罰はこれだけですんだけど、怒り心頭の姉の若蘭は口も利いてくれない。
困りきった若曦は八爺と助けを求める。
書斎を訪れ「話はすぐ終わります」という若曦に、八爺は・・・。
我的话也不长 你的事我帮不上忙 解铃还须系铃人
若曦の話を聞く前に、
「私の話も長くない。 君の事は私は助けてあげられない。 事を起こした本人が解決するべきだろ。」
と、優しく諭して終わり。
きゃ、今日の八爺、一段と温厚さと人徳が滲み出てカッコ良いわ。
この後、若曦は泣き落としで若蘭と仲直り。
そして武勇伝に興味を持たれたのか、若曦は康熙帝から中秋節の宴席に招待されます。
若曦、初めての紫禁城。
康煕亭に拝し、「なぜ朕を名君だと思うのか?」と問われた若曦は、
毛沢東の詞を諳んじて、この場をしのぐ。
惜秦皇汉武 略输文采
唐宗宋祖 稍逊风骚
一代天骄, 成吉思汗,
只识弯弓射大雕。
俱往矣, 数风流人物,
还看今朝。
秦の始皇帝と漢の武帝 は文才がなく、
ジンギスハンは鷹を撃つくらいしか能がなく、
風流人を数えるならば、やっぱ私だね。 By マオ
って、感じの詞なんですかね~。
これが康煕亭には大ウケで若曦が褒美までもらいますが、
一歩間違えば、死さえ賜るような状況だっただけに震えが停まりません。
そして、十爺は康煕亭から明玉との結婚を命ぜられます。
若曦が大好きな十爺は必死で逃れようとするのですが、皇帝の命令は絶対です。
十爺、21歳にして正室を迎えることになります。
一同、恭喜~恭喜~恭喜の笑顔の祝辞合戦。
皇帝の命は絶対ですもん。
あの鉄面皮の四爺まで(薄いながら)笑顔、笑顔。
今回2度目の笑顔です。
一方、皇帝の意向ひとつに命運が握られている清朝の社会を、
人生は自分で切り開くものと教えられてきた、中身は現代女性の若曦は、
受け入れることが出来ず、激しく動揺するのでした。