ドブ 2024-3-20 | TARATA FISHAWAY

TARATA FISHAWAY

ニュージーランド北島・フィッシングロッジ
「タラタフィッシュアウェイ」

NZから帰国し、しばらくはゆっくりと過ごそうかなって思っていたんだけど....。

 

近所のドブ土手が気になり、草ボーボーのジャングルだろうなと思いつつ、ちょっくらBLUE-RAMでドブ沿いをひと流ししてみるとスッキリと刈られているじゃん!

 

で、夜に潮汐表をチェックしてみるが、翌日は若潮でドブN川のソウギョは期待薄なので....。

 

満潮潮止まりの1時間ほど前に別ドブのO川に到着。

 

テクテク、ウロウロしながらライズを探していると....。

 

300mほど先にタナゴ師がいたのでご挨拶をし、そのまま小一時間ほどくっちゃべる。

 

根っからの小物師のようで季節によって6種のターゲットが狙えるようだから、いずれ弟子入りでもしてみようかしらと興味が湧く....。

 

「フライってのを初めて目の前で見た!」とのことだったので、余計なお世話的に布教活動をしばらく続け....ではまた!

 

流れはいい感じにゆっくりとなり潮止まり直前。

 

そろそろだな!と岸際のゴミ溜まりやアシの重なるポイントをサイトしていくと....。

 

ジュポジュポとライズしているコイを見つけるが....そこにキャストするのは困難。

 

あっちに行ったり、こっちに行ったり、ウロウロしながらようやく狙いやすいライズを発見し、鼻先にフライを送り込むと....。

 

ヒット!

 

いやぁ、いいねぇ....やっぱりカープフィッシングも面白い!

 

このようにNZのクリアウォーターで仕留めるトラウトも素敵だが....。

 

たとえ、もの凄く汚ったねぇドブ川でも、臭くてゴミが浮きまくっているドブ川での釣りでも....。

 

サイトして狙い定めたターゲットが口を使い、気持ちよくロッドを曲げてくれると....シビレるほど楽しい!

 

で、無事ランディングしたのは....。

 

グッドサイズのコイ!

 

いやぁ、春だね!

 

足もとには....。

 

ヒメオドリコソウに....。

 

ノビルに....。

 

ツクシなど....ドブの春を食すこともできる。

 

その後、もう1尾ライズしているコイを狙ってみたが、こちらはとてもスマートで俺の策にハマることなく消え去り....ストップフィッシング!

 

帰りにドブN川の様子を見に行くと....。

 

工場からは恐ろしい色で流れ出る栄養満点の排水が....。

 

だがこのポイントはおサカナたちのオアシスでもあり、過去ここで釣れた魚種はコイ、ソウギョ、ヘラブナ、マブナ、ボラ、シーバス、アリゲーターガーなど8魚種で、他にもレンギョ、ナマズ、ウナギ、ライギョ、バスもいるだろうし、ヘラ師のおじさんはウグイ、オイカワ、クチボソ、ハゼも釣れるって....。

 

しばらくは対岸のゴミ溜まりや....。

 

別排水のゴミ溜まりをチェックしながら、ソウギョチャンスがあるかと期待するが....ライズは起こらず。

 

昨シーズンはソウギョを釣ることができなかったので、今シーズンは1尾でいいからソウギョと遊びたいから、土手がジャングルになる前に少し通ってみようかしら....。