NZから帰国し、しばらくはゆっくりと過ごそうかなって思っていたんだけど....。
近所のドブ土手が気になり、草ボーボーのジャングルだろうなと思いつつ、ちょっくらBLUE-RAMでドブ沿いをひと流ししてみるとスッキリと刈られているじゃん!
で、夜に潮汐表をチェックしてみるが、翌日は若潮でドブN川のソウギョは期待薄なので....。
満潮潮止まりの1時間ほど前に別ドブのO川に到着。
テクテク、ウロウロしながらライズを探していると....。
300mほど先にタナゴ師がいたのでご挨拶をし、そのまま小一時間ほどくっちゃべる。
根っからの小物師のようで季節によって6種のターゲットが狙えるようだから、いずれ弟子入りでもしてみようかしらと興味が湧く....。
「フライってのを初めて目の前で見た!」とのことだったので、余計なお世話的に布教活動をしばらく続け....ではまた!
流れはいい感じにゆっくりとなり潮止まり直前。
そろそろだな!と岸際のゴミ溜まりやアシの重なるポイントをサイトしていくと....。
ジュポジュポとライズしているコイを見つけるが....そこにキャストするのは困難。
あっちに行ったり、こっちに行ったり、ウロウロしながらようやく狙いやすいライズを発見し、鼻先にフライを送り込むと....。
ヒット!
いやぁ、いいねぇ....やっぱりカープフィッシングも面白い!
このようにNZのクリアウォーターで仕留めるトラウトも素敵だが....。
たとえ、もの凄く汚ったねぇドブ川でも、臭くてゴミが浮きまくっているドブ川での釣りでも....。
サイトして狙い定めたターゲットが口を使い、気持ちよくロッドを曲げてくれると....シビレるほど楽しい!
で、無事ランディングしたのは....。
グッドサイズのコイ!
いやぁ、春だね!
足もとには....。
ヒメオドリコソウに....。
ノビルに....。
ツクシなど....ドブの春を食すこともできる。
その後、もう1尾ライズしているコイを狙ってみたが、こちらはとてもスマートで俺の策にハマることなく消え去り....ストップフィッシング!
帰りにドブN川の様子を見に行くと....。
工場からは恐ろしい色で流れ出る栄養満点の排水が....。
だがこのポイントはおサカナたちのオアシスでもあり、過去ここで釣れた魚種はコイ、ソウギョ、ヘラブナ、マブナ、ボラ、シーバス、アリゲーターガーなど8魚種で、他にもレンギョ、ナマズ、ウナギ、ライギョ、バスもいるだろうし、ヘラ師のおじさんはウグイ、オイカワ、クチボソ、ハゼも釣れるって....。
しばらくは対岸のゴミ溜まりや....。
別排水のゴミ溜まりをチェックしながら、ソウギョチャンスがあるかと期待するが....ライズは起こらず。
昨シーズンはソウギョを釣ることができなかったので、今シーズンは1尾でいいからソウギョと遊びたいから、土手がジャングルになる前に少し通ってみようかしら....。