沖縄釣行 2023-10-6〜15(10 days) | TARATA FISHAWAY

TARATA FISHAWAY

ニュージーランド北島・フィッシングロッジ
「タラタフィッシュアウェイ」

10月6日

 

さぁ、待ちに待った沖縄への遠征釣行!

 

遡ること7ヶ月前、NZから帰国した2日後にTakuyaからお帰りなさい&南国ソルトの開拓計画が入り....もちろん「No!」という選択肢はなく、その3日後にはフライトが確定。

 

それからは時間を見つけてはフライをタイイングするのだが、やはり中禅寺湖のシーズン中はゼンジフライがメインとなり、また6月にアタックしたニューカレドニア用のフライも優先することになり、本格的に国内用のソルトフライを量産したのは中禅寺湖がオフになってからだった。

 

ってなことで首都高ドライブを楽しんだら羽田空港から沖縄へ、Takuyaは茨城空港から沖縄へと飛び....。

 

合流後はコミューターに乗り換えて目的地へと飛んだ。

 

その後、宿へのチェックインを済ませたらレンタル軽トラに乗り込み....。

 

辺りをグルグルと回って偵察するが、頼りになるのはGoogleマップで地形をチェックしながら明日からのアタックポイントを選択。

 

7日〜13日までの釣行日数7日間中、1日でも良い日があれば御の字なので、少しずつ開拓しながら南国ソルトでのフラットゲームを楽しんでみよう。

 

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10月7日

 

潮位がどんな感じか全く不明なので....。

 

初日は夜明け前から動き出し....。

 

潮が引き始めたらウェーディングしターゲットを探す。

 

様々な魚種を狙うことができるのだが、今釣行での俺の本命ターゲットはBluefin trevally(ブルーフィン・トレバリー)のカスミアジで、2番目はTitan triggerfish(タイタン・トリガーフィッシュ)のゴマモンガラ。

 

潮汐表とにらめっこしながらポイントの潮位を把握していき、サイトしながらターゲットを探すが、見知らぬ地への遠征は....まぁ、そんなに甘くはない。

 

で、あちこちとウロウロしたのち潮が上がり始め過去の経験から「もうココしかないな」と絞り込んだトレバリーポイントに立つことしばらく....。

 

ベイトにからむ引き波が発生し魚影が目に飛び込んだところでTakuyaに「投げてみ!」と....。

 

これまで何度も遠征釣行を重ねてきたTakuya、積み上げた経験や努力がようやく実を結び、全てのタイミングがマッチすると一気にラインが走り出し....。

 

ヒット!

 

無事ランディングしたのは....。

 

グッドサイズのカスミアジ!

 

見てよこの美しさ!

 

俺好みの青いおサカナ!

 

良かったねTakuya、おめでとう!

 

ってな感じで、初日からウルトラスーパーラッキーが舞い込んだが、こんな日が連日続くほどソルトは甘くはなく....。

 

俺にはムラサメ祭りが開催されたのみで、Triggerfish(トリガーフィッシュ)、モンガラたちと楽しく遊んで初日は終了。

 

ラッキーモード継続中のTakuyaはポイント移動した先でも....。

 

かわいいカスミと遊ぶことができ大満足で....ストップフィッシング!

 

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10月8日

 

昨日よりも1時間ほど遅く出発し....。

 

美しい日の出を迎える。

 

サイトしながらフラットビーチをウロつき、ブルーやブラウンの魚影を数尾確認するが、キャストチャンスさえ与えてもらえない時もあり....。

 

そんな時はついつい癒しを求めてちょっとした深みのプールにフライを落とし込むと....。

 

ミーバイ祭りが開催されGrouper(グルーパー)、ハタたちがヒット!

 

他にもトロピカルソルトのおサカナたちと楽しむが....。

 

俺たちはコレをしに来たわけじゃないよ!と....ストップフィッシング!

 

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10月9日

 

潮位の関係で昨日よりもさらに1時間遅くに出発し....。

 

さぁ、今日も楽しもう!

 

ウロウロ、ウロウロ、とにかくウロウロ....。

 

ココにならトレバリーが差して来るだろうと思うポイントで待ち構えたりもしてみたが、サイトできた魚影に対してのキャストチャンスは片手ほどもなかった。

 

干からびた全身に染み渡るDewは最高に美味かったが、キレートのWレモンがとても恋しい。

 

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10月10日

 

今朝も潮のタイミングを見計らい宿を出発。

 

本日はとうとう遠征あるあるのタフコンディションを迎えることとなり....。

 

爆風、曇りでサイトもしづらいが、下げ→潮止まり→上げ三分辺りまでひたすらウェーディングしながら待ってみたがチャンスタイムは訪れず、午後は宿でのんびりと過ごした。

 

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10月11日

 

宿を出る前からわかってはいたが、ひとまずポイントへと向かい、ロッドをセットしてビーチに立ち....。

 

風止めの呪文を唱えてみたが....全く効かない。

 

たった5分で退散となり、セットしたロッドもバラして宿へと戻った。

 

昼に沖縄そばをいただいたら、潮の引いたポイントをチェックしに行く。

 

再び風止めの呪文を唱えてみたが....やっぱり効かない。

 

俺は宿へと戻ってくつろぎ、Takuyaはルアーの準備をして遊びに出かけた。

 

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10月12日

 

今朝も風は強めだが昨日よりはマシ。

 

潮が引いたタイミングでウロウロ、ウロウロ....。

 

おサカナたちはいるのだが射程圏内まであと少しの微妙な距離感....。

 

無理矢理撃ち込もうとするがそんな時に限って風のイタズラでフライはあっちの方へと落ち、本日もチャンスらしきものはほとんどなかった。

 

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10月13日

 

一昨日、Takuyaがルアー片手にウロウロした際、トレバリーが差して来たポイントがあったとのことで、本日は釣行最終日なのだが今後のためにと新たなポイントで1日様子を見てみることに....。

 

今回の遠征では出番のなかったダブルハンド、ロッド:PARTRIDGE 1650. 451、リール:Maxcatch Sprint Heavy Duty Saltwater Competition 9-11をセットし、しばらく高い位置からサイトしているとブルーの魚影が目に飛び込み....グッドサイズの本命カスミアジを発見!

 

そっとウェーディングして狙い撃ちしたが、タイミング悪く撃ち返しのピックアップ時にアタックされるという運の無さで....ゲームオーバー!
 

その後、潮が引いたタイミングで奥の深場まで向かいポッパーなどを引きまくってみたが....反応ナシ。

 

午後はシングルハンドでウロウロしてみたが、釣行最終日も俺にはミラクルが起こることはなかった。

 

ってな感じで終わるのがいつものパターンだが、今回はちょっとしたミラクルが起きてくれた。

 

実際は根ズレのブレイクで終わったが、潮が満ち始めたのでシャローへと戻っていると、ガッツリとテイリング中のゴマモンガラに遭遇し、狙いを定めてヒットさせることができたのだが、一気にサンゴ地帯へと突っ込まれ....さようなら!

 
ってなわけで、今釣行は完敗で終わったが、次へとつながる糸口を数多く掴むことができたので....次回が待ち遠しい。

 

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10月14日

 

ゆっくりと起き出しパッキングの最終チェックを終えたら空港へ....。

 

素敵な旅となったTakuyaに....。

 

課題を残す結果の俺。

 

移動先でレンタカーを借りたら....。

 

今後のためにと....。

 

様々なポイントを....。

 

見て回り....。

 

今回の釣果同様....キレートチャンスもナシ!

 

様々な味に飢えていたので....。

 

さぁ、食うよ!

 

イケる、イケるね!とモグモグし....。

 

物足りないので追加オーダー!

 

夕方、宿にチェックインし、俺はまったり、Takuyaはルアー片手に遊びに出かけた。

 

昼に食したガッツリバーガーが胃袋に残っているので夕食はサラッと済まそうとTakuyaにお任せすると....。

 

大好物のカツオとキレートWレモンを見つけて来てくれた!

 

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10月15日

 

今朝もゆっくりと起き出し、Takuyaをあっちの空港へ送り、レンタカーを返したら俺はこっちの空港へ....。

 

30分の遅延で羽田へと飛び立ち、ひとりぼっちで待っていたBLUE-RAMに「ただいま!」と乗り込み、首都高ドライブを楽しんだら夕方には無事帰宅。

 

戻りたい、今すぐにでも戻りたいが、手に入れなければならないモノや準備もある。

 

また、12月には北国へのアタックもあるので、2024年まで我慢するしかないのかな....。

 

ってなことで、今回は不完全燃焼で終わってしまった南国遠征の沖縄釣行でした。