Rangitikei River 2023-3-3, 4 | TARATA FISHAWAY

TARATA FISHAWAY

ニュージーランド北島・フィッシングロッジ
「タラタフィッシュアウェイ」

3月3日

 

本日はミカイラがロス、トニー(オーストラリア)をトップセクションのスプリングベイル〜マンガオハネ橋区間で....。

 

スティーブンがサム(アメリカ)をトップセクションのマンガオハネ橋からの釣り上がりでガイド。

 

ミカイラたちを見送ったら、いつものようにスプリングベイルから釣り上がるのだが、昨日はフィッシングショップの店員でもあるマーク(アメリカ)が釣り上がっており....釣果はあまり期待できない。

 

スティーブンがガイドするサム(81歳)はマークからの紹介で初めてのNZ釣行。

 

ひとまず通常ポイントは軽く流す程度で進むが予想通りに反応ナシなので、減水が進んだ今日はいよいよ今まで渡ることができなかったポイントへクロスしてのアタック!

 

この赤矢印の奥にある淀みをチェックしに....。

 

そっと近づきしばらく待っていると2尾のレインボートラウトがクルージングして来たので....。

 

GoProをONにしてフライをセットし待ち構えてみたのだが15分、20分経っても再び現れることはなく、5日前にフックアウトでミスったマンガオハネ橋のヤツを仕留めに行きたいので今日は諦めることに....。

 

その後も期待できそうなポイントを探ってみたが手の平サイズが出たのみで....。

 

ササッとランチを済ませたらマンガオハネ橋へ移動。

 

モーモーゾーンは奥のエリアへと移動しておりフラワーゾーンへと入ったら....。

 

鳴蝉も消えつつありこれからの捕食対象となるであろう....。

 

彼らの写真を....。

 

カシャカシャと....。

 

タイミングを見計らいながら....。

 

撮影し....。

 

秋色になっていく木々を見て「もう少しで帰国か」と....。

 

砂煙を巻き上げながらバックカントリーロードを快走し....。

 

マンガオハネ橋の上から今日はターゲットを確認することができ....。

 

ワクワクしながら準備を済ませPMX+Prince Nymphのドロッパーで狙い撃ちすると....。

 

無事ランディングしたのはグッドサイズのレインボートラウト!

 

ようやくこのポイントで釣ることができたので満足だが、前回の方がサイズが良かったような....。

 

とにかくヒットしてくれて....ありがとう!

 

ってことでこのまま終わる予定でいたのだが....。

 

実は橋の上からチェックした際に下流側も覗いてみると....。

 

なんとまぁグッドサイズのブラウントラウトが定位しているのだが、見た感じではほんの少しだけ左右に動いてほぼ目の前に流れて来るモノしか捕食していない。

 

がっつりとフィーディングモードでしかも上を意識していれば1m、2mズレたミスキャストでも追い食いしてくるが、対岸からの距離はほぼフルラインで手前には幾筋もの流れが邪魔をし、キャストした瞬間から手前に引き寄せられフライがキレイに目の前に沈むのはちょっと無理っぽい感じ....。

 

とにかく数投してすぐに「あっ、やっぱりダメだ」となったので深追いして定位する場所を変えられたらイヤなのでこれにてストップフィッシング!

 

ピックアップポイントに移動してブログでもしていようかと思っていたらスティーブンとサムが上流から戻り....。

 

朝イチにグッドサイズを出したポイントに再び入ってみたが夕方はお留守のようだったらしく....。

 

そのまま早上がりしてロッジに戻って行った。

 

スプリングベイルから下って来たロスとトニーは、ヒットした半数以上がPMXにアタックして来たとのことでとても楽しめたようだった。

 


 

3月4日

 

本日はミックがロス、トニー(オーストラリア)をヘリコプターでランギティケイ川最上流部のヘッドウォーターに....。

 

ミカイラがサム(アメリカ)をトップセクションのスプリングベイル〜マンガオハネ橋区間で....。

 

スティーブンがダグ、デビー(アメリカ)を第2セクションのリバーバレー〜タラタロッジ区間でガイド。

 

辺りが明るくなり始めた6:45にオーウェンのヘリコプターが到着し....。

 

3人とも3年ぶりの再会↓↓↓を喜んだら....。

 

さぁ、ヘッドウォーターへ!

 

ランギティケイ川最上流部が視界に入った瞬間にオーウェンが「ミックどう思う?」と....。

 

「ダメだ、引き返して!」と伝え....。

 

「ミカイラがスプリングベイルに入るから寄ってみて」と向かってみると....。

 

「ダメだな」ってことでオーウェンがロッジに連絡を入れてくれて、ひとまずみんなロッジでの待機となり....。

 

気を利かせてくれたオーウェンが遊覧しながら戻ってくれて....。

 

マンガオハネ橋より下流はまだクリアだが....。

 

赤矢印の支流ファカウレコウ川は相変わらずの濁水で、黄色矢印のランギティケイ川はこの合流点からいつも濁り始めるのだが、今日はヘッドウォーターからの濁りもあともう少しのところまで迫っている。

 

ファカウレコウ川は2月13日以降からこの状態なので、2月9日〜11日までN原さん(日本)と釣り上がれたのは本当に奇跡的でスーパーラッキーだったなと思う。

 

とは言っても、そのかわりにサイクロンの影響で帰国するのが数日ズレ込んでしまったが「釣り」という目的を第一に考えれば日程的には完璧だったのかな。

 

ってなことでロッジに戻ったら....。

 

さぁ、どうしましょう。

 

荷物を一旦戻して話し合った結果....。

 

ロス、トニーは釣りをお休みすることにし、連日ガイドを頑張っていたミカイラにもお休みを与え、スティーブンと俺がダグ、デビー、サムを連れて....。

 

ロトアイラ湖へ行くことに....。

 

で、ロングドライブでロトアイラ湖に到着するとサイクロンによる爆風でボッキボキになった松の木の花粉が....。

 

湖中に漂っており....。

 

今日はキビシイのかな?と思ったが....。

 

オタマンガカウ湖とは違いロトアイラ湖は....。

 

釣り人をとても優しく迎え入れてくれて....。

 

特に81歳のサムは「1日1尾で満足なんだよ」とホッとさせてくれる言葉を....。

 

俺もロッドを出させていただきアレコレ探ってパターンがわかったら....。

 

ヒット!

 

ランディング!

 

ヒット!

 

ランディング!で....。

 

ほぼ半日の釣りになってしまったが....。

 

グッドサイズを数尾キープして夕食前にスモークでいただいた。

 

ヘッドウォーターからの濁水は昨夜のサンダーストームが原因だろうけど、他の区間に比べてクリアになるのが早いから、たぶん明日はスプリングベイル周辺なら釣りになるのではと期待している。