Rangitikei River 2023-3-1, 2 | TARATA FISHAWAY

TARATA FISHAWAY

ニュージーランド北島・フィッシングロッジ
「タラタフィッシュアウェイ」

3月1日


NZ滞在もあっという間に2ヶ月が経ち今月14日には帰国の予定。


1月中は何日も湖での釣りを楽しむことができたがロッジ前を流れるランギティケイ川本流でロッドを振ることができたのは片手ほどで、しかもそれは全て上流部のスプリングベイルのみ。


ロッジ周辺の流れは2月12日にN原さん(日本)を第4セクションでガイドしたのを最後に翌13日から濁り始め、そして14日の大洪水後は支流ファカウレコウ川からの濁水流入が絶え間なく続いており....。


ずっとカフェオレ状態のまま。


2月27日の夜には強めの雨がランギティケイ川上流部で降りスプリングベイルも増水、濁水となってしまったのだが、2日後の今日はミカイラがグレッグ(アメリカ)をトップセクションのスプリングベイル〜マンガオハネ橋区間でガイドすることになり....。


俺はいつものように送迎後にスプリングベイルから釣り上がりの予定だが27日からの濁りがどの程度落ち着いたのかは行ってみないとわからないので、万が一ひどい濁りの場合にはそのまま湖に向かうのでレイクフィッシングの用意もしての出発となった。


ミカイラたちをスプリングベイルへ送るとランギティケイ川はまぁまぁ増水はしているが釣りが可能な程度の濁りなので一安心。


2人を見送ったらひとまず手前のポイントはスルーして20分ほどテクテクと歩き....。


ロッド:BLUE-KITE 906-6、リール:Abel No.1 5059をセットしたら....スタートフィッシング!


増水翌日からの減水過程でまだ落ち着いていない流れでは通常ポイントよりも超岸際のスーパーシャローに定位するトラウトとディープな川底にへばり付いているトラウトの両極端のパターンでのヒット率が非常に高く、そんな時は迷わずシャローポイント一択にしてビッグドライを撃ち込むのだが....。


数ポイントを通過しても全く反応しないので....。


流速のあるガッツリとディープな流れで立ち止まりビーズヘッドのニンフ+スモールニンフのダブルニンフをセット。

その後はポイントごとにシステムをチェンジしながら進むのだが全くアタリがないまま数ポイントを通過し「もっと深く沈めないとダメみたいね!」と、スーパーヘビーウェイトのビッグニンフ+ビーズヘッドニンフのドボンシステムをキャストすると....ヒット!

引きからしてまだかわいいサイズなのはわかるのだが、なんだか今日はこの1尾で終わりそうな気がしたのでネットを準備し、無事ランディングしたのは....。

まだ幼顔の残るレインボートラウト!


とにかくおサカナの顔が見れたのでホッとした。


ヒットしてくれて....ありがとう!


ってことで、今日は川底深くの緩みに定位しているんだね!とかなり上流からフライを落とし込んでみると....。


ヒット!


無事ランディングしたのは....。


グッドサイズのレインボートラウト!


よし、今日はもうこれで充分満足!


ヒットしてくれて....ありがとう!


ってことで....。


早めのランチを楽しんだら....。


さぁ、マンガオハネ橋へと移動しよう!


今日はたっぷりと時間があるので....。


モーモーゾーンを抜けたら....。


フラワーゾーンで....。


カラフルな....。


お花さんたちの....。


写真を....。


カシャカシャと....。


撮りながら....。


のんびりと....。


車まで戻り....。


バックカントリーロードのメーメーゾーンを抜けたら....。


マンガオハネ橋に到着。


前回、フックアウトしたヤツがまだいるかと覗いて見ると....。


今日はお留守のようでリベンジ戦はまた別の日に....。


ロッジに戻るとデイル、メリンダ(アメリカ)が到着しており3年ぶりの再会を喜び、その後ロス、トニー(オーストラリア)も到着し、これまた3年ぶりの再会を喜んだ。




3月2日


今日はミカイラがデイル、メリンダ(アメリカ)をトップセクションのスプリングベイル〜マンガオハネ橋区間で....。


スティーブンがサンディ、コリン(オーストラリア)を第2セクションのリバーバレー〜タラタロッジ区間で....。


ミックがロス、トニー(オーストラリア)を昨日より再び解禁したオタマンガカウ湖でガイド。


ロス、トニーには川でのガイド可能な区間が本流6セクション+最上流部のヘッドウォーターの計7ヶ所に3本の支流を+して合計10ヶ所あるうち、今は2ヶ所しかクリアな区間がないことを説明し....。


どのグループもロッジ滞在中に1日は湖に行くことになってしまうので、サイズは見込めないが釣果は必ず出るロトアイラ湖か、釣果が出る確率は低いが釣れればビッグワンの可能性が高いオタマンガカウ湖のどちらかを選んでいただくと....ゼロイチ勝負のオタマンガカウ湖に!



昨日が1ヶ月ぶりの解禁日だったのでかなり期待できるぞ!と思うのが普通なのだが、1月の釣果がイマイチだった上にダムゼルがとっくに終わりセミも少なくなり、今までの3月の釣果を考えたら正直キビシイだろうと....。


それでもしっかりと引っ張れればタイミングよくビッグワンが出てくれるかもってことで、本当は最初から引っ張りたかったがまずは様子見でニンフをウィードベッド沿いに落とし込んでみるが....。


1時間半が経過しても6艘ほどのボートが浮かんでいる中、どのロッドも一度も曲がっていなかったので「このままマーカーを眺め続けるかウーリーバガーを引っ張るか」と聞いてみると....2人とも引っ張りを選択。


ってことで引っ張りポイントに移動し、俺もロッドをセットさせていただき、2人にはしっかりと沈めてから引き始めてと指示を出すと....。


トニーがヒット!


無事ランディングしたのは....。


オタマンガカウ湖のレインボートラウト!


サイズ的にはまだまだだが誰も釣れていない中でのヒットはとても嬉しい!


その後もみんなで引き続けるが、ラインシステムが中途半端なのでそう簡単にはうまくいかない。


「〇〇秒カウントして沈め、こんな感じで引っ張ってみてね」と伝えるがイマイチピンとこない様子。


そんな中、サイズはイマイチだが3尾ほど釣ってみせると....。


リトリーブを真似ていたトニーがヒットし....。


レインボートラウトをランディング!


ランチ後もひたすら引っ張り続けるが全く反応せず、そろそろ終わりかなって思っていたところで....。


ようやくロスもヒット!


だが、運悪くウィードの中に逃げ込まれ、反対側に回ってみたが時すでに遅しで、外れたフックがウィードに引っかかっている状態だった。


ってことで残念ながらストップフィッシング!


オタマンガカウ湖へと続く一本道には松の木が植林されているのだが、前回大打撃を与えて消え去ったサイクロン「ガブリエル」の影響はこちらにもあったようで....。


ボッキボキに枝ではなく幹が折れ、根元から倒れる巨木も....。


とにかく、もの凄い勢いで突風?爆風?烈風が吹き荒れながら通過したようで....。


今年のNZは様々な面でちょっとどころではないとても悲惨な危機的状況に陥っているのだ。