レストランではそんな大した話はしませんでした。
正確に言うとおもちの相手で精一杯。
こういう時もありますよね…
彼「旅行の話もしたいから家でおもちを寝かせてから話そう?」
私「うん。機嫌悪いからこのまま帰ろうか。」
いつもは公園に寄りますが、この日は真っ直ぐ帰りました。
彼「俺が寝かすよ。」
私「ありがとう。」
りょうくんが寝かしつけてくれると言うので、私はレストランで使ったおもちのカトラリーやエプロンを洗うことにしました。
寝る前はぐずりますが、あまりにも泣き止まないので寝室を覗きに行きました。
私「寝ない?」
彼「ママ、ママって。」
私「変わるよ。」
彼「もう少し頑張ってもいい?」
私「分かった、部屋出るね。」
すると1分も経たないうちにおもちがリビングに「ママ〜」と泣きながら走ってきました。
彼「ごめん、抱っこしてたんだけどあまりにも泣くから一度ベッドに置いたら、ママの所に行っちゃった。おもちーパパだよ。」
その間もおもちはママーと泣いて、パパを見ようともしませんでした。
彼「あれ〜?おかしいね。」
私「最近寝かしつけは私だからかな?」
彼「そうか…」
私「可哀想だから寝かせてくる。」
彼「うん、あ、待って。」
りょうくんが近寄ってきておもちの顔を触りました。
するとまたワー!と大きな声で泣きました。
彼「ごめん、ごめん。パパが悪かった。もうしないよ、」
私「大丈夫。待ってて。」
寝室に行くとおもちは枕に顔を押し付けすぐに寝てしまいました。
りょうくん寂しそうだったな。
でもそれでいいと思いました。
たまに来て遊ぶだけではこうなってしまうのだよ。
これくらいは思ってもいいですよね…
りょうくんがしたかった別居は、おもちとも距離ができる事だと知ってほしいと思いました。
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