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ブワーッと涙が溢れ出しました。
結婚しなければ良かったという言葉は、離婚したいと言っているのと同じだと思いました。
おもちがいるからできないけど、私から逃げたいのだと思いました。
だから何を言ってもだめなんだと、ここでようやく納得しました。
彼「ごめん、泣かないで。」
私「大丈夫だよ。私の方こそごめん。」
彼「違うよ?結婚しなければ良かったって、そういう意味じゃなくて…泣かないでよ。」
私「本当に大丈夫、話して?涙腺がおかしいだけだから。」
彼「無理だよ。ななこが泣いてたら話せない。」
私「ごめん、一度顔洗わせて?すぐ戻るから。」
洗面台の鏡に映った顔はとんでもなく情けなくて、哀れでした。
こんな惨めな顔した女に離婚したいとは言えないか。
私は顔を水で洗い、もうりょうくんの前では泣かないと決めました。
私「大丈夫。もう全然平気!顔洗ったら気持ちまでスッキリしちゃった。」
彼「結婚しなければ良かったって、俺がななこを幸せにしてあげられなかったから言ったんだよ。」
私「だとしたらそれは当たってないよ。私幸せだったもん。おもちまで授かることができて、りょうくんには感謝しかないよ。」
彼「本当にごめん。」
私「謝らないでいいよ。どちらかのせいではないんだから。」
彼「親には俺から説明しておく。ななこのお父さんにも俺から話そうか?」
私「うちの親には私から話す。」
彼「今日はもうホテルに帰るよ。ベビーな話しちゃったから、お互い整理する時間が必要だと思う。」
私「少し距離を置くってこと?」
彼「その方がいいと思う。ななこが仕事や出かけたい時は俺がおもち見るから。というか、俺が休みの日は全部おもちみるよ。」
私「それは…私が仕事の日だけで大丈夫。」
彼「分かった。何度も言っちゃうけど、離婚するわけでも喧嘩してるわけでもないんだから、いつでも連絡して?俺もするし。」
この日から私の生活は一変しました。
距離を置いているからなのかりょうくんとは連絡する事も会う事もほとんどなくなりました。
おもちがいるのでなんとかやっていますが、孤独を感じずにはいられません。
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