私「私もだよ。結婚式楽しかったのに。」
彼「俺のせい？」
私「くどいんだもん。」
彼「昨日話し合いできなかったから。」
私「旅行中にこんな話しなくても良いじゃん。仕事の話なんて今回の事と関係ないし。」
彼「全部繋がってるんだよ。」
私「りょうくんの心配性度が過ぎるよ。ちょっとハグされたくらいで大袈裟。今日来てくれてありがとうってだけで、他に意味なんてないよ。」
彼「俺浮気だけは許せないって言ったよね？」
私「浮気だと思ってるの？」
彼「昨日のが浮気だとは言わないけど、そういう類の事は全部無理なんだよね。」
私「浮気とは全然違うでしょ。本気で言ってるとしたらおかしいよ。」
彼「浮気ではないか、ななこの友達が非常識なだけか。」
私「もういい加減にしてよ！悪いけど先におもちと部屋に戻ってるね。少し頭冷やした方が良いと思う、お互い。」
彼「逃げるの？まだ話終わってないけど。」
私「昨日結婚式に出席した人たちがここに泊まってるかもしれないんだよ？新郎新婦とか親族の方がこの会話聞いてたらどう感じると思う？非常識なのはりょうくんの方だよ。」
私達は結婚式場のホテルに泊まっていました。
話の途中で逃げるような事はしたくありませんでしたが、お友達の事を非常識だと言われて気分が悪かったです。
ハグひとつでここまで言われますか？
おめでたい結婚式の後に。
私はおもちと部屋に戻り、帰る準備を始めました。
りょうくんは1時間程で戻ってきました。
彼「そろそろ行く？」
私「うん。」
私達はほとんど話をしないまま東京に戻りました。
そこから関係がおかしくなっています。
どうすれば良かったのでしょうね…
すると、先日りょうくんが食事に誘ってくれました。
彼「あのさ、今月の食事はお寿司にしない？おもちも行けるお店見つけたから。」
私「おもちも大丈夫なの？行きたい。」
彼「美味しいお寿司がいっぱい出てくるからその日はお腹空かしておいて。おかわりもできるらしいよ。」
私「分かった！楽しみにしておくね。」
彼「うん、予約しておく。」
りょうくんが仲直りしようとしてくれているのだと思いました。
おもちも一緒だと私が喜ぶ事をりょうくんは知っています。
この後も気まずい日々が続きましたが、もうすぐ仲直りできるのだと思って乗り越えました。
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