元母におもちがいる時に暴力を振るわれ、バッグとお財布を取られた事が悔しくて何人かの弁護士さんに相談しました。
でもね…
思ってた返答とは違いました。
頼むなら1番親身になってくれた弟と同じ年齢くらいの弁護士さんにしようと思いますが…
弁「大体のお話は分かりました。酷い話です。」
私「警察官に言われた通り私も物を投げたり蹴ったりしてしまったのですが、それはやはり不利になりますか？」
弁「正当防衛は主張できると思います。お母様は怪我もされてないんですよね。別に正当防衛が認められれば怪我をしててもいいんですけど。」
私「もしかしたら擦り傷くらいはあるかもしれませんが、私みたいなあざや傷はないはずです。」
弁「〇〇さんは慰謝料を請求したいという事ですよね。」
私「慰謝料と治療費の損害賠償を求めたいと思っています。それがあの人にとって1番困る事だと思うので。」
弁「もちろんです。」
私「実際どうですか？弟が最近婚約破棄の裁判をして1年以上かかったんですね。まだ判決は出ていませんが…弁護士費用と裁判費用全て含めると140万円以上かかる予定です。もし私がこの裁判をするとなるとやはりそれくらいはかかりますよね？となると、損害賠償を取れたとしても赤字になりますか？」
弁「まず着手金30万円裁判になった場合30万円これだけで60万円かかります。それに加え月々の弁護士費用がかかるので１年だとしても100万円以上になります。ただ毎月弁護士費用がかかる代わりに報酬金はないので、細かな雑費を入れても一年で120万円くらいです。」
私「あの人からそれ以上取れるなら別にいいんですけど…」
弁「最終的には裁判官が判断する事なので絶対という事はないですが、怪我のお写真やレストランでの会話、それに防犯カメラなど写っていたらそれが証拠になります。もし仮に勝訴したとしてですが、この場合慰謝料は弁護士費用と同じくらいだと思います。」
私「そうですか…」
弁「すんなり慰謝料を払うタイプでないなら示談交渉は長引き最終的には裁判で判決になります。もちろん私が相手とのやり取りは全てやりますが、それでも相手の言い分を確認してもらったり、裁判になったら顔を合わせる事になるかもしれません。裁判官には会いたくない事は伝えますが、時間をずらせたとしても、お母様が傍聴席に座るのは自由なのでそういう形で顔を合わす事もあります。」
私「はい。」
弁「縁を切った相手とまた一年以上関わります。相手の不利になる事を集めてもらう際に嫌な思いするかもしれません。もう一度傷つく覚悟が必要です。そして、先ほども話した通り勝訴したとしても弁護士費用くらいだと思ってください。お母様は働かれていますか？」
私「いえ…父のお金で生活しています。」
弁「となると、お給料の差し押さえはできません。」
私「払わない事もあるんですか？」
弁「あります。ですから払われない場合は強制執行手続きをして給料差し押さえや財産の差し押さえができます。無職でも慰謝料が免除になる事はありません。でも現実には全然払ってもらえなくて取るのを諦めてしまうケースもあります。例えば差し押さえ手続きも2.3ヶ月かかるので、それだけでここですと月々の弁護士費用に16万以上かかりますよね。免除はないと言いましたが、逃げ続けられるとこちらの費用がかさみます。」
私「そうですか、」
弁「この場合証拠を集められれば勝訴すると思います。ただ赤字になるかもしれない裁判をやる意味があるのか、もし今回勝訴して、また近づかない様にとお母様に一筆書いてもらったとしても、ご存知の通りあまり意味がないんですよ。となると、何の為に裁判するのか、気持ちの問題ならやる意味はあると思いますが、傷ついてまでやる価値のある事なのか考えてみてください。僕は全力でサポートはさせてもらいます。」
私「傷ついて訴えるのにお金も取れないし、嫌な思いをもう一度私がしなきゃいけないなんておかしいですよね。弁護士費用が高いとかそんな事を言ってるんじゃないです。ただ、なんか被害者に優しくない法律だと思ってしまって。だってこれでは泣き寝入りしてしまう方がほとんどなんじゃないですか？でも分かりやすい説明で良く分かりました。もう一度考えます。ありがとうございます。」
弁「相手が普通の方なら示談で済む話なんですよ。」
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