ほんの一瞬だけ感じた幸せ | 膵臓ガン4b 母を看取るまで

膵臓ガン4b 母を看取るまで

知り合いが膵臓ガンで亡くなった縁で膵臓ガンブログを拝見していましたが、自分の母親が膵臓ガンになってしまいました。2年間、肝転移ありで戦い抜いた母の最期までを記録します。

こんにちは。
一周忌が終わりほっとしたのか風邪引いてしまい。。
でも会社は休めず辛かったです。

ふと母の在宅介護中に思った事があって。
後2.3日と言われ母とも会話がままならぬ時期、本当に辛くて眠れなくて。。
母を失う恐怖と闘っていたときでしたが。。

介護ベッドの横で並んで寝転がったとき、母を看てあげているという変な幸福感が一瞬だけ沸き上がって。。
あんなに辛かったのに、不思議ですよね。
絶望の中、何であんな気持ちになったかわからないです。

同じ悲しみを抱えていらっしゃる方のブログのなかに、一周忌を過ぎると比べる1年が過ぎたから少し楽になっていくとのコメントがありまして、正にそうだなとすごく気持ちが楽になりました。ありがとうございます。

でもまだまだ。思い出さない時間はないし、いつだってこの選択があっていたのか自問自答しています。
私は死んだら無に成ると言われる方もいらっしゃいますが、またどこかで母に会えると信じています。
この世でないとは思うけど、会えるかどうかなんて、こればかりは亡くなった方じゃないとわからない。

今はそんな事が、自分を奮い立たせているひとつです。