ガンが発覚したとき、何の症状もなく食欲旺盛だと言っていた母。
偶然見つかったときはもう余命半年。
膵臓ガンが難しいことはよくわかっていた。
それでも大きな副作用もなく、スキップもせずアブジェムを1年以上できて、痛みも腹水も2年現れなかった。
どこかで、母は助かるのかなとか、もしかしたら膵臓ガンとうまくやっていけるのではと淡い期待がよぎり始めました。
けれど、膵臓ガンは甘くなかった。マーカーが万を越えても何もなかったけれど、発覚して2年になった頃、今までの分を取り戻すかのようなガンの猛威。
たった3週間で、ガンのせいで逝ってしまった。
唯一の救いは、ガンの痛みだけは全くなかった事です。
それでもやはり、特別にはなれなかった。
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