25年以上前、友人の母が若くして膵臓ガンで亡くなられました。
あのときも、確か半年位で亡くなられて、友人の間では「膵臓ガンだけはね。。」と恐れられた気がします。
あれからあんなに経つのに、膵臓がんについては変わってない気がします。
確かに、他のガンは初期なら手術すれば部位によって差はあるでしょうがほぼ完治が見込めます。
けれど、膵臓ガンは初期などないと。主治医に言われた記憶があります。
あんなに2㎝もない小さなガン。ただのCTでも見つけられず、痛みもなにもない。
腫瘍マーカーも胆石でも反応するほどの数値。CEAに至っては、正常値。
なのに既に肝臓の8ミリの転移で「抗がん剤しても半年」との宣告。
信じられません。こんな凄まじいガンは。
これから増加予測されるのに、検診も膵臓ガンに特化したものはなく。。
初期状態で手術したら、一気に悪化された方もいらっしゃいます。
他のガンではあまり聞かないです。
もちろん、進行具合はその方の遺伝子やガンの性質などにもよると思います。手術できなくても何年も闘病されている方もいらっしゃいます。
それでも、完治が望めるのは手術なんだなと思っています。
手術できる状態でも、他の代替医療だけをされる方もいらっしゃると思いますが、もし完治を望むならまずは標準治療をしてほしいなと。それと併せて代替医療が生きてくる気がします。
他のガンなら、共存できる事もあるかと思いますが、膵臓ガンは本当に難しいと思います。
最初に告知されたとき、抗がん剤かもしくは何もしないかの選択のみでした。
もしかしたら、消えて手術できるのでは、との希望を持って抗がん剤を選択しましたが、やはり難しかったです。
抗がん剤をやめてからの進行は凄まじいものがあったので。。
それでも、賛否ある抗がん剤は私たちにとっては、貴重な2年という時間を残してくれました。
もちろん抗がん剤を使われなくても、良い時間を多く過ごされた方もいらっしゃいます。
できない方も多くいらっしゃると思います。
抗がん剤が逆に辛さを増長させたりしてしまう場合もあるので。。。
本当に難しいです。何がご本人にとって良いのか。
それでも、早く闘病されている方にとって少しでも希望の持てる治療法が出てくると良いなあと思っています。できれば保険適用で。
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