肝不全の時はケガに注意 | 膵臓ガン4b 母を看取るまで

膵臓ガン4b 母を看取るまで

知り合いが膵臓ガンで亡くなった縁で膵臓ガンブログを拝見していましたが、自分の母親が膵臓ガンになってしまいました。2年間、肝転移ありで戦い抜いた母の最期までを記録します。

母が亡くなったのってやっぱり肝不全が大きな要因なのかなと思います。
血液検査や、バイタルから心不全でもあり腎不全でもあり。。
これが良く耳にする多臓器不全ですね。
実際目の当たりにすると、その早さには心がついていけませんでした。

肝不全になると血小板が極端に減ります。
母はたった7日で30万位あったのが、5万くらいになりました。
そうなることは知っていたので、とにかく不要なケガだけは注意していたのですが。。

母は最期まで食べる気満々でした。でも体が受け付けずお腹は減るけど、日に日に量が減っていきました。
幸い2年間の闘病中一度も嘔吐したことはありませんでした。
亡くなる1週間前、お腹が空いたといって、大きめのチョコの塊を口にしました。
そのチョコを噛んだとき、頬も噛んでしまい、口から血が飛び散りました。
本当にあのときの衝撃、忘れられません。
最初、肝不全だと静脈瘤が破裂しやすく、吐血するかもと言われていたので、「吐血か!」と身構えました。
でも口のなかが切れているとわかり、ガーゼで止血をし続けたのですが全然止まらないんです。
ガーゼも血まみれ、取り替えてもどうにもならず。
慌てて看護士さんによると来ていただきましたが、結局薬を塗ってもダメで、四時間半止まることはありませんでした。
普通の方ならすぐ止まりますが。。
なので、最期までケガやベッドに頭をぶつけないようずっと気をつけていました。

本当に、気が休まる時間は全くありませんでした。


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