Fukushima50は人生の教科書 | しあわせおっぱい→ねむのまちゃんねる

しあわせおっぱい→ねむのまちゃんねる

ねむのまch.のブログ
化学物質過敏症ライターのねむが、色々なところにお出かけして、体験をシェアするよ♪

しあわせおっぱいの鈴木みおです。

 

今、家族全員でFukushima50を観ています。

 

 

 

観たかったけれど、見逃してしまったので、観られてよかったです。

そしてなにより、家族全員で観ることができるというのが良かったと思います。

さらには映画館で観るよりも、みんなであれこれと意見を言いながら観られるのがいいなと思いました。

 

次男坊(15歳)は、当時5歳の幼稚園時だったので、ほぼなにも記憶に残っていないそうです。

長男(20歳)は、小学4年生だったので、色々と覚えています。

わたしが

「あの日の夕食は、パパが帰ってこられない中、なにを食べたのか覚えていないんだけど、どうしたんだろうね??」

と言うと、長男は

「パスタだったよ」

と教えてくれました。

あ~、確かに、パスタだったような気がする。

買い物にも行けないし、余震があって、子どもと3人だけで、とりあえずパスタゆでてお腹を満たそうと思ったんだったということを、思い出しました。

 

次男坊は震災のことや津波のことは、毎年この時期に知ることができます。

でも原子力発電のことは報道されないので、知らないままです。

確かに私も、あえて福島原発のことを伝えることはなかったなぁと反省しました。

原発のことを知らないので、放射線量とか基準値のことも分かりません。

映画を観ながら「〇シーベルト」とおいう単位が出てくるのですが、それも初めて聞く言葉という感じで

「これってどれくらい?」

「これってどういうこと?」

「これってどういう状況ってこと?」

とたくさん質問してきます。

映画を観ながらネットで調べて、表を見せてあげると納得した様子でした。

普段生活しているだけでも放射線は浴びている。

飛行機に乗ると、放射線を浴びる。

レントゲン検査も、放射線を浴びる。

ガンの治療にも使われる。

そういうことは、小さい頃から学んで、知っていることが大切だと思いました。

毎年、震災の記憶とともに伝えていかなければと思いました。

 

Fukushima50は、震災のこと、原発のことだけではなくて、働き方のこと、日本の指示系統など、人生の学びになることがたくさん詰まっています。

家族で観ながら、みんなそれぞれいろいろなことを考え、問題点を感じながら、それぞれの視点でいろいろなことを考えています。

これは毎年、人生の教科書として観た方がいいなと思いました。