目の怪我④http://ameblo.jp/tarachiner/day-20091207.htmlで,検査の結果,すぐにどうこうという必要はないけれど,少し近視気味といわれ,かなり落ち込みながら話を聞いていたら,ドクターが自分のお子さんの経験を話してくださいました。
幼稚園の頃,落ち着きがないといわれ,遠足の時もみんながバスの車窓からいつまでもいつまでも手を振ってくれるのに,自分の子だけ知らん振り。
わが子ながら,なんという子なんだ・・・と思っていたそうです。
そして年長さんになったある日,視力検査をしてみたそうです。
そうしたらすごい近視
バスから手を振らないのも,お母さんが見えなかったから。
落ち着きがないのも近視だったから。
先生の持つ絵本や紙芝居などが見えなくてつまらないから,立ち歩いたり,キョロキョロしたり。
そうかっ,そうだったのねと思い,すぐにめがねを作ったそうです。
そうしたら,今まで気になっていた行動がピタッとなくなったそうです
眼科の専門医である自分の子どももそんなことがあったのよと言われて,少し気持ちが落ち着きました
ドクターの話では,幼稚園の眼科健診では斜視などは見つかりますが,近視は見つかりにくいそうです。
現に次男坊も,サイプレジン検査と同時期に幼稚園検診がありましたが「異常なし」で,スルーでした。
ですから,毎日接している親から見て「何かちょっと気になる」とか,集団生活の中で気になる行動(落ち着きがない)ということがあったら,もしかしたら目や耳に原因があるのかもしれないと思ってみることも大切だと言われました。
近視の目安となるのは0.7以下。
小学校では一番後ろの席に座って,黒板の字が見えないというのが0.7以下だそうです。
そして,もし矯正が必要になった時に,眼鏡をかけさせるのがイヤとか,子どもにはかわいそうなのでは・・・と思うよりも,眼鏡をかけてしっかり物が見えるようになったり,視力が落ちなくなる方が本人にとって良いことなので,早期発見と適切な治療が大切だとアドバイスされました。
就学前はなかなか気がつきにくいかもしれませんが,たまに注意してあげてくださいと言われました。
その話を聞いて,わたしが思いついた子どもの視力検査法。
それは,お散歩のときなどに木になっている柿とか,どんぐりを発見したら,「あそこに,柿がなってるね~」と指差してみるとか。
雲を見て「あの雲はゾウさんみたいだね」とか。
空を見上げて「あっ,あそこに飛行機が飛んでるよ」とか。
ちょっと遠くの看板に書いてある絵を当てっこするとか。
文字が読めない時期だとそういうのが,ちょっとした判断のヒントになるかもと思いました。
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