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たらちゃんの天体観測

大阪府寝屋川市在住の子供の頃からの夢だった、天体観測・天体写真の履歴です。

1月の新月期は、暗い空を求めて、和歌山県の「すさみ町」へ遠征してきました。

はじめは、いつもの仲間と「和歌山の生石高原」にでも遠征しましょうか?とお話しをしていたのですが、和歌山の方々(T村さん・ふうまさん)より、折角和歌山くるなら、暗いところいきましょう!ということで、すさみ町遠征が決定しました。


大阪から当初5名が参加の予定で、和歌山の方が2名、合計7名となることで、撮影場所が問題でした。

まだ皆さん一度も行かれた事のない場所で、Googleのストリートビューでこの場所夜入れるんだろうか…とか、夜外灯大丈夫なんだろうか…とか、心配していると、我がチーム先発隊長の「ぐっちさん」が前日金曜日から前乗りしてレポートしてくれることになりました^-^;;


公園奥の駐車場(ヘリポート?)なのですが、ぐっちさんが前日に公園の管理事務所に行って頂いて、その場所の使用OKももらえ、また公園の外灯は消えることが確認できました。


ぐっちさんより、公園周辺の外灯は消えるのですが、ヘリポートの隣の建物の蛍光灯とその奥の外灯はついたままで、この明かりが邪魔でしたとのレポートがありましたが、人数も多いのでとりあえず向かうことに。


今回の遠征は大阪から、ぐっちさん、天文中年さん、くろさん、かなたさん、私と、当日参加を決められたしゃーまんさんの6名、和歌山からの参加は、T村さん、ふうまさんの総勢8名となりました。


GoogleMAPさんによると、自宅の寝屋川よりすさみ町まで約190km、高速使って約3時間とでました^-^;;

午前中に天文中年さんより、もう出ましたとLINEは入り(はやすぎ^-^;;)早く出なきゃ…と思いつつ、昼過ぎには出発し、夕方16:00頃までに現地に到着できました。


現地に着いて、どんな感じで店を広げようかと相談していると、ヘリポートの蛍光灯がよるには相当明るく邪魔とのことだったので、グッチさんのキャンピングカーで光を遮るように駐車していただきました。

グッチカーの陰に入るように皆さん望遠鏡を設置スタート!


薄明終了とともに、西に沈みかけたラブ女医さんを撮影しました。





撮影対象 ラブジョイ彗星(C/2014Q2)[Lovejoy] 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2015/01/24 20:12~21:31(JST)

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温5℃

撮影時間 総露出56分 撮影感度 ISO6400
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

120sec×28

撮影場所 和歌山県西牟婁郡すさみ町 ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite8frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCC2014(RAW現像・カラーバランス・レベル補正)
MaxIM DL5.21(彗星核基準コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングあり


感度高め大量撮影で約60分コンポジットしたので、尾の形が結構出てくれました。

それにしても、この彗星は尾が長かったですね~。


この遠征のメインを撮影するまでに、まだ時間があったので、南中から西に沈んでいくオリオン周辺をまたまた撮影してみました。




撮影対象 オリオン座 馬頭星雲(IC434)~オリオン座大星雲(M42) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2015/01/24 21:48~2015/01/25 00:50

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温6℃

撮影時間 総露出142分 撮影感度 ISO3200
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

300sec×28

10sec×12

撮影場所 和歌山県西牟婁郡すさみ町 ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite8frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCC2014(RAW現像・カラーバランス・レベル補正)
ステライメージ7(コンポジット[σクリップ]・デジタル現像)・トリミングなし


この構図、昨年のしらびそ遠征で撮影したのと殆ど一緒です^-^;; その時は、オリオン座大星雲の中心部用の短時間露光を撮影していませんでしたので、白飛びが激しかったのですが、今回それを対策するためM42中心部用に別で撮影したもの(10秒露光×12)をHDR合成して、白飛びを抑えてみました。

また、この領域は人工衛星がほとんどのライトフレームで入っていますが、ステラ7のσクリップコンポジットを使うことで、ほぼ目立たない感じでコンポジット出来ました。


それにしてもこの領域は周辺のモクモクがすごいですね。三ツ星の回りも小魔女の横顔みたいなものがありますし、カラフルな領域ですね。


さて、この次は今日のメイン対象。現地で今回初めてご一緒させて頂いた、T村さんの撮影されたのをiPadで見せて頂き、「これを撮りたい!」と思った対象です。

この時期冬の対象が沈んだあと、320mm程度の焦点距離では本当に撮る物がありません^-^;;

ED103S(795mm)に載せ替えて、焦点距離が力不足ながら春の銀河でも撮ろうかと思ってましたが、T村さんみ見せて頂いた北方向の広がりのあるこの対象、淡いながら鏡筒を載せ替えることなく撮影が出来ます。




撮影対象 おおぐま座 M81・M82周辺の分子雲 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2015/01/25 01:32~03:47

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温6℃

撮影時間 総露出85分 撮影感度 ISO3200
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

300sec×17

撮影場所 和歌山県西牟婁郡すさみ町 ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite8frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCC2014(RAW現像・カラーバランス・レベル補正)
ステライメージ7(コンポジット[σクリップ]・デジタル現像)・トリミングなし


オリオン周辺を取り終えたあと、薄明まで約3時間半はあったので、残りのすべての時間を使って撮りまくる予定でした。T村さんにも最低3時間の露光は必要をアドバイスを頂いてたので、十分に露光するつもりでしたが、1時間ちょっとになってしまいました。


実はこの日風が結構強かったのですが、夜半を回ってからどんどん強くなっていき、突風でガイドはめためた…。さらに超強風でノートパソコンが飛ばされて転がるほどの風が吹いてきました(T-T)


というわけで、風の為恒星がト音記号の様になっているひどいフレームは除くと、なんとか使えそうなフレームは80分少々とちょっと残念な結果に(T-T)

辛うじて分子雲は出てくれましたが、ものすごく淡く、惨敗^-^;; おおぐま座周辺はこれからが季節ですし、今後もっと撮り増していこうと思います。


こんな強風の為、フラットを撮ろうとしてもEL判が飛ばされそうで、どうしよう…と躊躇していると、薄明開始30分前に奇跡的に風が無風に^-^;;

ちょうどオメガ星団が南中とのことだったので、急遽オメガ星団を撮影することに。




撮影対象 ケンタウルス座 オメガ星団(NGC5139) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2015/01/25 05:27~05:46

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温6℃

撮影時間 総露出16分 撮影感度 ISO3200
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

120sec×8

撮影場所 和歌山県西牟婁郡すさみ町 ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite8frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCC2014(RAW現像・カラーバランス・レベル補正)
ステライメージ7(コンポジット・デジタル現像)・トリミングなし


焦点距離が足りてませんが、大きい星団ですね~。さすが全天で一番大きい星団ですね。

直前まで風が強かったおかげで低空の大気の状態も良く、いい感じにつぶつぶが分離して写ってくれました。この対象は南中高度で9度くらいしか無く、南の低空まで開けている場所でしか撮影出来ません。

この対象はいままででまだ2回目の撮影ですが、前回も2,3年前のすさみ町遠征での撮影でした。


すさみ町はさすがに空も非常に暗く、やはり写るものが違います。

ほんと空の暗さが一番のファクターだと再認識出来た遠征でした。ここのところ、しらびそ高原や大台ヶ原、八塔寺など空が暗い場所ばかりで撮影してきていますので、もう光害地では撮れない体に…(汗)


いや~、空が暗いって、ほんっとうにいいものですね!


遠征ご一緒して頂いた皆さん、ありがとうございます。また和歌山組のT村さん、ふうまさん、また和歌山に遠征したときは、またよろしくお願いします!




さて、年も開けまして、もう1ヶ月が経とうとしています。

来年に引き続き、画像処理とブログ更新が滞りがちで、これはいかんいかん…。


今年の初星撮りは、1/10(土)に神野山へ行きました。

条件としては、22時頃には月齢19のお月様が昇って来ますので、月出までが勝負!


メインターゲットは、やはりいま巷で賑わいを見せている「ラブ女医彗星」です。

月出手前で丁度南中で、高度も昨年撮ったときより高くなってますし、さらに光度のピークを若干過ぎた頃合いで、まさに撮り時な感じです。


今回の遠征では、ラブ女医彗星を撮影し終われば、月出で終了なので、どうせなら複数の焦点距離で撮影してみようと、赤道儀に、FSQ85ED+miniBORG60EDとED103Sとを親子亀並列同架しました^-^;;

いざ、バランスを取ろうとすると、持ってるウエイトを全部付けてもバランスがありません(汗)

というわけで、天文中年さんが予備でお持ちのウェイトを1個借りて、なんとかバランスはとれました^-^;;


いざ、同時に撮ろうとすると、結局のところ、ばっちり同じ方向を向いてるわけではなく…。

さらにどちらかを微動出来るわけでもなく…。結局、別々に撮ることになりました(笑)




撮影対象 ラブジョイ彗星(C/2014Q2)[Lovejoy] 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2015/01/10 20:49~21:35

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温0℃

撮影時間 総露出28分 撮影感度 ISO3600
レデューサ QE0.75× フィルター LPS-D1 コンポジット

120sec×14

撮影場所 奈良県山辺郡山添村(神野山) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite8frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCC(RAW現像・カラーバランス・レベル補正)
MaxIM DL5.21(彗星核基準コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングあり


なんかちょうど赤い星雲あたりを移動していたタイミングっぽく、彗星周辺が赤くなってますね。

はじめはなんか変なカブリなのかと思っちゃいました。

撮影をしている時は、尾が無くなった?と思ってしまうほど淡かったのですが、コンポジットして処理してみると、長い尾が出てきました。


続いて、もう一つの鏡筒。





撮影対象 ラブジョイ彗星(C/2014Q2)[Lovejoy] 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2015/01/10 21:45~22:21

撮影鏡筒 ED103S カメラ EOS KissX2(SEO-SP2)
撮影条件

気温0℃

撮影時間 総露出36分 撮影感度 ISO1600
レデューサ AT2FFフラットナー フィルター LPS-P1 コンポジット

180sec×12

撮影場所 奈良県山辺郡山添村(神野山) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite8frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCC(RAW現像・カラーバランス・レベル補正)
MaxIM DL5.21(彗星核基準コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングあり


こちらは途中から月出が重なっています。

暗い鏡筒なので、彗星核ガイドでもっと露光を伸ばさないと尾が出てきませんね^-^;;


この彗星は日に日に尾の形が変わっている様で、毎日のように撮影出来る方は、相当おもしろい対象なんだと思います。結構風の強い日でしたが、短時間露光だったので、なんとか彗星撮影を物にすることが出来てよかったです。


遠征ご一緒いただいた方々、ありがとうございました~(^-^)/




あけましておめでとうございます。

2009年から始まったこの天体写真趣味も今年で7年目となります。


まだまだ天体誌の写真コーナーに応募するほど力はないですが、うれしいことに当ブログを「星ナビ2015年2月号」で紹介していただけました。







「ネットよ今夜もありがとう」というリレー形式でブログを紹介していくというコーナーです。


ブログでお世話になって、またしらびそ遠征など星撮り遠征でご一緒させていただいている、こもロハスさん より紹介して頂き、うれしいことに当ブログが紹介されることになりました。

こもロハスさん 、紹介いただきありがとうございます!


また次の方にも無事バトンを渡すことが出来ました。次号は2月5日(木)に発売ですので、次号にどなたのブログが紹介されるかは楽しみにしていてください^-^;;


昨年はなにかとお天気が悪く、遠征回数の少ない1年だったかと思います。

今年は昨年を上回る遠征回数を期待し、星撮り&星見をがんばっていこうと思います。

いつもご一緒して頂ける方々、今年もよろしくお願いします!




やってきました、12月の新月期!

2014年最後の新月期ですし、週末に近づくにつれて AstroGPV とにらめっこ…。

また LINE でいつもの仲間と「どこへ行こう?」と検討していました。


天気予報としては、12/20(土)の近畿地方の天気はそこまで良くなく、日中~夜20時頃までは雨…。

そして夜半頃にはなんとか晴れそうな予報でした。しかしながらあまり良い天気予報とはいえません。


予報的には西へいけば行くほど早く回復する予報ですので、みなさんとお話しし、西はりま天文台へ行くことにしました。


今回西はりま天文台遠征メンバーは、ベアさん、天文中年さん、くろさん、しゃあまんさん、私の5名です。

渡邊さんも来られる予定でしたが、都合が悪くなり、ご一緒できませんでした(T-T)


どうせ夕方までは雨だし、ゆっくり出ようかと思っていましたが、ベアさんよりメールで明るいうちにつきたいので、先に出ますと14:00頃メールが。。。ベアさん、はやっ!

初めての場所ですし、私も急いで出ることにしましたが、自宅を出発できたのは16:00頃でした^-^;;


自宅を出発したときはもちろん雨の中…。西へ西へはしっていくと、見事に西方向は晴れを感じさせる空が見えてきました!





現地到着は、18:00頃。西はりま天文台へ登る道は、すごい霧で、もう5m先が見えないくらい濃い霧の中でした…。とりあえず一番上の駐車場でベアさんと合流…。


一番上の駐車場には、トイレもあり、ここで店を広げることが出来れば最高です。

ちょうど管理棟に西はりま天文台の方がいらっしゃったので、聞いてみると、21:30でこの駐車場は施錠されてしまうとのこと…。朝まで施錠とのことなので、朝までここにいてもいいか聞いてみましたが、防犯上の理由で、施錠後に中に残るのはNGとのことです(そりゃそうだわな(汗))





西はりま天文台には直径2mの望遠鏡「なゆた」があります。

土曜日は予約制ではありますが、無料の観望会を開催されているようで、もちろん予約なんてしていません(汗) 現地で直接予約出来るか聞いてみたところ、今日は予約人数が少ないので、いま予約可能ということで、5名分予約しました。


そりゃ、こんな霧だと予約してる人もいないような気もします…。

観望会は19:30~21:00までで、晴れることを願って、観望会に参加しました。





天井の空いていない「なゆた望遠鏡」を撮影!




前からも巨大な望遠鏡を撮影!


そうです。その通りです。曇ってました…orz

曇ってるし、もし星空が見えたとしても、湿度が高すぎて、湿度で2mものミラーが曇ると大変なので、開けれなそうで…。結局「なゆた望遠鏡」の観望会となってしまいました。


西はりま天文台の方曰く、望遠鏡の主鏡を見れるのは、曇ってる時だけだそうで…。

そりゃ、晴れてたら星空に向いてるので、鏡は見えませんもんね^-^;;


なゆた観望会も終わり、解散~となったとき、霧は若干なくなってきているものの、空は曇り…。

皆さんとどうしようかお話しした結果、八塔寺に向かうことになりました。

八塔寺へ行ったことのある、しゃあまんさん先導の元、車5台で更に西に向いて走ります^-^;;


現地到着は、たぶん22時半頃。八塔寺ふるさと館へつきましたが、駐車場にはチェーンがかかってます。駐車場の中で撮影されている方にお話しをお聞きしましたが、この場所は「八塔寺星を観る会」に入会されている方だけが使える場所だそうです。

電源もあり、トイレもありと最高の場所ですが、なんとこの日がこの場所を使える最後の日だそうで、「八塔寺星を観る会」に入られてる方でも、明日からは使えないとか…。


ふるさと館よりちょっと下に移動した、茅葺の建物の前の駐車場は使えるそうなので、車5台で移動^-^;;

茅葺駐車場は5名ほど既に望遠鏡を設置されている方がいらっしゃって、お話しを聞くと、西明石天文同好会の方々でした。車5台でいきなりおしかけたにもかかわらず、駐車場に快く駐車させて頂き、皆さんと楽しくおしゃべりさせて頂きながら撮影が出来ました。


3対象ほど撮影を行いましたが、実はまだ処理が終わっていません^-^;;

その中で今が旬の対象「ラブ女医彗星」を撮影しましたので、先に処理しました。




撮影対象 ラブジョイ彗星(C/2014Q2)[Lovejoy] 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/12/21 01:05~01:25

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温0℃

撮影時間 総露出21分 撮影感度 ISO2500
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

180sec×7

撮影場所 岡山県備前市吉永町(八塔寺) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite8frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(彗星核基準コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし


エメラルドグリーンの発色が綺麗な彗星ですね。処理してみると思ったより尾が長く、撮影前はそんなに長くなさそうだったので、中央に導入して撮影しましたが、縦構図で撮影すればよかったと後で公開ですorz

これから高度が高くなっていきますし、これからが楽しみな彗星ですね。


この日の彗星の位置は、シリウスとカノープスのちょうど間あたりで、高度としてはかなり低いかったです。さらに、日中の雨の影響か、空気中に水蒸気が舞ってた為、南東・南西の街明かりを反射してるっぽくて、低空は光害でカブってしまいました。


天頂付近は大台ヶ原で撮影した条件と同じ条件で撮影を行っても、飽和するまで行かなかったので、結構空は暗い方だったかと思います。


現地で西明石天文同好の方と楽しくお話しさせて頂き、撮影放置で結構話し込んでしまいました^-^;;

結構遠いので、頻繁には八塔寺まで遠征することはあまり無いかもですが、また現地でお会いしましたらよろしくお願いします(^-^)/




やばいです。ブログ更新が滞ってます(滝汗

夏の時期は夜の時間が短いので、撮影出来る対象も少なく、画像処理がすぐ終わるのですが、冬になると夜が長く、夏の倍は撮影ができ処理が追いつきません^-^;; うれしい悲鳴ですが(汗)


というわけで、遠征からはや1ヶ月もたってしまいましたが、11月末の三連休の初日は今年最終の大台ヶ原へ星撮り遠征してきました。


関西屈指の星撮りスポット大台ヶ原は、冬期は大台ヶ原ドライブウェイが閉鎖となるため、12月頭~翌年のGW頃まで閉鎖となります。昨年も同じような時期に大台ヶ原へ行きましたが、既に路面は凍結しており、ノーマルタイヤで怖い思いをしながら遠征しました。


凍結でこわい思いをするのやいやなので、今年こそはとスタッドレスタイヤを購入しました。

11/22(土)の午前中にオートバックスへ行き、スタッドレスタイヤに履き替えて、昼から大台ヶ原を目指しました。ここ数日暖かい日が続いてたので、路面は夏タイヤでも余裕な路面^-^;;

特に問題なく、大台ヶ原に到着しました。


風も無く、雲もなく、今回4度目の大台ヶ原での星撮りですが、晴れに恵まれ、大台ヶ原4戦4勝です(^-^)/

遠征から1ヶ月も経ってるので、記憶が曖昧です(ぉ 文字数が少ないことをお許し下さい^-^;;;


薄明終了後、速攻で撮影開始。有名どころに鏡筒を向けました。





撮影対象 アンドロメダ座 アンドロメダ大銀河(M31) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/11/22 19:18~21:40

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温4℃

撮影時間 総露出105分 撮影感度 ISO2500
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

300sec×21

撮影場所 奈良県吉野郡上北山村(大台ヶ原) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite4frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし


周辺の淡い部分やその色もよく出たと思います。フルサイズだとちょっと広すぎかなと思っていましたが、APS-Cでの画角と比べると、窮屈すぎず良い感じかなと思います。


時間や高度的にも次の対象はプレアデス星団なのですが、前回のしらびそで思う存分撮ったので、プレアデス星団はスキップして、オリオン座周辺を…。オリオン座も前回撮影してたので、ちょっと画角を変えて、こんな感じで撮影してみました。





撮影対象 オリオン座 馬頭星雲(IC434)・ウルトラの星(M78)・バナー土ループ(Sh2-276) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/11/22 22:28~2014/11/23 01:07

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温3℃

撮影時間 総露出160分 撮影感度 ISO2500
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

300sec×32

撮影場所 奈良県吉野郡上北山村(大台ヶ原) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite4frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし

馬頭星雲を右下に、そして左側にバーナードループが入るような画角で撮影しました。

この周辺は赤かったり青かったりと鮮やかな領域で、三つ星周辺も小魔女みたいなのがいますね。


前回しらびそで馬頭~オリオン座大星雲(M42)を撮影してたので、試しに PhotoMergeで繋げてみました。





結構いい感じで繋がりました。PhotoMerge優秀ですね~。つながりの境目もわかりません。

オリオン座周辺を取りまくって、モザイク合成おもしろそうです。今期、是非チャレンジしてみようと思います。


続いてシリウス周辺の大きい対象へ…。





撮影対象 いっかくじゅう座 かもめ星雲(IC2177) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/11/23 01:20~03:19

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温1℃

撮影時間 総露出120分 撮影感度 ISO2500
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

300sec×24

撮影場所 奈良県吉野郡上北山村(大台ヶ原) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite4frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし

この対象はシリウスの左上あたりに位置しますので、結構高度は低いです。

なんか「わし星雲」と呼ばれているようですが、夏にも別の「わし星雲」があるので、英語名 Seagull Nebula にならって、かもめ星雲としました。同じ名前があるとややこしいですね。


いつもの撮影地である、神野山では南の木が邪魔で撮影出来ず、いままで実家の香川県で1度だけ撮影したことがあるだけでした。

周辺にも淡い星雲が漂っていますし、赤い星雲の中に、青や紫の色鮮やかな星雲が入り乱れて、綺麗な星雲ですね。


やはり大台ヶ原は良いですね~。十分に暗く、南の低空まで開けていますので、晴れさえしてくれれば最高の場所です。ちょっと遠いのが難点ですが...orz

これから来年のGWまで行けないのが残念ですが、次回大台ヶ原へ行くときは、夏の対象が狙える季節ですし、楽しみです。




時が経つのも早いもので、しらびそ遠征よりはや1ヶ月が過ぎようとしています(滝汗

しらびその夜は長く、一晩に4対象も撮れるので、画像処理が滞っていました。


今年もしらびそ高原遠征は、2泊3日で臨みました。

大阪から片道6時間かかる距離なので、1泊で行って曇ってましたというのは悲しすぎます。

というわけで、2泊すれば星空を拝める確率もあがるだろうということで、金→土→日の2泊3日予定で、実は次の月曜日も予備で会社をお休み頂いてたので、お天気次第で、あわよくは3泊も…ともくろんでしました。


車中泊で目が覚めたのが昼前、寝入る頃は寒くて寒くて…だったのに、日が昇ってきて灼熱の車内で汗だくで目が覚めました(笑) 空を見上げると、青く濃い快晴の青空!




こんな空をみると、2日目の夜も快晴が期待できます!

そして、大阪よりご一緒していただいているベアさんがお肉を持ってこられているということで、ベアさん、グッチさん、私の3人で焼き肉大会!




青空のもと、BBQ!最高ですね!ベアさん、お肉ごちそうさまでした。

このあとグッチさんお手製の焼きそばもいただき、おなかいっぱい(^-^)/


そんな中、本日合流予定のこもロハスさんがメッセージでしらびそ遠征を悩んでらしたので、こんな写真をお送りしました。




「土捨て場も車もいまはすくなく、こんな感じです」

「車止める場所はありますよ~」

「いまは最高の青空です!」


とお送りすると、「行きます!」とお返事頂きました(^-^)/


昼を過ぎて日が西に傾きだすと、雲が押し寄せてきました…。





なんか嫌な感じの雲行きです…orz

いやああ~。GPV天気予報も夕方から雲が増えるような予報になってきましたし、こもロハスさんに快晴です!とお伝えしたのに、こんな空になってしまうと責任を感じてしまいます(汗)


薄明終了の頃には星はまばらに見えてますが、雲の方が多い感じ…。

ちょっと待っていると、どんどん雲がなくなって行き、薄明終了後1時間程度で快晴になりました。

たぶんみなさんの星への情熱と快晴の祈りが通じたのだと思います。


しらびそは西の空も十分に暗いので、沈んでいく夏の対象も十分の撮影可能です。

というわけで、天頂付近の夏の対象から撮影しました。




撮影対象 はくちょう座 北アメリカ星雲(NGC7000) ペリカン星雲(IC5067-5070) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/10/25 19:45~21:45

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温2℃

撮影時間 総露出120分 撮影感度 ISO2500
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

300sec×24

撮影場所 長野県飯田市上村(しらびそ高原) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite4frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし


大阪のおばちゃんにガミガミ言われて、シュンとするペリカン君の図です(笑)

もう、北アメリカじゃなく、大阪の怒ったおばちゃんにしか見えなくなりましたね?^-^;;


いままでAPS-Cで撮ってた時は、北アメリカ星雲が切れていましたが、フルサイズだけあって、十分に入りきりました。フルサイズで丁度いい画角の対象ですね~。


続いて、しらびそ遠征前に神野山でEOS6Dの試写で撮影してみた、いつものやつを…。



撮影対象 ペルセウス座 ハート星雲(IC1805)&ソウル星雲(IC1848) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/10/25 22:06~00:46

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温4℃

撮影時間 総露出160分 撮影感度 ISO2500
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

300sec×32

撮影場所 長野県飯田市上村(しらびそ高原) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite4frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし


光害地で撮影すると、光害カットフィルターを入れるおかげて露光時間は延びて、hαが強調されるのはいいのですが、本来必要な青色の光もカットしてしまいます。

これは、光害の光と波長が一緒だからなんだと思いますが、赤い星雲の周辺や上に漂う青いガスこそが一番綺麗な場所なので、光害カットフィルターなしで撮影出来る環境は本当に最高です。


このハート星雲の左側や、ソウル星雲のおなかあたりに漂う淡い青いガス、どちらかというと赤いガスと混じり合って、紫にみえる部分が好きな対象です。


この対象を撮ってる時に、こもロハスさんも現地に到着され、昨年のしらびそ遠征いらい、ほぼ1年半ぶりにお会いすることが出来ました。(晴れてくれてよかっかた~。ほっ)


同好の方々とお会いすると、本当にお話しがとまりません^-^;;

撮影放置で、こもロハスさん、クマさん、渡邊さん、spitz chuさんといろいろとお話しさせて頂き、本当に楽しく過ごせました。


お話しの中で、オリオン座周辺のモザイク撮影の話となり、フルサイズでどのくらいの画角が入るか試しで撮影してみることにしました。





撮影対象 オリオン座 馬頭星雲(IC434)~オリオン座大星雲(M42) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/10/26 01:04~02:22

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温4℃

撮影時間 総露出80分 撮影感度 ISO2500
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

300sec×16

撮影場所 長野県飯田市上村(しらびそ高原) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite4frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし


オリオン座大星雲(M42)はほんと久しぶりに撮ったようなきがします。

中心が極端に明るく、周辺のモヤモヤを出そうとすると輝度差が邪魔をして、なかなかうまく処理できないので、ちょっと避けていました。


今回一番の失敗は、短時間露光のフレームを撮らなかったこと(汗)

全部ISO2500の300secのフレームばかりなので、どうしてもM42の中心部は飛んでしまいます。

これから冬の星座の撮影に適した季節ですし、そのあたりも考えてリベンジしたいと思います。


それにしても、オリオン座周辺はモヤモヤした分子雲が至る所にいる、おもしろい領域ですね。

三つ星の真ん中(アルニラム)の横に子魔女の横顔みたいなのもありますし、確かにモザイクおもしろそうです。


さて、この対象を撮り終えても、まだ薄明まで2時間ほど時間があります。

のこりの2時間をみっちり露光しようと、次の対象に切り替えました。




撮影対象 いっかくじゅう座 コーン星雲(NGC2264) かたつむり星雲(IC2169) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/10/26 02:44~03:25

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温4℃

撮影時間 総露出80分 撮影感度 ISO2500
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

300sec×16

撮影場所 長野県飯田市上村(しらびそ高原) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite4frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし


ばら星雲のすぐ隣には、こんな赤と青の星雲の領域が存在します。

クリスマスツリー星団付近は非常に広がりのある対象で、この画角でも入りきっていません。

また、コーン星雲の中心部は赤の上に青い星雲が乗っかり、この色の対比が非常にきれいな領域ですね。やはり、赤と青の入り交じる領域が撮ってて楽しいです。

また、コーン星雲の横に位置する、かたつむり星雲も、青色が綺麗な星雲です。


この対象をのこり2時間みっちり撮って、薄明を迎える予定でしたが、薄明1時間前に雲が押し寄せてきて、そのまま薄明までずっと雲の中でしたorz

最後の最後ですこし消化不良でしたが、それでも80分は露光出来たので、なんとか見れるものには仕上がったのでは無いかと思います。


前回に引き続き、今回のしらびそ遠征も、2晩ともにお天気に恵まれ、思う存分撮影することができませんでした。

今回ご一緒させて頂く予定で急遽参加出来なくなった、Skywalkerさん、NOBさん、くろさん、伊藤さん、次回は是非ご一緒しましょう!


薄明後、全てのお片付けをして、またまた車中泊です^-^;;

前日あまり寝れなかったのもあって、さらに3日目の日中は雲っていたのも幸いし、車内が灼熱地獄とならず、思いっきり昼2時頃まで爆睡しました(笑)


3日目の夜の予報は崩れに崩れて、雨予報となったので、3泊目は諦めて、帰ることに^-^;;




ポツポツ小雨が降り出す中、しらびそ高原を後にしました。

途中で休みながら走ること7時間ちょっと、無事自宅に到着。

大阪よりご一緒していただいた、ベアさん、グッチさん、天文中年さん、はせさん、シバさん、大和さん、昴さん、しゃあまんさん、ゆたさん、お疲れ様でした。




今回遠征の走行距離は、634km でした。いや~遠かった~。でも楽しかった!

次のしらびそ遠征は1年後。次回しらびそ遠征を楽しみにお仕事に励みます^-^;;




昨年の夏に第1回目のしらびそ高原遠征を行い、長野県のしらびそ高原へ夏のお盆時期(1日目2日目前編2日目後編 )にいってきましたが、今回は秋口に開催しました。


というのも、前回遠征したとき、現地は水蒸気が多く、そのときに遠征されていた東京から来られていた方が、「この場所は春か、秋が良いよ」と言われていたからです。


というわけで、秋口の新月ということで、10/24[金]~10/26[日]で金曜日は有給を取って、2泊3日で長野県の南アプルスへ行ってきました。


標高2000mの地ですので、相当寒くなるのを覚悟して、amazonで寝袋 を購入。




ダウンを使ったコンパクト高級な寝袋がいいらしいですが、そんなものを購入するお金もなく…。

安さで勝負!安かったぶん、でっかい amazon の箱で届きました(汗)


現地でいきなり使用は怖いので、前乗りした前回の皆既月食の時 に、車の中でテストで使用してみたところ、ぬくぬくでした。


そんなこんなで、遠征当日、天文中年さんから朝9時頃、LINEで「今出ました!」とメッセージが…。


「はやっ!」


10時くらいにはボチボチでようか…。とおもってた位だったので、早くでなきゃ!と思い、急いで準備。

一応予定通りというか、10時には自宅を出発しました。

でも、食料とか朝ご飯とか燃料とか…。出発したけど、準備出来てい無いものはたくさん…。


高速に乗れたのは、11時頃だったかと思います。

遅れをとってるので、もうSAにはよらず、ノンストップ!走ること280km(くらい…)、やっと飯田ICをおりて、ガソリン補給して、ナビに従ってしらびそ高原を目指します。


途中までは、「ああ、ここ去年通ったなぁ」と見覚えがあったのですが、途中からこんなところ通ったっけ???な道に…。しらびそ高原に登る道でそこまで狭く無かったはずなのに、1台でもうギリギリな道をナビに案内され、ちょっと不安になりつつ、たぶん1時間は余分に遠回りしたような感じで、ハイランドしらびそに到着しました。


途中、すごい道を案内された、紅葉も綺麗だったので、途中で車を止めてパシャリ!





紅葉が綺麗ななか、本当にたどり着くのかとドキドキしながら進みました。


10時に出て、ハイランドしらびそ到着が16時。ノンストップなのに、6時間もかかりました(^-^;;;

ハイランドに到着すると、天文中年さんとグッチさんが待ってくれてて、お話ししていると、ベアさんが到着。ベアさん、京都付近で追い抜いたし、ベアさん途中で止ってSAでお昼ご飯食べたっ言われてるし…。

私は相当遠回りしたようです^-^;;;


で皆さんとお話ししてると、周りの方で、土捨て場に行かれて、ハイランドに戻ってこられた方がいらして、なんと土捨て場はすごい人&車だとか…。

え…、今日、金曜日なんですが…。皆さんお休みですか?有給ですか?毎日が日曜日ですか??


急いで、土捨て場に向かうと、南に開けた特等席は既にいっぱいですが(昨年は特等席が陣取れた…)、まだ手前は空いてたので、埋まる前に場所取り^-^;;

前日・前々日に雨が降ってたのか、周辺は水たまりもあって、地面の環境は悪い感じでした。


夕方になるにつれて人もさらにいっぱいとなり、対面でテントを貼られてた三基光学館さんグループへお話しをしにいったり、ブログでお世話になっているKumaさん と初めてお会いできて、お話しをさせて頂いたり、時間があるので、ゆっくりと望遠鏡を設置しました。


しらびその空はすごく暗く、薄明が終わって無いのに、もう天の川が見えています^-^;;

この空はすごすぎます!やばいです!こんなの見たら、いつものところで撮るのが嫌になります^-^;;


さっそく薄明終了とともに、撮影を開始しました。




撮影対象 はくちょう座 サドル付近 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/10/24 19:57~22:28

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温1℃

撮影時間 総露出140分 撮影感度 ISO2500
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

300sec×28

撮影場所 長野県飯田市上村(しらびそ高原) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite4frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし


まず、この領域ですが、撮影開始時に南中を超えた頃で、いつもの観測地では光害に埋もれていくので、この時期撮影は出来ません。しかしながら、しらびそでは西の空も十分に暗いので、西に傾いていくサドル付近を十分な枚数撮影できました。


また、カメラがフルサイズになったことによって、いつもの画角より、より広く撮れるようになったので、サドルの上部の淡い部分も入るように画角調整してみました。


やはり暗い空でノーフィルターで十分に露出出来ると、やはり得られるものが違いますね。

淡い部分もしっかり出て、色乗りもいままで撮ってきたサドル付近の中で一番の仕上がりになったかと思います。


サドル付近が綺麗なところは、この赤い星雲の中で、ベールに包まれるように、淡い青(紫)が主張している部分と、上部の青い星雲との対比が綺麗なところだと思います。


一つ失敗したのは、この画角を調整したあと、撮影途中で写真下部のサドルでピントをし直したことです。

はじめは中央付近でピントを合わせていたのですが、途中で違う場所でピントを合わせなおした為、周辺の収差(?)が変わってしまいました。


ピントを合わせる位置で周辺の状況が変わるのはわかっていたつもりですが、すっかり忘れていました…。その為、はじめの中央でピントだししたものが10枚、その後下部のサドルでピントを合わしなおしたものが28枚となり、はじめの10枚は使うのをやめました^-^;;


また、下部でピントをだしている為、上部周辺の恒星の形がすさまじく伸びてしまっていますorz

まぁ、小さい画像ではわかりにくいですが、気になりますね~(T-T)


さて、続いて、本日のメイン対象です。

この対象は今期十分に暗い場所で思う存分露光してやろうとう思っていた対象です。



撮影対象 おうし座 プレアデス星団(M45) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/10/24 22:52~02:38

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温0℃

撮影時間 総露出220分 撮影感度 ISO2500
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

300sec×44

撮影場所 長野県飯田市上村(しらびそ高原) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite4frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし


3時間40分思う存分露光しました。

中央の昴部分が破綻せず、また周辺の淡い分子雲と、その分子雲の透明感が出るように処理しました。

この淡く漂っている分子雲、もうちょっと出せるような気がしますが、この手の淡い部分を出すのは結構苦手だったりします^-^;;


facebookでも4時間近く露光しているので、まだモクモクが出せるはず!とご指摘頂いているので、この素材はもう一度はじめから処理を見直してみようと思っています。


昴を取り終えると、あと薄明まで約2時間。昴に力をいれたので、次の対象がこの日の最後です。

南を見るとオリオン座は良い高度、冬の大三角も十分に撮れる高度だったので、今期初めてのこの対象にしました。





撮影対象 いっかくじゅう座 ばら星雲(NGC2237-39,46) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/10/25 02:51~04:44

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温0℃

撮影時間 総露出110分 撮影感度 ISO2500
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

300sec×22

撮影場所 長野県飯田市上村(しらびそ高原) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite4frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし


今回このばら星雲を処理してみて、何故かBチャネルに被りまくりでした…。

同じ日に同じ時間帯に同じ対象を同じような環境(FSQ106ED+RD)で撮られていた天文中年さんも、この対象だけ恒星にパープルフリンジがでたとおっしゃってましたし、私も同じようになりました。


画像処理でさっくりとある程度は消えてはもらいましたが、翌日に同じような場所で2対象撮ってるので、まだ未処理ですが、気になります(汗)


しらびそ遠征初日は、「雲無し」「風なし」「夜露なし」と三拍子そろった本当に良い空でした。

こんなに条件の良い1日は年に1度あるかないかだと思います。

この時GPVを見て、翌日の雲行きがちょっと怪しかったのですが、この日1日の撮影で満足してしまいました(笑)


といっても、翌日も晴れてれば、もちろん撮影三昧と行きたいですし、翌日に備えて、用意してきた寝袋にはいってなかなか寝付けず、うとうとを繰り返しました^-^;;


[二日目のブログ記事につづく…]




先週末、EOS6D(SEO-SP4)のテスト撮影に、神野山へ遠征してきました。

夜半を過ぎて1:30頃にはお月様が昇って来る日でしたので、対象は1本に絞り、撮影チェックを行いました。


対象は、折角のフルサイズの広い画角を生かすことの出来る、ハート&ソウル星雲です。

いままでの APS-C サイズのCMOSセンサーでは、ハート星雲が単独で丁度入る感じ…。

フルサイズとなると、私の環境(FSQ-85ED+RD=328mm+EOS6D)でどちらも一緒に入ります。


というわけで、早速処理結果を^-^;;



撮影対象 ペルセウス座 ハート星雲(IC1805)&ソウル星雲(IC1848) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/10/18 21:02~2014/10/19 01:00(JST)

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS6D(SEO-SP4)
撮影条件

気温8℃

撮影時間 総露出230分 撮影感度 ISO1600
レデューサ QE0.75× フィルター LPS-D1 コンポジット

300sec×46

撮影場所 奈良県山辺郡山添村 ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.3.1505(ダーク処理[Composite4frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし


気合いの46枚(総露出3時間50分)です^-^;;

といっても、放置撮影でうろうろしてただけなので、頑張ってたのは赤道儀とカメラですが…^-^;;

フルサイズの画角は広いですね~。いいですね~。


今回は、極軸合わせるの、ミスりました…。

周辺で回転しています…orz またフルサイズなので、更に回転がよく見えます^-^;;

また、レデューサ付けての撮影なので、周辺の星像はやはり歪んでいますが、拡大しなければ分からないので、まぁよしとしましょう。


まず、フラットは現地で何時も通り、パシャパシャ128枚(+フラットダーク16枚)撮影しました。

それを何時も使用しているソフトRAP2でコンポジットして、見えるようにレベル補正して、ホワイトバランスを合わせたのがこちらです。





周辺減光はもちろんですが、いままでAPS-Cサイズでは見えてこなかった、この画像下部の横方向の減光が見えます。これが噂の、ミラーボックスケラレというやつでしょう…。


まぁ、フラットに出てくるのであれば、周辺減光や、CMOS上のホコリの減光と同様に消えるのではないかと、処理を続けました。


試しに、1枚フラットを処理せずに、RAPでホワイトバランスを併せて、レベル補正で強調すると、



こんな感じです。

これを、上記フラットフレームで補正すると、




こんな感じです。

うん。良い感じ。周辺減光も、下部のミラーケラレもとれてるように見えます。


これで何時も通りに処理をしてみると、




むむ?ミラーボックスケラレがあった場所が、過剰修正の様で、逆に明るくなってしまっています。

ネットでも、ミラーボックスケラレはとれないと書かれていたりするので、やはり無理なのか…。


先ほどの補正後の画像を、もっともっと強烈にレベル補正してみると、




ありました…、同じ位置に…、横方向の過剰修正の痕が…。


で、いろいろ考えてみました。

ミラーケラレ部が過剰修正となるということは、


 ・ライトフレームではケラレ具合がフラットフレームと比べて少ない

 ・フラットフレームではライトフレームと比べてよりケラれている


ということになります。

ミラーボックスはメカニカルな可動式ですので、フラット撮影時だけ、よりケラれたということになります。


今回フラット撮影では、特に気にすることなく、普通に1枚1/30secの露光で撮影しました。

もちろん、シャッターを EOS Utility で切るのですが、シャッターを切ると同時に、ミラーがアップして瞬間的にシャッターが切られて、ミラーが戻ります(というか、そんな感じの音がします)


もしかすると、シャッタースピードがライトフレームと比べて早いので(ライトフレームは5分、フラットフレームは1/30秒)、フラットフレームを撮った際に、


 ・完全にミラーが上がってない状態で、シャッターがおりている

 ・完全にミラーが上がった状態でおりてるけど、ミラー跳ね返り(?)で微妙にケラレ量が変わる


そんな理由しか考えられません。


というわけで、カメラの設定で「ミラーアップ撮影を行う」に設定し、ミラーをアップして十分に時間をあけて、シャッターを切る方法で、もう一度フラットフレームを撮影しなおしました。


再作成したフラットフレームで、同じように、フラット処理を行い、強烈に(上のレベル補正量と同じ)強調してみると、





若干ミラーケラレっぽいものがあるようには見えますが、ミラーアップせずに処理したものと比べると、はるかにましに見えます。


このミラーアップフラット画像でフラット補正し、同じように画像処理した結果がこちら。




ほとんど、ミラーのケラレ部は気にならなくなりました。

また今回は強烈に強調処理を行ってはいないので、そこまで気になるほど出てきていないのだと思います。でも、ミラーアップせずに撮影したフラットでは、過剰修正となり、ちょっとした強調で出てきてしまいましたので、ミラーアップしてフラット撮影は必須だと思われます。


もし、デジカメで撮るフラットフレームはミラーアップして撮影するのがデフォであれば、すいません…。私が知らなかっただけです(汗)


なんとかしらびそ遠征までに、EOS6Dのテスト撮影&テスト処理が1回は行えて、良かったです。

明日からは、待ちに待ったしらびそへ星撮り遠征してきます。


お天気も1週間前はやばい予報でしたが、近づくにつれて好転し、予報的には晴れてくれそうです。

今回しらびそ遠征ご一緒して頂ける方々、よろしくお願いします(^-^)/




記事が前後しましたが、9月末の新月期には、人生3度目の大台ヶ原へ星撮り遠征してきました。

前日から微妙に風が強い予報が出ていましたが、山の上はまた状況が違うかも…という適当な考えのもと、あの暗さに惹かれて大台ヶ原を目指しました。




自宅を出るときは、すばらしい青空!雲一つ無く、濃い青で良い空が期待できます。

早めに14:00には自宅を出発し、約2時間半程度で大台ヶ原に到着しました。




ついてみると、空は完全に曇り…。




そのうち、一面霧の中に突入で、20m先も見えないような状況になりました。

あ~、大台今日は失敗か…。


いままで2度来て、2度とも快晴だったのに…、2度あることは3度ある?、いや、3度目の正直(逆バージョン)か…。

こんな霧の中、とりあえず望遠鏡設置場所は、特等席をゲットしました^-^;;




大台ヶ原の駐車場一番奥の、ジャリの場所です。

駐車場は夜間でも車の往来が激しく、結構な確率でヘッドライトビームを食らいます。


唯一この場所で車の向こう側に設置して、東や南を狙っている分には、方向的にヘッドライトにはやられない、星屋さんに取っては一番の特等席。

一つだけ地面がアスファルトじゃなく、ジャリとなっていて、傾斜があるのが弱点です。


こんな時にだけ役立つ、でも持ってないと後悔する、Vixen純正の三脚アジャスター を使用して、車の向こう側に展開しました。


そんなこんなで、準備をしているうちに、霧も移動し、空の状態も良くなってきました。




日の入り手前で、青空が見えてきて、とりあえず「ほっ」としました。

やはり山の天気はよく分かりませんね^-^;;;


今回の遠征は、いつも神野山でご一緒して頂いている、NOBさん、ベアさん、シバさん、天文中年さん、くろさん、とほぼいつものメンバーが大台ヶ原に集まった事になります。

また、いつもfacebookで「いいね!」頂いている、N川さんともお会い出来て、前回の大台ヶ原遠征でもお会いした、のんびさんとも楽しくお話しさせて頂きながら、撮影が出来ました。


今回のメインターゲットは、プレアデス星団(別名:昴)[M45]なのですが、薄明終了時には、まだまだ高度が足りません。と言うわけで、まずはいい高度にあった、アンドロメダ大銀河を撮影しました。



撮影対象 アンドロメダ座 アンドロメダ大銀河(M31) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/9/26 21:15

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS KissX2(IR改)
撮影条件

気温10℃

撮影時間 総露出70分 撮影感度 ISO1600
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

300sec×14

撮影場所 奈良県吉野郡上北山村(大台ヶ原) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.2.1033(ダーク処理[Composite2frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし


撮影自体は、300sec×27枚と、2時間ちょっと分は撮っているのですが、撮影開始時はまだましだった風が、どんどん強くなり、ガイドがメタメタになっていました。

鏡筒に出来るだけ車を横付けして、多少は風の影響もましになりましたが、それでも恒星が卵形になっているフレームや、恒星が全て二重星になってるもの、トゲが生えてるものは全てカットすると、14枚しか使えませんでした(T-T)


前回大台ヶ原で撮ったM31 と比べてみると、恒星が非常に肥大化しています。

常に風が吹いていたので、風の影響でこのようになったと思われます(T-T)


続いて、今回の遠征のメインターゲットの昴。この対象をフィルターなしで撮りまくりたかったんです。



撮影対象 おうし座 プレアデス星団(M45) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/9/27 0:07

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS KissX2(IR改)
撮影条件

気温10℃

撮影時間 総露出100分 撮影感度 ISO1600
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

300sec×20

撮影場所 奈良県吉野郡上北山村(大台ヶ原) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.2.1033(ダーク処理[Composite2frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし


目標は3時間分露光。実際の所、300sec×32枚の2時間40分撮影を行っています。

しかしながら…、時間を追う毎に風が「びゅーびゅー」、時たま止むけど、突風が…。

車の影で随分とよけることが出来ましたが、それでも星像はめためた…。

ましそうなものを厳選しても、妥協しながら、使えそうなものが20枚分しかありませんでした(T-T)


昴の醍醐味はメローペの刷毛で掃いたような青いガスですが、それ以上に周辺の淡い青い分子雲、そしてその分子雲が漆黒のバックグラウンドに浮かび上がる透明感だと思います。


その分子雲を背景が荒れることなく出したいのですが、20枚(100分)程度では、このあたりが限界でした。これ以上分子雲をあぶり出そうとすると、ザラザラが出てきて、透明感が損なわれるので、この程度でやめることにしました。


この対象は今期目指せ3時間露光ということで、思う存分露光してみようと思っている対象です。


最後に、十分に暗い環境でしか撮れない、いつもの神野山では到底撮れない対象にチャレンジしてみました。




撮影対象 エリダヌス座 魔女の横顔星雲(IC2118) 赤道儀 Vixen SXP
撮影日時

2014/9/27 2:52

撮影鏡筒 FSQ-85ED カメラ EOS KissX2(IR改)
撮影条件

気温10℃

撮影時間 総露出98分 撮影感度 ISO1600
レデューサ QE0.75× フィルター なし コンポジット

420sec×14

撮影場所 奈良県吉野郡上北山村(大台ヶ原) ガイド miniBORG 60ED+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト RAP2.0.2.1033(ダーク処理[Composite2frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし


この対象は、昔神野山で撮影して、あまりの淡さにギブアップした対象です。

オリオン座の1等星リゲル(右下の恒星)の真横に位置します。

どうも上下逆にして見ると、魔女の横顔に見えるようです^-^;;


やはり暗い環境で撮ると、写りが違いますね。

今回は風にはやられましたが、空には星が見えて撮影ボウズにはならず、2度有ることは3度有るというところで、3回連チャンで星空をゲット出来ました。

もしかすると、結構な晴れ男なのかもわかりません^-^;;


薄明開始と共に、そのまま3時間かけて車を走らせる元気がないので、しらびそ遠征用に購入した寝袋を試すべく、車内で寝袋に入って、昼間でぐっすり^-^;;

日中はさすがに車内は灼熱地獄となって、汗だくで目が覚めました。


帰りも風が強いけど、快晴!




こんな青空を見ると、もう1晩撮影したくなりますが、翌日は仕事なので、帰るしかありません。

さて、10月の新月期には、昨年に続いて、しらびそ遠征に行く予定にしています。

10/24(金)~10/26(日)の2泊3日で、2晩撮影三昧と行きたいと思っています。


是非2晩とも晴れて、思う存分、最高に暗い環境で星を撮れることを願っています。

ご一緒して頂ける方々、よろしくお願いします~。





皆既月食も終わり、次は年に1度の「しらびそ遠征」が近づいてきました。

いままで天体撮影には当初天体撮影を始めた頃に購入した、EOS Kiss X2(SEO-SP2)をずっと使用してきましたが、そろそろバージョンアップしたいと思っていました。


選択肢は…。


・冷却デジカメ(APS-C)

・冷却CCD

・フルサイズデジカメ


この3つ。相当悩みました。


■冷却デジカメ(APS-C)について


ちょっとまえなら、手頃な Central DS CDS-600D がありましたが、現在は販売されていません。

現在の選択肢は、Central DS Astro60D しかありませんし、さらに協栄産業さんで現在の在庫で終息だそうです。ネットでいろいろと情報を集めていると Astro60D は、明るい恒星のハロに悩まされている方が多いみたいなので、悩みどころです。


■冷却CCD


フルサイズは到底無理な値段になるので、APS-Cサイズ程度のセンサーサイズになります。

また、フィルターが必要で、調べていくと、Astrodon Tru-Balance LRGBフィルターが良いそうですが、お値段が…(冷却CCD初心者にとってはこれじゃなくてもいいのかもですが…)

また、いままではワンショット撮影だったのですが、冷却CCDになると、LRGBと別々に撮影する必要があり、1,2時間かけて遠征し、雲に悩まされたりと、なかなか大変そう…。

冷却CCDは光害に強いと聞くので、最終到着地点は、冷却CCDかなと思ってます。

それにしても、本体+ホイール+フィルターってそろえるには資金が…(T-T)

冷却CCDは、自宅庭とかでいつでも撮れる環境で、また電源を心配するひつよう無い環境だと、冷却CCDにいくべきだと思います。


■フルサイズデジカメ


冷却デジカメに行けないのなら、非冷却のフルサイズにいかないと、バージョンアップと言えません^-^;;

ここでまた選択肢が。。。


 ・α7s(ノーマル)

 ・α7s(IDAS改)

 ・EOS6D(SEO-SP4)

 ・EOS6D(SEO-SP4C)


α7sは相当高感度、低ノイズ…。理想のフルサイズです。

またIRフィルターをノーマルでもある程度hαが写るとの情報もあり、まずはノーマルで使うという手もあります。あと、当初はケラレの情報もありましたが、ケラレを解消した光映舎マウントアダプタも売られており、当初の問題であったケラレも解消。

低ノイズであれば、冷却の必要もありませんし、長時間ノイズはISO感度をあげることで補完できそう。

ここまで考えるとα7s一択かなと思ってました。


α7sを実際に購入され使用されてる、ろっきさんにお話をお聞きすると、まずPCからのリモート制御ソフトでバルブが使用できないのだとか…。これは時間が解決してくれそうですが(そのうち、誰かが作ってくれる? ^-^;;)、しらびそでフルサイズで撮りたい…^-^;;

あと、撮影したRAWをいまの私の画像処理の流れ(RAW→DNG→RAP2→AdobeCameraRAW)に乗るのかが調べ切れませんでした。


やはり、撮影環境としては、CANON が環境としては、充実してまた実績があります。

また、BackyardEOS という自動撮影ソフトが販売されており、放置撮影が可能です(EOSUtilityでも可能)


そう考えると、EOS6D が安定のフルサイズか…。


あとは、IR改を SP4 にするか、SP4C にするか。

これも悩みました。


ハロやゴーストを考えると、SP4Cですが、カメラレンズ使用を考えると、SP4 です。

フルサイズで使用できるカメラレンズは現在もっていませんが、現状の EOS Kiss X2(SEO-SP2)で追加フィルター無しの場合には、そこまでハロに悩まされていないのと、今後のカメラレンズ使用を考えて決定しました。





ってなわけで、EOS Kiss X2(SEO-SP2)の次のステップは、EOS 6D(SEO-SP4)にしました。




改造は SEO-SP4 。三基光学館さんに改造依頼して、ちょうど2週間でした。

電源はもちろん付属のバッテリーでは一晩もたいないと思われるので、いつも通り、ディープサイクルバッテリーからとりたいです。


電源は昔から使っているお父さんスイッチ。詳しくはこちら をご覧ください。




右側(みえてませんが)へ、ディープサイクルバッテリーから12VをIN。現在の電圧を表示出来て、正面の右4カ所はそのまま12V出力。左側1つだけ、カメラ用に 7.8V出力出来る電源DCボックスです。

コネクタはよく使われるDCコネクタで、現在の環境(ヒータや赤道儀のコネクタ)をこのコネクタで統一しています(シガーだと抜き差しが大変…)


まずはネットで、EOS6D で使用出来る、Canon DCカプラー DR-E6 を購入。




このケーブル、いままでのDCカプラ部分だけでは無く、ケーブルもついています。

そのままだと、自作お父さんスイッチに刺さらないので、思い切ってパチン!




で、標準のDCコネクタに付け替えました。




これで無事、EOS6D がディープサイクルバッテリーから電源を取れるようになりました。


フルサイズで使用できるカメラレンズを持ってないので、撮影はテストでダーク2枚撮っただけ(汗)

来週あたり、しらびそへ行く前にテスト撮影出来ればいいのですが、しらびそでいきなり本番の可能性も…。


そうして簡単にテスト。

まず、APS-Cサイズとの画角チェック。


FSQ85ED+RD(QE0.73X) に EOS Kiss X3 を付けてベランダより撮影。




続いて、まったく同じ環境でカメラだけを EOS6D に変更して撮影。





画角、広いですね~。

でも、やはり周辺の減光が既にみえてますね...。


周辺減光をチェックするため、いつも通りフラット撮影を行ってみました。

128枚撮影するのは時間かかるので、今回は16枚と手抜き…。




RAP2を使用して、フラット16枚をコンポジットして、ホワイトバランスを併せて、強調しました。

周辺減光に併せて、下部がけられてます。これが噂のミラーボックスケラレでしょうか。

このあたりが、どの程度補正出来て、ライトフレームにどのくらい影響が出るのかは実際対象を撮影して画像処理をしてみないとわかりませんね。


フルサイズは初めてなので、これからいままでの手順がこのカメラで通用するか、いろいろとテストしていきたいと思います。