自作パンツ活躍と修道院の尼僧の生活って興味ある? | 楽しくあらなん

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小さな楽しみで日々を彩りたい

 こんにちは

 

今日も爽やかお天気 

 朝は書道 漢字条幅臨書  

チラ見えのパンツが先日のリメイクパンツ

思った以上に快適

 

午後から 

多和田葉子さんが好きで図書館から

借りてきた本を読んでしまって返却をと

読みふける

 

「尼僧とキューピッドの弓」

 

一部と二部に分かれていて

一部はドイツの歴史のある修道院の尼僧たちの生活ぶり

尼僧院長が駆け落ちした話がそこここに紛れて出てくるが

はっきりとしない

 

目鼻立ちの大雑把な女性

ふてくされた中学生のような教師

 

とか目の前にいるかのようにその人が浮かぶ表現で

ニマっとして多和田さん好きだわ

と思いつつも

それぞれ個性的な

尼僧にあだ名をつけて

語るのは良いけれど鹿森さんとか陰休さんとか

本人との関連性がわかるのは透明美さんだけであとはわからなくどの人やったかうろつく

 

一部は二部の前説のような  

ストーリーがあるような、ないようなで

ここが面白がれないとちょっとしんどいかな

二部になると

駆け落ちした尼僧院長が学生の頃から

駆け落ちするに至るまでの話で

一部を回収してお見事

一気に読み進む

 

二部だけでも完成度は高い

一部いらんのちゃうと言う人もいるけれど

私は一部があって3倍楽しめると思うけどな

一部は正直に言うと中頃でちょっと眠くなるうさぎ

 

そこを我慢して読むとはぁ~面白かったやねん