・人と人との接触や移動を抑えるために人馬の移動の抑制
・競馬場における関係者の衛生環境のさらなる整備を徹底
<具体的な取り組み>
①競走馬の他ブロック競走への出走制限
平地オープンおよび障害競走以外のレースで他ブロックへの出走を不可とする。
美浦所属馬は2回阪神、3回京都に出走不可
栗東所属馬は3回中山、2回東京に出走不可
➡︎関西馬が中山福島に出走できないので、美浦所属馬にとってはプラスになりそうです。
②競馬開催における騎手の移動制限
土曜日と日曜日とで異なる競馬場に移動しての騎乗を不可とする。なお障害競走は除く。
➡︎例えば来週日曜日中山で皐月賞が開催されますので、このレースで騎乗する栗東所属騎手は土曜日も中山で騎乗することになります。なお土曜日は阪神でアーリントンカップ、日曜日は阪神でアンタレスステークスがありますので同様です。騎手の乗り替わりが多くなりそうです。
③「認定調整ルーム」の運用について
本会が認定する場所(自宅、ホテル)を認定調整ルームとし、騎乗当日に当該認定場所から競馬場への移動を可能とする。
➡︎これまでは公正競馬のために、騎手はレース前日夜に調整ルームで過ごすルールとなっていましたが、調整ルームで騎手間が接触した場合、感染リスクが増えると考え今回の対応となったようです。
上記取り組みについて、①と②は4月18日(土)から5月3日(日)まで、③は4月10日(金)から5月3日(日)までとなっています。
先週日曜日のデイリースポーツで浜中騎手が以下の記事を書いていました。
「桜花賞で国枝厩舎のマジックキャッスルに騎乗する予定ですが、現状を考慮して「美浦トレセンでの調教騎乗は中止します」と。
浜中騎手はテン乗りになりますので、これまで調教で騎乗していなかった場合は「ぶっつけ本番」となります。何らかの影響がありそうです。
今回の新たな取り組みにより、何らかの影響が出そうです。今週はこれまで通りなので影響はなさそうですが、来週以降レース予想を行う上で3つの新たな取り組みを考慮する必要がありそうです。
なお無観客開催は当面の間、継続することも発表されました。
競馬ファンとしては開催中止が避けられたので良かったです。競馬関係者にこれ以上の感染者が出ないようによろしくお願いします。
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