この道の果てまで行きたい!
とは、昔からよく思っていたこと。
つうか、実行に移すこともしばしば。
福岡に転勤となった際、昼休みにコンビニで地図帳を見ていた。
そこで自分の家の前の道をひたすら追っていったら熊本にたどり着いた時はひどく興奮したものだ。
その様子を偶然目撃した会社の同僚は全く理解が出来なかったと言う
東海道制覇~!とばかりに大阪に行った時のはなし。
とある交差点にあったコンビニで一休みしていたところ、やけにクラクションが鳴っていることに気付いた。
少し注意を向けてみるとなるほど、4,5台に1台の割合でその交差点に差し掛かる上でクラクションが鳴らされている。
クラクション・・・本来は指定された場合や、緊急な危険回避のためにやむを得ず鳴らすためにあるはずなのに、どうもここでは「邪魔だ」の意味で使われているらしい。
まぁそんなのは日本全国そうだろうが、ここは特にひどかった。
大阪の教習所では、右手にハンドル、左手にクラクションがスタンダードポジションと教わるんだろうな。と今でもそう思っている。
昨日の続きにもなるが、自転車も同じこと。
ベルは歩行者に道をあけるよう指示するためのものではない。
むしろ、歩道を走る以上、自転車が積極的に回避して進まないといけないはずなのだ。
甲州街道制覇~!とばかりに甲府に行った時のはなし(実は松本まで行ってない)。
帰りに同じ道では芸がないので大菩薩ラインなる道で帰った。
ここでは日本でまだ2か所しか見たことが無い、レアな標識に出会った。
「警笛ならせ」
そうさ
これはもう思う存分鳴らせばよい。
この日は霧だった。雪だった。みぞれと言うのだろうか。
とにかく視界はゼロの上、何か天のいかづちが空から俺の体めがけてぶつかってきた。
深夜2時の峠道。
これはもう死を予感するしかない。
そんな極限状況の中で1時間も走っていたら、笑いに変わる瞬間が訪れる。
いわゆる逝っちゃった状態である。
そんな時に現れる看板
「警笛ならせ」キタコレ
つうか、本気で鳴らさないと対向車に突っ込まれてもおかしくない。
そもそも中央線なんて霧で見えないんだから。
まぁ対向車なんていなかったけどね。
それがまた孤独感を一掃強める。
もう警笛を鳴らす以外に意識を保つことは出来ない気持ちにもなっていた。
プップップー
プーピーパー
プップクプー
三三七拍子をしてみたり、思い思いのリズムで現実を逃避する
一緒に行った友も同じことをしている
もう臆することはない。
クラクションを思いっきり鳴らしてやろう
プープープー
プープープー
はずがしがらずにパペ
はずかしがってちゃダメピプー
俺が唯一クラクションを鳴らした道だったかもしれない。