最近、会社でやたら香水が気になる人がいる。
ハテ、今まで人の香水のニオイについてなんて自分的にはほぼ無縁なくらい、
気にならないでいたはずだった。
それが、体質なのか、ただの鼻づまりなのか、区別をつけていなかったが、
とにかく誰ひとりとして何とも思ったことが無かった。
もちろん、たまには香水のニオイを感じることはあったが、それが不快指数を揺さぶるほどに至らなかったのだ。
いくら周りの評判が悪い人であったとしても。
それでは、何故先の人のニオイが気になるのだろう。
それだけ強烈なのだろうか。
それとも生理的に受け付けないニオイなのだろうか。
答えはまだ出ない。
しかし、会社で一つヒントをもらった。
それは今まで俺が気になる以前からその人は同じ香水をつけ続けていたということ。
とすると、やはり俺に変化があったらしい。
ハテサテ。。。
ところが、一度気になりだすと止まらない。
気配を感じず後ろ通り過ぎるだけであっても敏感に俺の嗅覚が検知する。
いや、今その場にいなくても数分前の出来事であれば残り香だけで感知する。
だんだんそれはエスカレートしていき、もう一瞬のニオイを嗅ぐことすら吐き気を抑えるようになっていた。
そんな中、今日会社の帰り道、ゆらりゆらりと歩いていたら“その人”のニオイがすることに気がついた。
慌てて後ろを振り向く。
しかし、いない。
気のせいかとまた歩き出す。
が、すぐにそのニオイは鼻を突き刺してくる。
何度も振り向く。
けれど、いない・・・。
そんな事をしていたらようやく気付いた。
ニオイの主が、俺のコートであることに・・・。
会社でコートがかける場所がある。
何十本ものハンガーにみんなで適当にひっかけるスペースだ。
そうだ、きっとそうだ。
今日、運悪く“その人”のコートの隣にひっかけてしまったらしい。。。
そして俺のコートは新型インフルエンザ以上の感染力で侵されてしまったのだ。
こうなるともう自分のコートに香水がかかっているようなものだ。
外は寒い
コートを着る
体中から焼けつく香水のニオイ
吐く寸前
この負のスパイラルは家に着くまで去りそうにない。
オノレ・・・・おえっ。
涙と吐き気をこらえながら、もう一度こうなった原因を考えてみた。
すると一つの仮説にぶち当たったのだ。
タバコをやめて、人の体にまとわりついたヤニくささが敏感になった。
これは誰もが経験するものであろう。
もしかしたら、体臭や口臭と言うものにも敏感になったかもしれない。
するとこれはその延長ではないか?
タバコをやめて、外の空気に敏感になり、人の香水も気になるようになった。
もしかしたらコレ、当たりじゃないだろうか。
だとしたら、、、
禁煙を初めて1年と3カ月
もう禁煙していると言うより成功と言ってもいいかもしれない。
しかし、俺は未だに禁煙の良さを感じられない。
禁煙をしてお小遣いが増える?
まさか。
その分、今までタバコによって満腹中枢を満足させてしたものが、誤魔化しがきかなくなって腹が減って仕方ない。
はっきり言って、その分の食費の方が数倍かかるね!
しかも太る!
10kgも太ったのは禁煙のせいだ!
うるさい。八つ当たりじゃないぞー!!
それにつけ、この嗅覚の問題。
「百害あって一利なし」
とはよく言ったものだ。
みなさん、禁煙なんてするもんじゃないよ。
まぁ俺はもう吸わないけどさ。