ここ最近、かなりの勢いで
映画やドラマを観ている。
といっても、その勢いとはあくまでも自分比で
これまでがあまりにも観ていなかっただけ。
とも言う。
若かりし頃はそれなりに観ていたけれど
いつからか観る機会が減った。
まず、社会人になり
TVの連続ドラマというものから離れた。
そして次第に
映画をレンタルしたり映画館に行ったり
という機会も減って行った。
(観たいと思ったその瞬間にポチッとすれば
その場で観られる、そんな時代になりましたのぅ。)
トルコで暮らしていた間なんて
日本のもの、トルコもの、その他海外もの
映画とドラマあわせて10作品ほどしか
観ていないんじゃ?疑惑。
後日追記:一時帰国時のフライト中にも
機内で映画観てたことを思い出したー!
私からすると、トルコの日常それ自体が
エンタメ要素が強く、刺激過多に溢れていた。
狭く深くハマりがちな性質も相まって
トルコの日常生活で十分おなかいっぱいで
画面越しの追いエンタメは別腹♡とはならず
欲しなかったのかもしれない。
トルコ暮らし5年半で触れたエンタメの数を
2021年開始早々、この1ヶ月間で
すでに超えそうな勢いである。
オススメされたり、目に留まったり
気になったものから観ているのだが
シリーズものや連続ものは
どうしても一気観してしまうクセがあるので
後回しにしがちで待機中。
『世界から猫が消えたなら』
今日はこちらの映画を鑑賞。
無料配信の限られたリストの中から
目に留まって選んだ作品。
ゆるめの猫ちゃん映画かと思い観始めたら
開始後まもなく、主人公が30歳にして
余命宣告を受けるという予想外過ぎる展開。
前出の予告動画をあらかじめ観ていたら
最初の“全米が泣いた”お涙ちょーだい感で
うわぁ・・・ってなって、本編を観ることなく
終わっていたに違いない。←よっ、あまのじゃく!
前情報一切なしで
猫×佐藤健×ゆるそう(イメージ)
というキーワードだけでポチッとしたら
ゆる猫映画ではなく、いのちの映画であり
“生きるって、死ぬって”といった内容であった。
余命宣告にビックリの次は
ワル健の登場に「え?!」だったけど
違和感を覚えつつも観進めていくうちに
一時停止ボタンを押して台詞をメモったり
ホロホロ涙流しちゃったりなんかして
まんまと“全米が泣いた”派の仲間入り。
書かないことは基本忘れがちなので
日々の暮らしのなかで印象的だったことは
最近、メモをするようにしている。
映画の台詞から、今日はこんなメモをした。
- あまりにも深く絶望したとき人は取り乱したりしないんだってことを、このとき僕は知った。
- 旅をしていると、この世界にはたくさんの残酷なことがあるってことを知る。
けどな、それと同じぐらい美しいものがあるってことにも気が付くんだ。
- なんにも変わらないんだね。トムさんが死んでも、この世界はなんにも変わらない。
まるでトムさんなんてひとがもともと存在しなかったみたいに。
これまでに私自身も
似たようなことを思ったことがあるなぁ~
なんて感じながらメモをとった。
この映画
川村元気さんの同小説が原作なんだけど
『世界からボクが消えたなら』という
飼い猫“キャベツ”視点で描かれた物語もあるそうで。
猫目線ver.読んでみようかな。
イスタンブールから猫が消えたなら
・・・それはアカン!
何かと気性が荒く感情表現が豊かな
トルコのみなさんが
心の平穏を取り戻すために必要な存在
それが、街中に鎮座する御猫様!なのであーる。
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