オフィスを出て駅までの道のり
15分ほど繁華街を歩くわけなのだが
帰り道はゴーストタウン気味な近頃。
緊急事態宣言中で
営業時間短縮の要請がされていて
飲食店に限らずあらゆるお店が
20時までには閉まってしまう。
普段だったらまだまだ賑わう時間帯でも
すでに閉店後で街がひっそりしている。
(でも、前回の緊急事態宣言中に比べると
お店がやっていなくても、人出は多いような。)
先週の金夜は
コロナ時代の象徴?な光景を目にした。
オフィスを出た頃には
ゴーストタウンタイムに突入していたのだが
路地裏で異様な人だかりを発見。
よくよく見ると、スーツ姿のサラリーマンが
こぞって缶ビールやらチューハイを手に
路地裏でひっそり立ち飲みしている。爆
なぜこんなところで?と
すぐそこの表通りに目をやると
コンビニの看板が煌々と光っていた。
お行儀うんぬんより
お財布に優しいかどうかが超大事!な
若気の至りあるあるなわけではなく
行き場を失ったスーツ姿のオトナたちが
コンビニ脇で路上飲みとは、、、トホホ。
これもコロナ時代の
ニューライフ、ニューノーマルのひとつ
なのだろうか。
トルコからせっせと自分で持ち運んだ
愛しのトルコワインちゃん。
先日、久しぶりにその1本を開けた。
おでんには白だな~!と
残り少なくなった在庫の中から
1本を手に取り、冷蔵庫へ。
お待ちかねの夕ご飯。
おでんもできたし、ワイン開けよう~。
キュッキュッキュッキュ・・・シュポッ!
えぇえええええええええええええええ。
赤なんですけどぉーーーーー?驚
人間の思い込みってすごいのね。
電気を付けずに薄暗い中で
床下収納から取り出し、冷蔵庫に入れたから
ちゃんと見てなかったというのもあるけれど
「これは白ワイン」と思い込んだら最後
手に取っても、冷蔵庫に入れても
冷蔵庫から出しても、開栓中も
自分の過ちに全く気付かない。
開栓した瞬間、ボトルから放たれた香りで気づき
衝撃を受ける。笑
おでん×白ワインの気分だったのに・・・。
赤ならば、冷やしたくなかった。
開栓後、しばらく置いてから飲みたかった。
キンキンに冷えた開けたてほやほや赤ワインと
おでんのマリアージュ。嗚呼。
一昨年の秋
エーゲ海沿いの都市イズミルへ飛び
ウルラのワイナリーを巡る旅をした。
5ヶ所ほど訪問した中でも
USCA/ウスジャのワインは好印象で
すっかり詳細を忘れてしまった今でも
ウスジャがお気に入りだった旨だけは
はっきりと覚えている。
ウィリアム・シェイクスピアの詩集
『ソネット』にちなんだ名前が付けられている
ウスジャのワインたち。
赤・白・ロゼ・・・ひと通り試飲して
ここのワインを気に入った私たちは
さらに赤ワインを1本頼み
葡萄畑を見渡すテラスで乾杯。
USCA Sonnet 23 (2016)
『ソネット23番』という名の赤ワイン。
みなさまご存知 SYRAH/シラー と
トルコの土着品種 FOÇA KARASI/フォチャカラス
2種類のぶどうが使われている。
記憶が正しければ
このテラスで飲んだ1本が美味しくって
同じものを購入しようとしたところ、すでに完売!
一同がっかり・・・だったところに
わざわざ日本から来てくれたから!と
ワイナリー在庫分?の中から
特別にお裾分けしてくれたという
超トルコらしい、ほっこり人情話。
こんな風に1本1本にタグがついていて
ワイン名と同じ番号のソネットの言葉が
一部抜粋され、記されている。
23番はどんな内容なんだろう?と
グーグル先生に質問し、和訳を読んでみた。
日本語だのに、頭に入って来ない。難
何度も読み返し
トルコ語・英語・日本語を照らし合わせて
ほっほ~ぅ。と、分かった気分になった。
言葉ではなく、愛は瞳で語り合おうぜ!
だいたいそんな感じ~?ざっくりw
目で愛を語り合いたがる23番のワイン。
一体それってどんな味?!
ウスジャのワイナリーをともに訪れ
同じくこの23番を購入した
私のワイン先生でもある友は
その味をこう表現していた。
・飲み口はサラッとしている
・味はしっかり凝縮さを感じる
・奥の奥から醤油のようなニュアンス
・燻製のように味の深みが増す
さすがの表現力!ブラボー!!
ジャヌム・オーレットメニム!!!
あ~、お酒はやっぱり
誰かと一緒に飲む方が美味しいし楽しい。
仕事帰りにその場のノリで
「行っちゃう?」って寄り道したり
休日に美味しいお食事とともに
昼シャンする贅沢さは格別。
あ、正確にはシャンじゃなくスパか。
グラスのシャンパンがあるようなお店じゃなくて
スパークリングで十分!だった。笑
休日ランチのお出かけ♪となると
とりあえずシュワシュワしたい症候群。
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