トルコの路上テラス席文化 | *tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

*tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

何度も「おかわり」したくなる国トルコ。
勢い余って移住し、ゆるく激しいイスタンブール暮らしを堪能。満腹帰国後も、つまみ食いトルコ活動継続中!

路上テラス席文化のあるトルコ。

 

店先の道端部分にまで

ジャイアンばりの「俺のモノ」感で

席を広げる店が多い。

 

 

初めてのトルコ旅行

カッパドキア→コンヤ→パムッカレを経て

イスタンブールへ。

 

ジモティの暮らしぶり、覗くっぺ!

観光名所をすっ飛ばし

アジア側の街カドゥキョイへ赴いた。

 

散々歩き回り、疲労もピークの夕刻

飲食店が軒を連ねる通りに辿り着く。

 

夜の営業に向け

せっせせっせと店先にテーブルを出す傍ら

通りがかる人々に声を掛け

呼び込み活動も忘れない店員さん。

 

観光地のレストランとは違い

ジモティで賑わう雰囲気に惹かれ

この街で早めの夕食を済まそうかと

旅友とその場で緊急会議。

 

トルコで暮らす前は

海外旅行中、夜にお酒を飲む際は

宿から近場の店を選ぶようにしていた。

(酔っ払ったり体調が悪くなったりしても

すぐに宿に辿り着けるようにするため。)

 

アジア側のカドゥキョイから

宿のあるスルタンアフメットまでは

連絡船に揺られ20分、のち

トラムでガタゴト10分弱の距離。

 

のどかなカッパドキアで、ジモティのみなさんから

イスタンブールはここ(カッパドキア)とは違って

危険なところだから、気を付けて!

と、刷り込まれていたピヨピヨ平たい顔。

 

おかげで、大都会イスタンブールに降り立ち

声を掛けて来る人全員が悪人に見える始末。笑

 

イスタンブール、キケン。

イスタンブールのヒト、コワイ。

 

そんなレッテルを貼ってたもんだから

宿から離れた場での食事にも不安を感じる。

 

緊急会議の結果

軽く一杯&日が暮れるまでに船に乗れば

宿から遠いこのエリアで食事をして帰っても

大丈夫であろう!との答えに辿り着く。

 

こっちが「その気」であると察すると

逃すまい!と呼び込み合戦が始まる。

 

候補の店を数軒回り、メニューを見ると

どこもまぁ、似たようなもん。

最終的には、ご当地ビールEfes/エフェス

の価格が安いとこ!が決め手となる。

 

 

お酒が進み、上機嫌な人々の喋り声

乾杯でグラスが重なり合う音

運ばれる料理や、地酒ラクの独特な香り

威勢のいい店員さんの飛び交う声

器とカラトリーが奏でる音

 

活気に満ち溢れ賑わう

まさに Canlı/ジャンル な空間の片隅に身を置き

カドゥキョイの街に溶け込んだ気分で←気のせい

場の雰囲気に酔いしれるピヨピヨ平たい顔。

 

 

ちなみに真冬の雨降る夜だって

雨も寒さもモノともせず

カドゥキョイの例の通りは、この賑わい!

 

 

 

場面は変わって、東京なぅ。

新型コロナウイルスが依然猛威を振るう中

飲食店の路上利用が一時的に許可されている。

 

実際、私の職場近くでも

路上テラス席を設ける店が多くあり

それを横目に、直帰する日々であった。

 

そんななか、昨晩ふと思い立ち

仲間を誘って立ち寄ってみた。

仕事帰りに、一杯いっちゃう?!な流れは

実に5ヶ月ぶりのこと。

 

外出・外食を控え続ける暮らしに

少しばかり風穴を開けたかった

私のそんなタイミングと

 

日頃からお世話になっている人が

大事な時期の山場を越えたタイミングと

 

ちょうどふたつが重なったので

急遽、プチ慰労会を開催。

 

暑い夏の夜、汗をかきかき

仕事帰りに冷えたビールで喉を潤す。

それだけでも最高!なのに

さらにその会場が路上テラス席だなんて。

 

ふぁ~、最高だ~。

こりゃ、ヤミツキだ~。

 

期間限定と言わず

日本でもこのまま定着して欲しい

路上テラス席文化。

 

東京の路上で腰掛けながら

目の前に広がる景色と空気感を

カドゥキョイでの経験と重ねた夜。

 

みんなにはいつもの街に見えただろうけど

私はトルコにいる気分だったよ。

 

 

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