ホワイトクリスマスならぬ
ホワイトバレンタインデーならぬ
ホワイトホワイトデー!
3月も中旬ですが、雪降ってますけども。
新型コロナウイルスの影響で
友達との約束もお楽しみイベントも
キャンセルや延期になりがち。
テレワークとは無縁で
通常通りに出勤しているし
私はそもそも家っ子で
休日お籠りしていることに
ストレスを全く感じないけど
立場や性格によっては辛いよねぇ。
自粛期間中ゆえのサービスなのか
Tverでは過去に放送されたドラマが
イロイロと見放題になっているので
トルコ在住中に観てなかったやつを
一気観したりしています。
たしかTverとかRadikoって
海外では使えないんだよね?
私はそうでもなかったけど
海外でこそ観たい・聴きたいって人
多いだろうに。
実際、トルコに住みながらも
日本のドラマめっちゃ観てる友達
多かったしな。
私はそもそも、トルコに住む前の時点で
番組を録画して観るという習慣がなかったので
トルコで日本のTV番組が観れなくとも
気になることがなかった。
(日本のラジオ番組はたまに恋しくなった。)
ちなみにトルコのTVも観ていなかった。
洋楽がひたすら流れるラジオ番組や
Spotifyで音楽ばっかり聴いてたな~。
けれども今はTver様々で
寝落ちする前にお布団の中で~、とか
半身浴で汗かきながら~、とか
見逃し配信で観ております。
さて、ドラマ話は終わりとして。
東日本大震災から9年を迎えた日
遠く海の向こう、アジア大陸の果てでは
「トルコでついに新型コロナの感染者が!」
と発表されまして。
発表を受けてのこの反応。
そうそう、この感じ。
なんともトルコっぽいよね。
と、懐かしく思ったのでした。
この写真をインスタでシェアしたところ
在トルコ日本人仲間から
「うける~、好きだわ~このセンス」
といった反応が大きく。
あり得ないことがあり得る
想定外のことが想定内となる国で
日々、揉まれながら暮らしていると
やっぱ独特な感覚が身に付くよね。←自分も含め
と、思うわけであります。
ま、そもそも生まれ育った国自体も
島国という特別な環境も相まって
これまた独特な感覚を持った民族
(=平たい顔族)なわけだけど。←自分も含め
イスタンブールの標識と、ランドマークのガラタさん
トルコ国内で感染者が確認されて以来
在イスタンブールの日本領事館からも
日々、最新情報が届いております。
トルコの新型コロナウイルス関連情報については
Facebookおかわりトルコのページにてシェアしてます。
こういうお知らせ、海外に住んでいると
本当にありがたいんだよね。
当たり前だけど、海外にいると
情報収集は原則、その国の言葉で(もしくは英語)。
トルコの場合、英語の他に
ロシア語やアラビア語あたりは
情報が豊富そうだけど
日本語はねぇ~、ないよねぇ~。
やっぱりネイティブと同じタイミングで
鮮度の高い情報を得るには
トルコ語での情報収集に限るわけで。
日々(しかも突然に)変わる状況の中
現地の人たちも不安だろうけど
母国語で情報収集ができない立場の外国人にとっては
もうね、心細いし不安要素デカ過ぎくん!なわけですよ。
身寄りがない場合は、より一層に!
(ま、その人のいる環境や性格にもよるけど。)
これはどの国もそうだろうけど
報道される内容が全て「正」なわけでもないし
情報が交錯するなか吟味して
その国独自の温度感ってやつを
察知して判断するのは
シロウトガイコクジンには難しい。
初の感染者が発表されてから3日
現在、トルコでの感染者は5名といわれている。
学校閉鎖が決まり
各種イベントが延期・中止され
フライト停止対象国が増え
国外に出るのも難しく
(というか一度出たら戻るのが難しい)
街に出れば買い占め多発で品薄状態
そして何より自分は外国人。
・・・不安。
そういう状況の中
最低限ながら「確実な情報」を
タイムリーに「母国語で」伝えてくれる
大使館・領事館の存在というのは
本当にありがたいものです。
あー、なんかアレ思い出したな。
クーデター未遂のときのこと。
金曜日の夜にクーデター未遂が起き
翌日は土曜日だったにもかかわらず
領事館の方から
安否確認の電話が掛かってきたんだよな。
在留届を出している全ての人に
こうやって電話しているのか。
と思うと、感謝の気持ちでいっぱいだったし
頭が下がる思いでした。
平和な日常が続く暮らしの中では
気づけないものに気付かされる機会が
何かと多かったイスタンブール暮らし。
日本に帰国して心底思ったことって
「あ~、守られてるなぁ」だったからね。笑
外国人ではなく邦人という立場にあるだけで
これだけのことが保証され守られているのか。
ということを、深く感じたのでした。
(イロイロあったよね~。←遠い目)
逆に言うと
外国人という立場で日本に暮らす人の
苦労や思いにも寄り添えるようになったかな?
(ま、ゆうても日本は平和だけどな。)
なんだか気の抜ける、トルコのミッキーまうす
そんなこんなで、ここ最近は
今もトルコで暮らす日本人の仲間たちに
想いを馳せることが多いです。
仲良しちゃんには直接連絡してるけど
このブログを読んで下さっている
トルコ在住の方々もいらっしゃると思うので
僭越ながらエールを送らせていただきます。
今回の新型コロナウイルスの件では
指さされたり警戒されたり嫌な思いしたり
そういうこともあるかも知れない。
そういう経験を重ねたり
トルコ人の反応や行動を傍で見て
もう、うんざりだ。限界だ。トルコ無理。
と感じることもあるかも知れない。
でも、きっとそう感じているのは
あなたひとりじゃないし
更に言うとトルコに限った話でもない。
自分が身を置いていない場所のことは
感じ取りづらいし想像しづらいし
隣の芝生が青く見えるのは、万国共通。
日本にいたらいたで、いろいろある。
また時が経てばきっと
トルコの良さに目が行く時が来る。
はず。いんしゃっらー。
マイナス面に目が行きがちで
気も滅入りがちなタイミングかと思いますが
どうぞ、心も体も強く持ってくださいね!
私もお籠りも仕事もガンバリマース。
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