遅く起きた朝・・・
「おそようございます」と
サロン/リビングへ行くと
朝食を終え、寛いでいる家主さん。
「残り物しかないけど、よかったら！」
と、ありがたきお言葉。
淹れたてのチャイ
新鮮で味の濃い生野菜
ちょうどいい塩気のオリーブとチーズ
・・・あぁ、美味しいなぁ。
カフヴァルトゥ(トルコ式朝食)っていいなぁ。
と、あっさり寝返る。爆
お喋りしていると
「トルコ人ってヘンな人種なのよ
見え方ばっかり気にしてウソばっか！」
と、おどけて言う彼女。
「わかるわぁ～、わかるぅ～！爆」
と、便乗する私。
こんなやり取りが成立するのも
実際に腰を据えて暮らして
イイ思いもツライ思いもしながら
トルコ・トルコ人観察＆分析を
し続けて来たおかげですかね。
(良い面もたくさんあるのは言うまでもなく。)
昨夜しそびれた洗濯を終え
遠出するはずだった予定を変更し
地元でまったりすることに。
日課の「本日のコーヒー」は
どこにしようかな？
と、いつもと違う方角へ歩いてみると
以前何度か来たことのあるカフェへ到着。
閉まっとるやないかーい。
店先のテラススペースで
じゃれ合う仔猫にほっこりしていると
「ここ、なんで閉まっちゃったのかしら？」
と、背後から声が。
平たい顔の私が振り向くも
まったく驚く様子もなく
「ねぇ、なんでか知ってる？」と
トルコ語で話続ける、おばさま。
・・・これな、これ！
トルコ人のこれ、おもしろいよね。
外国人に対しても
臆せずトルコ語で話し掛けたり
道や場所など
土地勘ないと分からない質問も
普通にしてくるからね、平たい顔に。
久しぶりのこの展開に
クスッとしつつ
「ねー、わからないです。
私もこのカフェに来たんだけど・・・
いつから閉まってるんですか？」
と返す。
「ここしばらくだわねー」と、おばさま。
何気ない、こんなやり取りが
トルコっぽくて好きだったりする。
住んでいた頃は
当たり前すぎて気にならなかった
いろんな標識も
久しぶりに来ると目に留まる。
(日本に本帰国したときも
日本のそれらが新鮮に感じた。笑)
去年まではなかったものには特に
目が行くものだけど
その中のひとつが、街中に貼られている
この方のステッカー。
こちらにおわす御方を、どなたと心得る！笑
知らないアナタは潜りだぞっ。←なにの？
新しくイスタンブール市長になった
イマムオール氏です、はい。
再選挙の際は、私も日本にいながら
かなりアツクなったものです。
こんな風にね。笑
本日のコーヒーを求めて
新たなカフェ探しをしていると
通りがかった
ドルムシュ(乗り合いタクシー)に目が行き
中に座っている人と
バチッと目が合う。
その瞬間、先方の目がまん丸に！
私も一瞬
「え？えぇ？？」って思ったんだけど。
そう、以前イスタンブールで
一緒に住んでいた友達の
大の仲良し(つまり友達の友達)が
ドルムシュに乗っていたのです。
なんという偶然！
ドルムシュに乗車したばかりだった
という彼女、わざわざ降りてくれて
束の間のティータイムを共に。
激甘党のトルコ人のみなさんですが
トルコのクッキーは甘過ぎず
おいしいものが多い。
ピスタチオやヘーゼルナッツが
ふんだんに使われているのもあるかな？
写真一番下の段の
三日月型した白いやつ
Ay Kurabiyesi/アイ・クラビエシ って
名前だと思うんだけど
いくつかの店で試したけど
美味しいイメージが強い。
私がトルコにいることを知らない彼女は
「去年、日本に帰ったはずのあの子が
なぜ目の前に？！」
って、たいそう驚いたみたい。
そらそーだ。笑
チャイを片手に
お互いの近況報告をし、お別れ。
よき再会でしたとさ。
明日から週末にかけては
お楽しみイベントが続くんだー。
この時期でも
サングラスの必要性を感じるくらい
陽射しの強いイスタンブールも
夜は冷え込むのよねー。
東京に比べて乾燥してるし
風邪引かないようにしなくっちゃ！
本日も
ボチボチお写真UPしてるので
よければそちらもチェックしてみてね。
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