先日の
腰軽友達との再会の場が
池袋だったため
午後イチ解散後
ピーカン天気×猛暑日の
昼下がりにもかかわらず
街歩きを敢行!
腰重な私がまさかの行動力。
今までずっと見送って来たのに
この日ばかりは
逃したくなかったタイミング!
だったもんでね。
ブクロサイコォ~!イケブクロ。
(お懐かしゅうございます、IWGP!)
私の原点の街。
10歳までを過ごした街。
校則の厳しかった学校の
先生パトロールの目から逃れるべく
中学・高校生の頃は
放課後、学校があった街から移動して
池袋で遊んだりしてたけど
大学生になったくらいから
降り立つ機会も激減。
今となってはすっかり縁遠い街に。
駅周辺の繁華街ではなく
過去の生活圏内にまで
足を延ばしたのは
一体いつが最後だろう?
もう思い出せないくらい昔のこと。
オトナになってから
これまでにも何度となく
「池袋の家のあたりを歩いてみようかな。」
って思うことがあったりして。
10歳で引越したあと
家は壊されてしまったので
今はもう跡形もないのだけれど。
ここ何年かで言うと
トルコに住むことを決めたときとか
一時帰国中とか。
でもほら、腰が重いもんでw
電車ですぐ行ける距離にもかかわらず
結局行かないまま
2019年の夏を迎えたわけで。
数少ない、池袋で降り立つ機会があっても
用事が済んだら
立ち寄ることなく帰ってたし。
そもそも私
結構な記憶障害なんで
過去の記憶あやふやで
さらには10歳までの記憶だなんて
本当に断片的なんだけど。
それなのに・・・
もう離れてウン十年経つのに
池袋の街並みが
夢に出て来ることがいまだにあって。
不思議。
そんなわけで、満を持して!
久しぶりに歩いた
池袋駅から旧家までの道のり。
記憶に残ってる感覚と
今の私が実際に歩く距離感って
全然違うんだな~。
記憶より実際の方が、断然近かった!
駅から家まで10分くらいだった!
東が西武で 西、東武~♪
の歌でもお馴染み
東口に西武百貨店が
西口に東武百貨店がある
罠ワナ感w
街中を歩いていると
あらゆるところから顔が覗く
ひょっこりサンシャシン。
薄暗くて天井が低く
圧迫感のすごい
東と西を結ぶ通路 ウィ・ロード。
いわゆる“反社”方面の方々の
アジトがあったんだっけな?
抗争?での銃声を聞いた駅前通り。
子供を育てる環境としては
教育上よろしくないお店が立ち並ぶ
線路沿いの道。
駅‐家までの最短ルートを考えると
避けて通ることのできない
お城wのような建物が並ぶ裏路地。
いわゆる歓楽街を過ぎると
そこから先は、ギャップすご過ぎな
閑静な住宅街。
一軒家が立ち並び
静か~でのどか~な空気感。
次々と目に飛び込んで来る
懐かしい風景。
これが!ここが!!
私にとっての「原風景」
ってやつなのか。
旧家まで続く
まっすぐな道を目にしたときは
グッとくるものがあったりして。
走馬燈のように
記憶がよみがえって来るほど
ホント覚えてないもんでw
そんな現象は起きなかったけど
無条件に心が動く風景が盛りだくさん。
すっかり忘れてしまっていた
ご近所さんたちの名前
毎朝一緒に
小学校へ通っていた友達の家
当時から変わらない、街角の看板
知らないおじさんに
誘拐されそうになった公園
すぐ何軒か先で
夜に大きな火事が起き
暗い夜空の下で
真っ赤に燃え盛る家を見たこと
・・・ん?
なんか記憶の雲行き怪しいなw
そのあとも
近所をぐるりと歩き回り
もぅ!もぅ!もぅ!!!
昭和のおもひでが
ぽろぽろぽろり~ん。
ご縁があって
両親は池袋の家に住むことになり
私もその家で生まれ育ったわけだけど
(とっても風情あるおうちだったなぁ・・・)
両親が一念発起し
別の街で居を構える決意した理由も
オトナになった今となっては分かる。
親の目が届きづらくなる
成長期のコドモには
刺激と危険が多い環境だwww
私が暮らしたのは
その時期を迎える手前までだったので
静かでのどかな住宅街で
のびのび成長したのであった。
トルコで暮らした以外は
これまでずっと東京にいたから
(これまたほぼ記憶のない
大阪暮らし1年もあるな。)
「故郷」のように思いを馳せる場所とは
無縁だったんだけど
そんな自分にも、東京のなかで
「原風景」が存在することを知った
今回の街歩き。
そして
無性にトルコに引き寄せられるのは
私のこの育った環境にあるのでは?
と、思ったり。
トルコでの原風景と言えば
もちろんイスタンブール。
イスタンブールの中でも
この3ヶ所は、特に想い入れがある。
3度目のイスタンブールにして
初めてのひとり旅での想い出
スルタンアフメットの路地裏。
トルコの吸引力すごいけど
もう来ることはない気がする。涙
来ることがあるとすれば
それは住むときなんだろな・・・
と、直感した最終日。
その直感から5か月後
お試し1ヶ月仮暮らしをした部屋から。
目の前にはガラタ塔
奥には旧市街のアヤソフィアや
スレイマニエ・ジャーミィも。
それからさらに5か月後
直感が現実となり
転がり込んだ家の窓から。
窓から見える
海越し世界遺産の街並みは
イスタンブールに住んだって
みんなが日々拝める景色じゃない。
ご縁が重なって
ここに辿り着けてラッキーだったなぁ。
日本とトルコ
東京とイスタンブール
それぞれの原風景
これから先も、機会を見つけて
訪れて行きたいな。
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