「今度、東京行くねんけど
会えたら会いたいなぁ。」
って
大阪に住む友達からの連絡。
用事があっての弾丸滞在につき
会えるのは1~2時間。
そんな状況でも
会いたいって声掛けてくれる
その気持ちが嬉しくって。
休日の午前中は
コーヒー飲んでラジオ流しながら
ポヨヨーンとしてるのが基本だけど
張り切って早起き・出動!
何年ぶりの再会だろうか?
最後に会ったのはイスタンブールで。
てか日本で会うの初めてか。
そもそも彼女とは
私がトルコに住み始めて1年目
友達(ルームメイト)の紹介で出会った。
トルコに住もうかどうしよか~
と、3ヶ月お試し滞在中だった彼女。
出会ったその日は
エミノニュの船着き場で
あいさつした程度だったけど
翌日が私の誕生日だったこともあり
ルームメイトがお祝いしてくれた会に
参加してくれた。懐
(そのときの模様はコチラから。)
まもなく彼女は帰国し
その後、トルコに住むことはなかった。
でも、帰国後もトルコ愛は変わらず
持ち前の行動力で
何度となくトルコへ通っては
トルコ国内をあちこち訪れるのであった。
イスタンブールで時間ができた際には
律儀に私にも声を掛けてくれて
そのたびに再会を喜んだ。
毎度のことながら
わずかな時間の再会ではあるけど
それでも「会いたい」って連絡くれる感じ
私にはそういうパワーがないのでw
すごい行動力だなぁー。と感心する。
腰が軽い友達と
腰が重いわたし。
「なんであのときトルコ住まなかったの?
その行動力ならチャチャッと
移住しちゃいそうなのに。」って聞いたら
『tapiちゃんこそ、その腰の重さで
よくトルコ住んだなw』って言われた。
たしかに!ほんと、そうだね。
腰が軽いから
何度でも日本-トルコを行き来する彼女
腰が重いから
いっそのこと住んじゃえ!な私。
つまりはそういうこと。
トルコに住まない選択をした彼女は
その後しばらくは
トルコに通っていたけれど
最近は海外よりも
日本国内が楽しいんだそうな。
『動けるうちに、いろんなところに行きたい。
行きたいところ、たくさんあるやん!』
という彼女。
私はまだしたことのない
「自分の生き方を改めて考える」であろう経験を
すでにしているからこその
実感の籠った言葉なのだと思う。
一方で、私はと言えば
日本に帰ってきてからのこの1年
遠出と言えば・・・
熱海に行ったくらい。
しかも帰国して間もなく。
それってつまりは、もう1年前の話。
まぁ、トルコにいたときもそうだったけどね。
友人たちが国内旅行のノリで
ヨーロッパを旅しまくる中
(イスタンブールからだと2-3時間で
欧州のいろんなところに行ける)
ずーっとトルコにいたな。
しかもイスタンブールに。笑
5年でトルコ以外の国行ったの
ハンガリー・ベルギー・ハワイ・ギリシャ・・・
あれ?一応、行ってる風だな。
日本拠点で考えると
5年のうちで4回行ってるなら
十分だろ!って感じよね。
(ゆーても、数日間だけど。)
でも在イスタンブール日本人の友達は
気軽に海外行く人多かったからね。
もちろん人にもよるけど
年に3~5回行くってのも珍しくない。
「近いんだから、トルコにいる今のうちに
行かなきゃ損ソン!」
きっとそんな感じで。
日本にいる感覚とはちょっと違うよね。
なんでしょうかね?
そもそも旅欲がないわけではなく
昔はむしろ強かった方なんだけど
今やすっかり・・・ですね。
行けば行ったでもちろん楽しいんだけど
企画・手配するほどのモチベーションが
旅に対して、ない。
昔はきっと
ひたすら「非日常」を求めていたのかな?
「非日常」こそ
日常をガンバル自分へのご褒美!
といった感覚で。
トルコへ辿りつくまでの時点で
それなりに旅欲は満たされたのか
歳を重ねたせいなのか
まぁ、あとは
なんてったってトルコ生活で
いろんな感覚を根底から覆されたし
旅に行かずとも
解放されることが多かったし
同時に
考えさせられることも多かったしな。
トルコでの新しい日常や
日本での懐かしい日常を
カミカミ噛みしめながら味わっている
ここ数年の間は
それでお腹いっぱい!なのかもしれない。
つくづく
消化能力の低さを感じる。
世界地図見てムフムフしてた私
tapi旅とか言って、旅ブログ始めちゃう私
(今となってはトルコだけブログだけど)
どこ行ったー?
ま、私もきっと
また状況や環境が変わったら
感じ方も変わるのでしょう。
来年の今頃は
心底「非日常」を求めているかもしれない。
当たり前にこの国で暮らせること
無期限で住んでいられること
いろんな保障が受けられること
権利があること
守られた立場であること
自分のペースで自分のスタイルで
お仕事させてもらえること
平和であること。
ありがたや、ありがたや。
そして何より?
美味しくって仕方ないこと!爆
帰国後1年経ったので
ありがたや星人はそろそろ卒業して
(その気持ちは引き続き大切に)
そろそろ次のステージ行きたいですね。
そのためには、腰の重い自分に
何かしらの刺激を与える必要がありそう。
たった2時間の再会だったけど
彼女と会って話してみたら
いい刺激をもらったのでした。
次会うときは
日本で?トルコで?
「私がピュピューッと
大阪に会いに行くことはたぶんないから
また来てね♡」
と伝え、ハグしてお別れ。
現在の日常に染まりつつある今
苗字で呼ばれることにも慣れたし
いちいちハグしないことにも慣れた。
だからこそ?
ハグってやっぱいいな。と思ったし
tapiちゃんって呼ばれるのも新鮮だったなぁ。
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