トルコ生活も4年生になりまして
酸いも甘いもなんとな~くわかっちゃった
そんなお年頃なんですがね。
今更ながら
トルコの美容院で初めて!髪を切りました
いやね・・・
トルコの美容院デビュー自体は早かったんですよ。
なんてったって
トルコに住む前の時点で果たしましたから。
その時の記事は↓コチラ↓から。
美容院に行ってみたものの
カットはせずに、トリートメントだけやってみた。
っていう、チキンぶり。笑
あのときはまだ、ストパ命!だったのね~。
三度のメシより、四度のストパ!ってな感じで
年に4回ストパをかけておりました。
そんな私が
トルコに移住を決意するとともに
長年続けてきたストパLIFEとの決別をも決意し
今や晴れて、髪の毛ぐるんぐる~ん。
天パ全開ぐるんぐる~ん。
・・・と
話がだいぶズレて来ちゃいましたが。
ツッコミどころ満載だけど満足度高めな
トルコのヘアカット体験談を書く前に
まずは私のこの、長年に亘る
髪コンプレックスについて語ってもいいですか?
遡ることウン十年前
思春期真っ只中に
「いやぁぁぁぁぁぁ!!!」と思って以来
ほんのつい数年前まで
ずっとコンプレックスだった、ぐるんぐるんヘア。
地元の美容院で初めて
「すとれーとぱーま」をあてたwのは
たしか中学3年生の頃。
当時はストパ技術自体がまだまだで
ストパ剤を塗った状態の髪の毛を
プラスチックの板に貼り付けるという荒ワザで
ストレートにされた記憶。
もちろんそんなやり方じゃ
私のぐるんぐるんの勢いなど止められるわけもなく。
ストパをかけたその瞬間は
憧れのサラッサラヘアになるものの
1週間もすりゃぁ元通り。
その後も懲りずに試してみるものの
期待とは裏腹に悲しい結果・・・。
憎っき、このぐるんぐるん。だいっきらい。
サラッサラ ツヤッツヤ の髪の毛がうらやましぃぃぃ。
という感じで
ガラスの十代 だった頃は ←え、死語?いや、むしろ新しい??
期待を胸に新しい美容院に行っては
満足とはかけ離れた結果に心を踏みにじられ。
ぐるんぐるんヘアのコンプレックスは
大きくなるばかり~。
コンプレックスのあまり
髪の毛を丸刈りして、坊主頭にすることを
何度となく真剣に考えたもんです。
(坊主にすると髪質が変わるって話を聞いたもんで。)
私のコンプレックスが肥大化して行くのと同時に
日本のストパ技術もどんどん進化して行き
現代日本のストパ技術は
それはそれは素晴らしいものなのです。
シロウト目線でも分かる、大きな変更点と致しましては
その昔、プラスチックの板に張り付けていた工程が
高温のストレートアイロンで伸ばすという方法になりました。
これがですねー
ちまちまと、ちょっとずつ髪の毛をすくっては
ピチーッとアイロンで伸ばしていくという
気が遠くなるような作業でしてね。
ストパ目的で美容院に行くと
軽く3~4時間はかかるもんなんですよ。
なもんで、美容師さんも大変なわけ、ほんと!
でもでも
このアイロンをいかに丁寧にやるかが
その後、数ヶ月間のストパの持続性に
大きく影響するわけですよ。
そういうわけで
アイロンが下手な美容師さんに当たると
「ちょっと、あーた。私のぐるんぐるん具合ナメてんじゃないわよ!
そんなやり方で、このぐるんぐるんが伸びると思ってるわけ?
アイロン貸して!私が自分でやった方が断然うまいわ!!」
と、心の中で叫ぶこともあったりなかったり。笑
ダテにコンプレックス抱えてませんからね、こちとら。
美容師さんのストパテクに対する私の目は
相当肥えていると自負しております。
そんなわけで10代の頃は
なかなか良い美容師さんと出会うことが出来ず。
もはや、私のぐるんぐるんの悩みを
理解し解決してくれる美容師さんに出会えないのなら
自分でスタイリングしてやろうじゃないの!
そうして私は
くるくるドライヤーという武器を手に入れ
美容師さんにもお褒めの言葉をいただくほど
ぐるんぐるん→サラサラ風 にスタイリングする術を
身に付けたのでしたw
そんな私も20代になり
心の底から信頼できる美容師さんと出会いまして♡
私が長年通ってる、大好きな美容院
MOKAGE/モカゲ。
HPは →コチラ← から。
東京は表参道の住宅街にひっそり佇む
2階建て一軒家の
ステキ過ぎて癒し効果ハンパなくて
はなぢブゥー太郎な美容院。
その空間がステキなのに加え
信頼してお任せできる匠のワザ!なのは言うまでもなく。
店長さんや、私を担当してくれるヨネさまを筆頭に
イスタンブールに遊びに来てくれた夏オトコさんも
みんなみんな、ステキなひとたち♡
アシスタントの若人たちも、みんな礼儀正しくて
チャラチャラ感は一切なく
むしろマイナスイオン出ちゃってるタイプ多し。
一時帰国すると、真っ先にしたいことが
モカゲにGo!でございますの。
なんで私がここまでモカゲにゾッコンかってね。
毎日まいにち
誰かの髪の毛に触れている美容師さんにとっては
正直たいした問題じゃないであろう
私のぐるんぐるんヘア。
でも、私にとっては
ガラスの十代の頃から ←まだ言うか?!
ムクムクと育てて来た、コンプレックスだったわけで。
その想いを汲み取り、さらに期待に応えてくれるお店。
「あ、このひと、私の髪の毛のこと本気で考えてくれてる!」
そんな風に感じたお店は初めてだったんだー。
あー、ステキ。早くまた行きたい。
モカゲのおかげで、私の20代はサラツヤ(風)ヘア♡
実際のとこは、長年ストパをかけ続けているので
髪の毛が痛んでいないわけがないw
最高の美容師さんに出逢ったおかげで
私のコンプレックスの80%は、無事解消!
なんなら私が天パであることすら知らない
という友人たちも、少なくありません。
でもやっぱり湿度や雨は大敵だったし
お風呂に入った後のドライ&ブローに加え
お出掛け前に更にブローは欠かせませんでした。
要は、コンプレックスの根本的な解決には
なっていなかったのですねー。
たぶん、自分自身それを薄々と感じていて
歳を重ねるに連れ
「いつかこのストパ生活から抜け出したいな」
なんて思うようになり
モカゲのヨネさまにも何度となく相談に乗ってもらったり。
でも「ぐるんぐるん全開の地毛」を
ながーい年月、私自身が目にしていなかったため
年に四度のストパ生活を止めて
天パを活かした髪型にする方法にシフトした場合
吉と出るか、凶と出るか・・・が、一切想像できず。
結局踏み出すことができないまま
トルコへ移住することになりまして~。
もちろんトルコへ移住する際にも
真っ先に?頭をよぎったのがストパ問題。
トルコの美容院でストパをかけた結果
取り返しのつかない状態になる・・・というのは
絶対に避けたい!
じゃぁ、これを機にストパ卒業する??
えー、こわいよぉー。どうなっちゃうんだろぉー。
だってだってね、ストパを完全に卒業するには
それなりに時間が必要なわけですよ。
髪の毛の長さにもよるけど
ストパ生活を止めてから半年~1年くらいの間は
ひたすらガマン!しなければならないわけ。
ストパがかかっている部分はストレートのままだけど
新しく生えてきた毛は、ぐるんぐるん。
という状態を、耐えて乗り越えなければならないわけで。
それに耐えられるかしら・・・。
と不安な気持ちを抱えつつ、トルコへ移住。
実際のところ、トルコに住み始めてみたら
老体にムチ打ってエンヤコラ~な日々が待っていたため
正直、毎日を生きるのに必死でw
髪の毛どころの騒ぎじゃなかったっていうね。
そんなわけで、トルコに住み始めて1年半後
初めての一時帰国時に行ったモカゲで断髪式
巫女さんのように長くなった髪の毛をバッサリ切り
今までずっとピチーッとひっぱっていたスタイリングも
揉み揉みして敢えてパーマを出すという方法に変え。
結果・・・
ブラボォー
いーじゃない!悪くないじゃない!
むしろこっちのが、似合うんじゃなーい?!
そんなこんなで
長年悩みの種だった「コンプレックス」って
一体ナニモノだったんだろう・・・
てな勢いになってしまったのが2年前のこと。
まぁ、
自分自身が創り出した魔物。
みたいなもんですかね。
今では髪の毛洗ったら
トリートメントミルクを揉み揉みして
あとは気長に自然乾燥!
気になるときだけ、ちょこっとドライヤー。
という
以前の私には、全く想像できなかった
ぐるんぐるん全開ライフを送っています。
長年の呪縛wから解放されて、スッキリ~。
そして
本来の私らしい姿。に戻った気すらしています。
↑結構、極端なタイプなもんで♡
でもって実は
こんな風に思えるようになったきっかけはトルコ人!
だったりするんですよ。
トルコ人って、男子も女子も
髪の毛ぐるんぐるんなひと、結構多くてね。
キメッキメな感じなのに
髪の毛ぐるんぐるんな人たちを見ているうちに
「へぇ・・・ぐるんぐるんしてても・・・いいんだ?」
と、考え方に変化が。
ゆーても、ホリの深いトルコ人と
平たい顔族の私とじゃ、同じ ぐるんぐるんでも
ぜんっぜん雰囲気違うんですがね。
でもほら、生まれながらの特長♡ですからね。
そんな風に思えるようになったこと自体が
まずもって、とっても嬉しい変化だな~。
と、しみじみ感じるわけであります。
ふぅ~~~っっっ。
そんなわけで、みなさま。
トルコのおもしろ美容院話が読めるかと思いきや
うっかり私のコンプレックス話!
(しかも天パで悩んでる人以外からしたら、相当どうでもいい話w)
にお付き合いいただきまして、シェイシェイです。
次回こそ、美容院体験談♪書こうと思いますので
おったのしみに~。