前編は↓コチラ↓から。
懲りない!めげない!諦めな~い!トルコのアッパレ商人根性【前編】
ということで、こだわりの調理法wで作られている
カラキョイ路上屋台のサバサンド(ラップ)。
週末にレストランで食べたサバサンドは
どちらかと言うと、旧市街エミノニュのサバサンド船の味
(塩+レモン汁)に似ていて、65点!でございました。
そして、2日後に新市街カラキョイの屋台で食べたサバラップは
こだわりの調理法wなだけあって、88点!
お気に入りのおじちゃん屋台(前編参照)の方が
やっぱり美味しい気がするけれど・・・
それでも、おじちゃんの味に近かったです♪
サバサンド(ラップ)を、ひとりで頬張るなんて
旅行者時代以来だな~。なんて懐かしく思いながら
屋台の前で、ひとりムシャムシャする平たい顔族。←私
トルコ語が分からない外国人観光客と
英語が分からないサバサンド屋のおじさんたちとの
成立してんだかしてないんだかわからん
ボディランゲージでの対話を微笑ましく眺めながら
ムシャムシャ、ムシャムシャ。
すると、私が買った屋台からちょっと離れたところで
同じくサバサンド屋台を出していたおじさんが
サバを焼いてるBBQミニコンロ?を
屋台の土台(発砲スチロール箱を重ねたやつ)ごと持って
ダッシュして移動!!
あまりの身軽さにビックリしつつ
どゆこっちゃ?と様子を窺っていると・・・
あれよあれよという間に
サバサンド屋台が、揃って店を畳みはじめた!
ナニゴト~?!(なんだかドリフ臭がプンプンする♪)と
ひとりムシャムシャしながらワクワクしていると
私服警官のお兄さんたちが登場~!
瞬く間に、各屋台のBBQミニコンロをボッシュートし
屋台主たちと大したやり取りをすることもなく
BBQミニコンロ片手に、そそくさと去って行ったwww
「ナンジャコリャァ~~~!!!爆」
と、シジミ目を見開いて、ひとり大コーフンする平たい顔族。 ←私
ふと気がつくと、さきほどまで屋台のおじさんと
ボディランゲージ会話をしていた外国人観光客カップルが
屋台があった場所で立ち尽くしていた。笑
プ・・・
プププ・・・
プププププゥ・・・
だよね、そうだよね。
「え?!何なに、どゆこと??俺らのサバサンド、どうなった??」
って感じよね。
彼らのサバサンドを作ってる途中でボッシュートされちゃったからw
しばらくすると
どこからともなくサバサンド片手に現れた、屋台のおじさん。
カップルと再びボディランゲージで会話をしている。
察するに
カップルはサバサンドを2つオーダーしたにもかかわらず
おじさんが手に持っているのは1つのみ。
カップルは納得いかない様子で、抗議している。
*サバサンド屋台が違法営業であること
*突然現れた人たちが私服警官であること
*ボッシュートされちゃったから、もうサバを焼けないこと
トルコの事情もトルコ語も分からない彼らは
自分たちの目の前で起きた出来事が、全く理解できていない模様。
結局、おじさんは包丁を持って来て
手に握りしめたサバサンド(ラップ)を半分にカット。
カップルに有無を言わさず
仲良く1つのサバサンドを半分こして食べさせるという
おじさんのゴリ押し対応で、強制終了~。
更にさらに!
これだけでは終わらない、トルコのドリフ劇場。
ポリスのボッシュートから5分も経たないうちに
新しいBBQミニコンロを手にして舞い戻って来た、おじさんたち!!
まるで、ボッシュートされることを予知していたのような準備万端ぶり。
全く悪びれる様子もなく、先程お咎めを受けたまさにその場所で
ナニゴトもなかったのように、営業再開の準備開始~♪
さ・・・さ・・・さすが。
脱帽!感服!参りました!!! ←密かにコーフンする平たい顔族
きっと、何度となく
ポリスとの攻防戦を繰り返しているんでしょうね。
ボッシュートされるのを見越して
店構えも簡易的でコンパクトだし、コンロの替えも準備万端!
トルコ人の商人根性・・・ほんと、あなどれない。
日本の企業にトルコ人の営業マンとか投入したら
すんごいミラクルが起きる・・・かも知れないw
サバラップをムシャムシャしながら
コトの一部始終を目撃し、いろんなことに思いを巡らせていると
ポタッ、ポタッ、、、と何かが滴っていることに気づく。
サバラップの下から漏れたエキスが

私の洋服に、ベットリついているではないか

私ってば、私ってば・・・超ダサい。
こんな感じで、我を忘れて夢中になってしまう、トルコのドリフ劇場。
中毒性があって、ある意味キケンwなので
みなさんも見学の際は、お気を付けくださいね♡
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