「もしかして、日本の方ですか?!」
最近お気に入りのビール片手に
(残念ながら、トルコではなくドイツビールw)
日本人のお友達と、人間観察をしながら
日本語で言いたい放題言っていたら・・・
隣の席に座った若者に
めっちゃ日本語で話し掛けられてアセった
日本語が流暢なトルコ人かな?と思ったけど
一言二言話した感じで、こりゃぁ違うな。と。
俗に言う“ガイジン訛り”が一切ないし・・・
こりゃぁまさかのネイティブなんじゃないか。と。
こんなところで日本人に会うだなんて!
と、ピッチピチ大学生の彼は言っていたけれど
こちらからしても
こんなところで日本語ネイティブスピーカーに会うだなんて!
と、ビックリ~なのでございました。
アジア人はもちろん
日本人に会うことなんてナイナイ!であろうご当地バーで
まさか「カンパーイ♪」と日本語で杯を交わすことになるとは。
トルコと日本の血を引く彼は
日本で生まれ育ち、大学だけトルコに来ているそうで
これまた日本語が上手なトルコ人のお友達と一緒でした。
お友達も日本に留学経験があるんですって。
でもって・・・
日本にいたら、この展開ありえないよね?
バーで飲んでたら、ピッチピチの大学生男子に声掛けられて
一緒に飲むだなんて。笑
日本や日本語が好きなトルコ人と出会うことはあれど
日本とトルコ、両方の国をルーツに持つ人と出会ったのは初めて。
(キッズはあるけど、語れるような世代は初めて。)
世代こそ違えど
日本で生まれ育ち、日本の文化・生活習慣に慣れ親しんだ者同士。
「日本とトルコ」談義は大いに盛り上がったのでありました。
日本で育った彼だけでなく、お友達までもが
大学卒業後は、日本で暮らしたい。と言っていて・・・
これから社会にはばたく世代の彼らにとって
そして、トルコの外の世界(しかも先進国)での暮らしも
すでに知っている彼らにとって
トルコの今の現状は、受け止めがたい現実であり
その想いを共有できる人も、なかなかいないかも知れないし
心の中での葛藤が、たーくさんあるんだろうな。
でももちろん、トルコならでは!の良さも噛み締めてるし
むしろトルコが大好きで大切な場所だからこそ
そして、トルコの問題を直視できているからこそ
今の・今後のトルコを憂いているんだろうな。
わかるっ、わかるよ・・・いや、うそ。
私、あなたたちほど、トルコのこと分かってないと思うけど
でも、察して想いを馳せることはできるし、寄り添うことはできるよ。
何より、その若さで日本もトルコも知ってて
尚且つ、今のトルコの状況を経験しているってぇのは
今後の人生の糧にしかなりませんから!!
と、tapiおばちゃんは、肩をポンポンしてあげたい思いでありました。
気付けば夜もだいーぶ更けちゃいましたし
また是非会いましょう~!と、解散。
帰り道、
いや~、すごい出会いだったね~。なんて
友達と余韻に浸りながら歩きつつ
「てゆーか、私、あの子どっかで見たことあるんだよね。」
と、実は会った瞬間から思っていたことを告白。
そうなんです。
ちょうど数日前に、SNSで見たことがあったんです。彼のこと。 ←怖っ!
SNS上でも、日本語上手なトルコ人の方ってのは
ちょいちょい見かけるんですが
そんな中でも、彼はとっても印象的だったんですよね。
なぜなら
あまりにも日本語の言い回しが完璧でマニアックだったから!
実は、彼も私に会ったときに
「もしかして・・・?」と思ってたということを後々知り。
お互いにそう思いながら、その場で本人に確認しないあたりが
日本人っぽいよねwww
ということで。
それにしても、んまぁー!
引き寄せられたかのような出会い溢れる日々だことっ。
日本人同士でも、トルコ人でも、外国人でも、、、
さすが人種のるつぼ!イスタンブール!!
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