日本が “いただきます文化” だとするのなら
トルコは “めしあがれ文化” なんだと思います。
アフィエット オルスン
Afiyet Olsun!
お料理が美味しくなる、おまじない☆
「めしあがれ!」 っていう意味ね。
日本ではごはんを食べるとき、必ずと言っていいほど 「いただきます!」 を言うでしょ?
私の知ってる限り、トルコではこの文化がないような。
その代わりと言ってはなんですが・・・
トルコではごはんを提供するとき、必ずと言っていいほど 「めしあがれ!」 と声を掛けてくれます。
レストランで食事をするとき
パケット(=テイクアウト)するとき
手料理を作ってくれたとき
まぁ、ここらへんは想定内として。
想定外の嬉しかったことがありまして。
トルコ人の友達がデリバリーを頼んでくれて、一緒にごはんを食べたときのこと。
何も言わずに食べ始めることに違和感がある私は、日本語で 「いただきます!」 と、ひとりごと。
その言葉に反応して、トルコ語で 『Afiyet Olsun!』と、友達が応えてくれました。
とっても些細なことなんだけど、日本の文化を知らない人が
日本の文化に対して、トルコの文化で応えてくれたことが嬉しかったんだー。
私がイチバン恋しい ''Afiyet Olsun'' 大賞を、このおじちゃんに捧げます。
毎朝決まって、授業前におじちゃんのとこへ直行していた私。
「ネスカフェ砂糖1個とミルク入り、あと、常温の水くださいな~。」ってのが決まった注文。
ちなみに、みなさんが想像している普通のコーヒーのことを、トルコでは“ネスカフェ”と呼びます。
え?それって、コーヒーのブランド名ではなくて??
って感じですが、ノンノン。
トルコではメニューに堂々と“ネスカフェ”と書いてあります。
ドロドロ~っとした独特なトルココーヒーではなく、普通のコーヒーを飲みたい方は
“ネスカフェ”を発注してくださいネ。
話が逸れましましたが・・・
おはようの挨拶→注文→お会計→またねの挨拶 という一連の流れを
つたないトルコ語で話す私のことを、毎朝ほほえましく見守ってくれるおじちゃん。
このおじちゃんが笑いながら言ってくれる ''Afiyet Olsun'' が大好きだったんだー。
これがまた、いい声してるんだ♪
みなさんもトルコに行った際には
「めしあがれ文化」 で、ちいさな幸せ感じちゃってくださいね☆