ギュナイのホテル前にある椅子に座って日向ぼっこしていると、いろーんなひとが通って行きます。
このおじちゃん、ナゾすぎた。
相変わらず、にゃんパラな街。
のんびりタイムを満喫したら、いよいよお出掛けです。
ちょっと遠出して、高台にあるピエール・ロティのチャイハネ(カフェ)に行く予定。
近くにあるジャーミィにも寄りたいと思います。
行きはバスで行って、帰りは夕焼けタイムに合わせて、船で帰ってきちゃおかな??
地歩きに書いてある行き方とは別な方法を、ギュナイが調べてくれました。
ネットで乗り換え方法とか調べられるやつ、トルコにもあるんです。ちょっとビックリー。
「ベヤズットあるでしょ?あそこからバスに乗って、エユップで降りて。バスの番号は○○番ね。」
『・・・ベヤズットって、どこ??』
「なんでー?ベヤズットも知らないのー?イスタンブール、3回目でしょー??」
3回目って言ったって、まだ累計しても7日目くらいだものっ。わからないよー。
ギュナイ先輩は丁寧だけどもスパルタ。
でもおかげで私、イスタンブールでの行動範囲、かなり広がりました。
「何かあったら、すぐ電話して」
「ちゃんと電話繋がるか、今、ちょっと掛けてみて」
「バスやトラムに乗ったら、危ないから荷物は前に持って」
「ひとりだとすごい声掛けられるから、気を付けて」
やっぱり優しいにゃー☆
いざってときに頼れる人がいるからこそ、ひとりでもちょっとした冒険ができたんだと思います。
なんだかついつい居心地よくって居座りがちですが、そろそろ出発しますかね。
相変わらず可愛い。
私も来年の春は、ベランダでチューリップ育てようかな??
この日は金曜礼拝の日。
毎日はお祈りしないひとたちも、金曜日は特別らしい。
街中のジャーミィからアザーンが聞こえて来ると、ジャーミィ周辺の歩道は、敷地内に入りきれない人で
ごった返していました。
myじゅうたんやら、代わりの布やら、まさかのダンボールやらwを道路に敷いて、お祈りタイム。
敷物がない人は、となりのひとに「ちょっと一緒に使わせて♪」的な光景も見受けられました。
謎の子供たちに遭遇!
なになにー?この衣装、なになにー??
物珍しそうな顔で眺めていたら、「ジャポーン!」と言われました。
そう。おっしゃるとおり、わたしはジャポンです。
トルコじゃ当たり前のように、ずばり日本人だと言い当てられます。
中国人でも韓国人でもなく・・・
それだけ彼らの中では、日本人がメジャーなんです。嬉
ガラス越しに見えるのは、経典コーラン。
イロトリドリでステキだなぁ。
やっぱ、トルコの国旗、可愛くてすき。
トルコ人って、赤が好きなイメージあるんだけど、やっぱそれって国旗の色だからなのかな?
ついにベヤズットのバスターミナルに到着!
念願のイスタンブールカード(東京でいうとこのSuica)も無事購入し、るんるんです。
ギュナイには
「なんで欲しいの?カード発行するだけで6TL(1TL=約50円)掛かるしもったいないよ・・・
パシャが持ってるから、借りれば?」
って言われたんだけど。
いいの。想い出の品として、日本に持って帰りたいの。
3年前に買った地歩きには載ってなかったから、去年まではこのカードの存在を知らなかったんだけど
最新版に載ってるのを見て、ぜひとも欲しかったのです。
チャージ方式で、これ1枚あればバスもトラムもメトロも船も乗れちゃうんです。
日本と同じ、タッチアンドゴーなのです。
こうやって、ジモティと同じアイテムを手にすると、なんだか嬉しい気分になります。
さて、バスに乗ったら意識を集中して!
乗り過ごさないよう、車内アナウンスに耳ダンボですよー。